表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

⑨話感想 バスローブのおっさんで笑わせるのやめろ

(9/1)

いえいリコリコ九話感想デース。本当は、ここから先は君たちの目で確かめよう、私は全部見終わってから感想を書くぞ! みたいな感じで逃げようとしたんですが、ありがたいことに記事に反応がありましたので、続けることになりましたー。

 いつでも逃げる準備はできている。


 九話、私はトラッキー……じゃない、トリッキーな見方をしていました(トラッキーは阪神タイガースのマスコットです)。

 ほら、前回だいぶ不穏な終わりかたしたじゃないですか? だからあ、これは嫌な予感がすると思って、先についったーである程度のネタバレを見てから、見るかどうか決めようと思いまして。したら「〇〇二ヶ月」がトレンドに。なんなら普通に検索ワードからネタバレしてました。


 前回の話を見終わってから、私は、もしかしたら来週は千束が一切出てこなくて、次回予告でのたきなの顔は、もう離れた千束と会えないことに絶望した顔なのかなとか思ってました。開始二分くらいで再会してました。ざるな予想でした。


 そこでまあ、衝撃の事実を告げられるわけなんですが。二段構えがよかったです。

 元々そうだった、ということ。だから、ちょっとだけ予定が変わっただけで大筋が変わっていないこと。そしてそれを千束は自覚していたということ。

 ちょっと衝撃的すぎて千束の気持ちを考える事は私には難しかったです。幼い頃から、それを自覚していて、顔には出さないで、笑顔を振りまいて。まだまだ私は未熟なようです。


 そして喫茶リコリコ。

 くるみの言い回しとか、やりとりとかも良かったですね~。聞いてられる。

 ミカの回想、ローブのおっさんずが出てきた時は吹き出しましたわ。そしてその格好で娘とか言うな。

 回想シーンでの吉松を見ると、だいぶ情があるように見えました。ここ最近の行動で株が乱高下しっぱなしです、吉松氏。私の考察はぐちゃぐちゃです。


 そういえばあと千束に優しい声で「走らないで下さい!」って言うたきなの台詞、なんかよくわからないんですけどめちゃ好きでした。感情がこもっていたからかな。


 最後の最後で、たきなが千束を誘うシーン。ちゃっかりしおりにはたきなのセンスの絵もかかれていたりして。

 このときは、四話とは対照的(?)、にたきなの表情がすごく硬かったような気がします。千束を楽しませる、という至上目的があったからこそなのか、描写されていないだけだったのか分からないですが。最後の最後に自分に為にも、千束と思い出を作ろう、というよりかは千束のために楽しい一日を作ってあげよう、という目線の方が強いのかなーと思いました。

 このときは、千束とたきなのどちらかが思いきり感情をはき出す場面もあるかな、と予想してたんですが今回はそうはなりませんでしたね。自然とそうなったのか、相手のことを思った結果そうなったのか。どっちだったんでしょう。



 最後に、ちょっとだけ上手く言語化出来てない部分を話します。

 なんとなく最初にこのお話を見て、そうは言ってもハッピーエンドなんだろうなという風に思いました。十年前の技術なら今は進歩しているかもだし、吉松氏に何かしらの意図があるっぽいし(くるみ談)、登場人物の大体が覚悟を決めているし。あと、メタ的な感覚として、この手のパターンで本当にバッドエンドに向かうパターンをあまり見ない。


 私は当然、千束とたきなの事が好きなので、バッドエンドに向かって欲しいワケではないです。でも、ここまで希望をちらつかせておいて、バッドエンドに向かっていくのもそれはそれでリアルで、心に残る物語になるだろうなとは思いました。ずっと死と向き合って生きてきた千束が、ちゃんとした最後を誰かと迎えるというのも、たくさんの感情が入り交じった見たことのない物語になると思いますし。それに現に、私は油断しています。まんまと、どうせハッピーエンドなんだろうから気楽に見ようって気分だったりします。そこを刺されるかもしれない。ノベライズに浮かれていた奴らを潰す気かもしれない。


 んーでも、やっぱりハッピーエンドのほうがいいかなあ。

 着地点は結構難しそうですけど、やっぱりそれでも生きていて欲しい。だって、たきなが来たお陰で千束の運命が変わって、幸せに向かっていくって構図も素敵だと思うし。普通に戻った千束が、等身大の女の子として、未来に向かって悩んだりして今までよりも落ち込んだりしながら、たきなと一緒に過ごして欲しいとか思ったり。それに、自分の答えとして、何かもう一つ新しい生きる目的を見つけて欲しいな、なんて。そんな一個人の妄想でした。


 今回も閲覧ありがとうございました。

 本当は、吉松氏とかミカとか真島さんとかリコリスとかの考察をした方がいい気がするんですけど、本編で新鮮に驚きたいのでもう設定についての考察とかはしなくてもいいかなあと思いました(笑)。ごめんなさい。

 それでは。

 ???「二ヶ月って、何が二ヶ月……」

 ???「期間だ。筆者が、ALIVEをitunesで購入しようか、迷っている期間」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ