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⑫話感想 たきなーそこだー!やれーやっちまえー!

(9/23)

さて、いよいよ十二話の感想です。なんか、全十二話だと勘違いしていた哀れな子羊がいたらしいんですが、私は知りません。ギリギリ次回予告のコメント欄で気づいていたりなんてしないですよ。


 そんなこんなで本編。


 引きからの展開が早い!

 十二話にして、次回予告はミスリードだらけだと気づいたわけなんですが今回のメインはあの方ではありませんでしたね。

 

 個人的には、一番すかっとしたのはくるみの活躍ですね。やっぱりバトルシーンとかよりも、こういう活躍が見ていてすっきりするというか。好みですけれど。

 喫茶リコリコの面々が大活躍です。ミズキもただの飲んだくれの婚活お姉さんじゃなかったんだ。ほとんど全員が活躍したというわけで、あとはミカがこれからどうするか、ですよね。落とし前つけてきてくれ。


 千束のたくさんの表情が映る回でもありました。良くも悪くも。

 残り二話でここまで追い込むかあって感じでびっくりしました。もう少しなんかこういい感じの流れに持っていくと思っていたので。でも、あまり悲壮感がないのはやっぱりたきなが傍にいてくれていたりしたからかなあと思ったり。


 ていうか某ヤバイヤツ。真島さんよりもヤバイヤツ。こいつが想像の斜め上のモンスター過ぎました。たきなに対しては優しい言葉遣いなのもだし、自分の欲望を叶えられそうな時に優しげな口調になったりするのも怖いし。完全にたきなに感情移入してましたね。今作で一番千束よりもたきなにシンクロした瞬間だったと思います。この時のたきなの台詞もカッコイイし、それに対する千束の台詞もカッコ良かったです。きらいだーも好きでした。ここの展開は本当に予想外で、だいぶ面白かったです。完全にしてやられました。


 前回だか前々回だかで、ちょっとフキの株があがっていたりもします。なんかこう、たきなが問題行動を起こす度に、みんなの前だから自分が注意しているみたいな風にも見えてしまって。今回は、ほほを触ってこれからやるべき事を思いつくのも良かったです。なんならその後のちゃんと台詞を思い出すシーンが私たちには聞こえてなかったらもっと良かったです(過激派)。


 あともう巻きに入っているから、名前だけだしてたあの組織とかも掘り下げられないんだろうなあと思ってたら思いっきし介入してきましたわよ。こいつらも崩壊させないとだめじゃないですかね?


 くるみの作戦が成功したときの市民の反応はちょっと面白かったです。

 平和ボケ、何年も治安がいい場所で暮らしてきた、普段の情報統制が上手くいっているという条件が揃っていたこと。今の私たちからするといやいやいやって思えても、その社会に住んでいる人からしたらそういう風な思考回路が出来上がっているのかもなあとか思えて。怖いことの可能性を考えるよりも、安心出来る情報の方が信用したくなってしまいますからね。しょうがない。まあでも、一部はそうではなくて、ちょっとした変化はちゃんと起こったりするのかもしれませんが。


 総括。

 いよいよ、どういう終わり方をするのか分からなくなってきました。

 前回までだと個人的にはハッピーエンドよりだったんですが、今回を見るとまたむむむと。ただやっぱりちょっとこのままだとバッドに行くには上手くまとめるための尺が足りないような気もして。まあ普通に先延ばしにして、まだその日を迎えないままに終わらせる~ってパターンもあるかもですが。

 あと、真島さんやっぱり強すぎる。補正入ってますよなんらかの。死ねない才能とかの方がよっぽど似合ってますって真島さん。

 さてーどんな感じで終わるのか、気になるリコリスリコイルです。今の所、まあ無事に着地できる可能性はどうだろうなあって感じです。正直。終わり方ってむずかしいですもんね。綺麗さと、リアリティのせめぎあい。いまのところまだ私の脳裏には四話がベストストーリーとして映っているので、それを更新してくれると嬉しいなあ、なんて思います。

 それではまたあと一度だけ、お会いできたら。

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