⑦話感想 濃いよ。いろんな意味で。
(8/18)
リコリコ七話感想です。もうあと、五話。一ヶ月を切りそうですねーそろそろ。
ぶっちゃけ四話くらいの段階で、いかにシリアスに突入せずに逃げ切れるか、を考えていたので、しみじみ感よりもなんとか丸く収まってくれーというはらはら感の方が強いです。どんなアニメだ。
今回は、結構予想と外れていました。そのぶんクリーンヒットしたお話でした。
いつかの次回予告で腹筋を破壊してきたあのコンビがまたしても逢い引き。
千束のお話をここで進めてくるか、って意外な感じでした。
出会ってしまったときの千束の表情がいいんですよねーまた。明るさに、ちょっとだけ緊張とか、不安とかが見えるような表情。いいですね。たきなの口元が緩むところもいいですよ。たきなはやっぱカッコイイ系似合うな。執事とかどうですか。いや、でもだからこそかわいい系か。
千束の心中がどうなのかは分かりませんが、思ったよりも動揺が少ないなと思いました。
千束は自分の生き方については、とっくに自分の中で答えが出ているからなのかな。
おっさんの濃縮された回想シーンは、あの、面白かったです。なんだろうなあこの。
真面目なシーンなはずなのに面白いとか卑怯だよ。あと唇を強調すな。
頼りになるおっさんのかっこわるい所って、見たくないようで、味が出ていいよね……
帰り際、たきなが話しかけられたシーン。たきなが千束に対してどういう答えを求めるのか、改めて大事な立ち位置になってきているなと思いました。このときのたきなが彼にどういう印象を抱いたのか。「千束の居場所はここではないと」と言われたことに対して。
たきなは、自分の居場所だと思っていた場所を否定される苦しみを知っているからこそ、千束の味方になってくれるのか。それとも、千束のためを思って才能を活かせる場所に行った方がいい、と思うのか(殺し屋うんぬんは置いておいて)。もしくは、自分の居場所から千束がいなくなってほしくないと思うのか。注目です。
喫茶リコリコでのやりとりも、相変わらずくるみが容赦ない。『お前が低級だからだ』は容赦なさすぎて……(笑)
やっぱり、くるみが感情移入しやすいキャラになってきているなあって感じでした。
相変わらずチートな性能だし、喋る言葉も面白いし。
前振りじゃないだろうな(疑心暗鬼)
あと、フキたちも一瞬死亡フラグが見えました。
あっさりたきなと喋ったりとかしていないのはよかったです。
それとUSB。果たしてくるみのパソコンに無断で刺して良かったんだろうか……あれも所長の差し金でバックドアとか仕込まれていない? 大丈夫? 結局所長の底が見えないからどこまで考慮しているのか分からない。
それとたきな、まだDAへの未練あったんですね。そこはなあなあじゃないんですね。買い言葉かもですけど。
真島さん、思ったよりもやばいやつだった。いや凄い奴の方が正しいか?
何かの間違いで真島さんと千束が最強タッグを組むことはあるんだろうか。そもそも真島さんの生死がどうなるのかも個人的に注目です。メタ的に見たら、人を亡き者にしすぎな真島さんはバランスを取るために死んでしまうはずなので。
相変わらず、アラン機関の目的が謎。マジで人間よりも才能を上に置いているんだろうか。殺しの才能って野に出していいやつなのか、それ。自分たちも殺されちゃわない? 大丈夫? まあそこら辺はあんまり深く考えなくてもいいか。そのうち答え出るでしょ。
今回は、最後に千束について。
今更なんですけど、千束ってたきなが来る前はリコリコで年の近い人との交遊とかってなかったのかなって。DAを抜けたのが十年前 (?)だとしたら、だいぶ普通とは違う生き方だなあと(※DAは普通ではない)。周りから必要とされるような人間として生きてきた、たくさんの人と接しながら。友達と遊んだりする時間とか、あったのかな。だいぶ、私たちが思い浮かべる普通の高校生とは違う設計図なはずなのに、千束はまともというかもとも以上に見えてしまうなあ、とか。
鬼のような脚本を描くんだったら、ここまで誰かに受け入れられていて、大事にしている千束の居場所を……いえ、言葉にするだけでなんか嫌な気持ちになりそうなのでやめときます。
七話は、だいぶストーリーが動いたお話でしたね(毎回言っている気がする)。
最終決戦の匂いも漂ってきたような。
思ったよりも、新キャラとかは出さずに今いるキャラクターで話が進んでいきそうですね。既存の人物たちの掘り下げがどれだけ進んでいくのか、期待です。そしてミズキは最後まで婚活ミステリアス路線なのだろうか……
今回も、最後まで閲覧ありがとうございました。だんだん自分の感想に自信が持てなくなりつつありますが、なんとか書き上げられました。読了、サンキューです。