06 私たちの名前
ここはニュンフェハイムの宮殿に構えられた一室。
この場にいるのは私たち7人ともう1人。
「うーん……なんか違うなぁ」
「ユウヒさん、随分と悩まれていますね」
唸りながら紙と向き合っている私を横から見ていたティアナがそんなことを言う。
「そりゃあ悩んじゃうよ。一度決めたら気軽に変えられないから、この先一生付き合っていかなくちゃならないかもなんだし……慎重に決めないとね」
安易に決めてしまえば、恥ずかしい思いをすることは必至だ。
「そもそもわたしは名前を分ける必要なんてないと思いますけど」
「いやいや、あんまり本名が広がっちゃうと女神だ精霊だ、って行く先々で敬われちゃって面倒くさくなっちゃうよ?」
「……まあ、それはそれでたしかに嫌ですね」
コウカをはじめ、みんなが不満は抱くのも無理がない。この子たちがそれだけ自分の名前を大切にしてくれていることはよく知っている。
「でもそれってなんだかすっごく今更感があるよ?」
「……ずっとこの名前で活動してきた」
「ダンゴ、アンヤ、これは私にとっては死活問題なんだよ」
コウカに語った理由ももちろんあるが、それ以外にも名前を分けるに至ったことには理由があるのだ。
1年ほど“女神ユウヒ様”と呼ばれ続けてきた私だが、ついに限界が来た。
なんというか、それを聞いたり文面で見たりしただけで肌がむず痒くて堪らなくなってしまうのだ。
だから我儘を承知で元々の名前と女神としての名前を分けさせてほしいとティアナ達聖教団側に頼み込んだのが事の経緯だ。
「まあ何でもいいけど、そんなのちゃちゃっと決めちゃいなさいよ。私たちと契約した時はそんなに悩んでなかったでしょ?」
「えぇ、みんなの名前もあっさり決めたようで結構ちゃんと考えていたんだよ?」
名前というのは生まれて初めて贈られる大切なものだ。
この子たちの場合は少し特殊だけど、名前を蔑ろにしてはいけないということは変わらない。
「それはまあ……疑っているわけじゃないけど……」
「もう~ヒバナお姉さま~またぐねぐねした言い方~」
「……ぐねぐねって、ひねくれ者って言いたいの? ……ふーん、生意気なことを言うようになったのはこの口かしら、ねぇ」
ほんわかとした笑顔の中に少し悪戯心を滲ませているノドカの頬がヒバナによってぐにぐにと引っ張られ、緩い悲鳴が響き渡っている。
それが楽しそうに見えたのかダンゴも参戦し、その様子を私たちは笑顔で見守っていた。
「ふふふ、皆さんやっぱり仲良しさんですね。羨ましいです」
「ティアナも混ざって来れば? ティアナならきっとあの子たちも受け入れてくれるよ」
「もう、ユウヒさん。私はミンネ聖教の聖女です。混ざるのではなく見守り、ここから拝むのが私の役目なんです」
胸を張ったティアナが自慢げな顔でよく分からないことを口走っている。
聖女って面倒くさいなと思いながら再度ペンを持ち、紙に向き直った私だが――やはり思い浮かばずに時間だけが経過していく。
「マスター、そろそろ休憩しましょう。根を詰めても仕方ないですよ」
「ん……そうだね」
「すぐに決めないといけないことでもないですし、おやつでも食べながらゆっくりと……ね?」
これだけ悩んでいても何も出てこないのだ。ここはコウカの言うように一旦頭をリフレッシュさせるべきか。
◇
「……これ、おいしい」
「私もこのお菓子大好きなんです。気が合いますね、アンヤ様!」
「ええ。砂糖水に溶かしたら多分もっとおいしい」
「え……砂糖水に溶かす……?」
「試してみて」
ティアナはアンヤの言葉に固まってしまった。その様子に私はつい笑みをこぼしてしまう。
――よし、いい具合にリフレッシュできた。
また名前の案を捻り出していくのもいいが、みんなにも私の女神としての名前に合わせた別の名前を考える予定なのでその名付けの参考にするためにも、ここはもう一度この子たちの名前について整理してみてもいいだろう。
用意されたお菓子を少しつまみつつ、紅茶を口に含んだ私はリラックスした体勢のままペンを取る。
「お姉さま~まだお休みしよ~?」
「うん。新しい名前を考えるのは後にしてちょっと頭の中を整理するだけ」
「整理~?」
「ちゃんと話すのは初めてだよね、みんなの名前の由来」
全員の視線がこちらに向いた。
「ゆらい?」
言葉の意味が分からなかったのだろう。ダンゴが首を捻るとシズクがその疑問に対する答えを口にした。
「簡単に言えば、どうしてそうなったのかっていう理由のことだね」
名前には必ず意味があって、そこに込められた想いがある。みんなにはどうか私の想いを知ってもらいたい。
小学生の頃、学校の授業で自分の名前の由来を両親に教えてもらう機会があった。パパとママがこの名前に込めた想いに触れ、心が暖かくなった覚えがある。
あからさまにそわそわし始めたみんなを横目に私は紙の上でペンを走らせた。
数秒の後、紙に記されていたのはきっとみんなにとっても馴染みのない文字――漢字だ。
「これ、見てくれる?」
この部屋にいる全員が顔を寄せ合いながら紙を覗き込んでくる。
「文字ですか?」
「そうだよ。漢字っていう私の故郷で使われていた文字だね」
「ユウヒさんの故郷ということは別の世界の……」
私は紙の上の4文字“有明優日”という字をペンで指し示す。
「前の2文字が名字――つまり家名だね。それで後ろの2文字が名前。これで“ゆうひ”と読みます」
名字と名前をそれぞれ円で囲む。
今回、みんなへの解説に使うのは名前の方だ。
「漢字は一つ一つの文字にもちゃんと意味があるんだ。例えばこの“優”だと優しいとか優れたとかそういう意味で使われることが多いの」
「1つの文字に意味がいくつもあるの?」
「そうだよ、少ない文字数の中にたくさん意味を込められるのが漢字の面白いところなの」
ちゃんと説明しようとするとみんなもワケが分からなくなるだろうから、簡単な言葉で最低限理解してもらえるように心掛ける。
「……後ろの文字は、“日”?」
「おお……アンヤ、その読み方で正解。こっちの“日”はこれだけで太陽のことを指すことができます」
「合わせると……“優しい太陽”?」
まあ、つまるところそういうことだ。
「“太陽みたいに分け隔てなく、大きな温もりと優しさを分け与えられる人になってほしい”っていうのが私のパパとママがこの名前に込めた想いなんだ」
この名前は私にとっての宝物だ。
「それでね、パパとママにとって私は人生に彩りを齎してくれる太陽なんだとも言ってた。宝物で……生きがいだって」
多分、この話をみんなにできて私も浮かれてしまっているんだろうな。少し冷静になるように努めよう。
「なんて……自分でこんなこと言うのもちょっと変だよね」
「そんなことありません。とても素敵なお話じゃないですか」
ティアナの言葉にみんなも頷いてくれている。
それがなんだか嬉しかった。
「――えっと、私の名前についてはこのくらいにして……まずはコウカからだね」
「はい! なんだかワクワクしますね!」
紙の上に“光華”と書く。
その瞬間、みんなから感嘆の声が上がった。
「これがわたしの名前を表す漢字……」
「まずは分解してみよう。前にある“光”、これは光のことを表しています。それで後ろの“華”は主にお花のことを表したりだとか華やかみたいな意味で使われることが多いかな」
「光と……花……?」
「この2文字を組み合わせることで“光華”は“美しく輝いている光”という意味になるんだよ」
コウカが目を見開き、僅かに開いた口から彼女の息が漏れる音が聞こえてくる。
「あの日、初めて会ったコウカは私にとって本当に眩しかったというかヒーローだったというか。この子がいてくれればきっと私の未来は明るい、みたいな」
「マスター……!」
「……あはは、なんだかいざ言葉にするとちょっと照れくさいね」
感極まった様子で瞳を揺らすコウカに見つめられていることでさらに気恥ずかしくなって、顔にどんどん熱が集まってくる。
「すっごくいい名前!」
「ええ、聞けて良かったわ。ちょっと感動ね」
ダンゴとヒバナだけではない、他の子もそう思ってくれているらしい。
「じゃ、じゃあ次はヒバナとシズクね!」
これ以上は本当に恥ずかしいので次の説明をすべく、紙の上に“火花”、“雫”と書く。
「“火”は読み方の通り、火を表すよ。それで後ろの“花”はこれでお花のことを意味するの」
「え? これも花?」
「うん。でも、どっちかというとお花そのものを表す場合はこっちの文字を使うのが一般的かな」
“華”と“花”という同じものを表すことのできる漢字について少しだけ説明する。
「ヒバナとわたしの名前、こんなところに共通点があったんですね!」
「ええ……びっくりよね」
「なんだか嬉しくなります!」
「……そうね」
当人であるコウカとヒバナ――とくにコウカは目に見えて盛り上がっている。
私がそれを眺めながら頬を緩ませていると、紙をジッと睨んでいたシズクがポツリと声を漏らす。
「共通点……もしかして、ここの上の部分も何か意味がある?」
「すごいよシズク、いい着眼点! これは草冠と言って――」
シズクはすでに漢字そのものにかなりの興味を持っているようだ。
他のみんなも興味深そうにしてくれているが、シズクのそれは比ではない。
「――漢字の構成で言えば、“雫”という字を分解すれば“雨”と“下”という字が出てきます」
「ふんふん」
「つまり“雫”という文字は雨がぽたぽたと滴っていく様子を表しているわけだね」
ヒバナとシズク。出会った頃のすごく小さくて可愛らしい姿からこの名前を2人に贈ったんだったか。
それをそのまま今の2人にも伝えてみる。
「か、かわっ!? うぅぅ……!」
「ゆ、ユウヒちゃん……はずかしい……」
「今だって最高に可愛いけどね」
思い付きで2人の顎の下を撫でてあげるとそれはもう可愛らしい反応が返ってきた。
子猫みたいだ。
「――よし、次はノドカね。ノドカは……」
「えへへ~どんな漢字か楽しみ~」
「やっぱりカッコいいのがいいよね、ノドカ姉様!」
「え~、かわいいのでも~きっと素敵ですよ~?」
「うーん……まあ、それもそうだね!」
ノドカとダンゴの期待が高まっている。
だが紙の上には未だノドカを示す漢字は記されていない。
取り敢えず苦し紛れではあるが、“のどか”と書くことにしよう。
「……違和感」
「ユウヒちゃん、これって本当に漢字?」
鋭い指摘が入る。
どうしてこれだけで漢字ではないとバレるんだ。
「えへへ……これは平仮名です。かわいいでしょ、平仮名。漢字でどう書くかは……忘れちゃった」
漢字でも表すことができたはずだが、平仮名で書くのが一般的なのだから仕方ないのだ。
「えぇ~漢字~! わたくしも漢字がいい~!」
「ますたー、姉さんがかわいそう。頑張って思い出して」
ノドカが駄々をこね始め、アンヤにもそう言われてしまった以上、どうにか思い出そうとしてみる。
――たしか2文字で表せて、1文字目に“長”という漢字を使ったはずだ。
「最初が“長”で、後ろに来るのがたしか“間”みたいな部首が門構えの漢字のはずだけど……なんだったっけなぁ」
「お姉さま~思い出して~!」
駄目だ、もう少しで思い出せそうではあるのに。
――いや、ここは言葉の意味から考えてみるべきだ。
穏やかでのんびりとしているような様子を表す漢字を洗い出していく。
その中で門構えを部首とする漢字は――。
「閑散……ああっ! これだ、“長閑”! 閑古鳥に閑話休題! “閑”は静かとか暇とかそんな感じの意味! だから長さを表す“長”と合わさることで穏やかとかのんびりみたいなニュアンスになるの」
「のんびり屋のこの子にはぴったりってわけね」
でもまあ、それだけではない。
「出会った頃のノドカってずっと寝ていたわけだけど、なんて言うのかな……こう暖かくて心地よい春の陽気のような雰囲気を感じられたんだよ。その時の自分の感覚は間違いじゃなかったって今になるとよくわかるんだけど」
ノドカはすごく温かい子だ。そんなノドカの温かさに救われてきたのは私だけではないはず。
「うんうん! ノドカ姉様、いっつも優しいもん!」
「天賦の才って言うのかな。ノドカちゃんの雰囲気がもうズルいよ」
「そんな優しさと雰囲気にわたしたちはいつも癒してもらってきましたね」
ダンゴとシズクの言葉にコウカが同意を示す。
「んふ~、もっと褒めて~」
褒められてご満悦な様子のノドカが頭を差し出し、あの子たちに撫でてもらおうとしている。
「深い眠りへと引きずり込もうとする魔性の枕だわ」
「……素直じゃない。いつもかわいい寝顔」
「なっ……」
「魔性の枕ですか……私、すごく気になってきました……」
「……あなたが想像しているような事ではないと思うわよ、ティアナ。そんなに気になるならノドカを昼寝に誘ってみればいいと思うけど」
ただの昼寝と侮るなかれ、何人たりとも抗えない至福の眠りを提供するノドカとのお昼寝は本当にすごいのだ。
ティアナにも是非おすすめしたい。
「――はい、じゃあ次はダンゴの番」
「あっ、ボクの漢字! 待ってました!」
紙の上にササッと“団子”という文字を書いた私は口を開く。
「“団”は丸いとか集まりとかを意味します。“子”は基本的に子供のことだね」
「こ、子供……?」
「ダンゴの髪のまとめ方をお団子って呼ぶことは前に話したよね。実は団子って食べ物の名前なの」
「えっ、食べ物の名前だったの!?」
ダンゴがすごい勢いで驚いているが、それも仕方ない。自分の名前が食べ物と同じ名前だとは想像もつかないだろう。
だが、ここまで話してふと気付く。
――私、完全に見た目の印象だけでダンゴの名前を決めている。
「ダンゴを初めてみた時に泥団子とかコーヒーゼリーみたいだなって思って、それが頭から離れなくなっちゃって……泥団子って泥を丸く固めて作るものなんだけど、これが時間を掛けるとピカピカの宝石みたいになるの。楽しいし、すっごく綺麗だから今度一緒に作ってみようか。甘くておいしいタレを付けたみたらし団子も作ってあげるからみんなで食べようね、ダンゴも絶対に気に入ると思う!」
ダンゴとアンヤの目がキラキラとし始めた。
……よし、上手く説明できたはずだ。
「勢いで乗り切ろうとしてるわ」
「ひーちゃん、それ言ったらダメ……」
うんうん、何も聞こえない。
「――よーし、それではお待ちかね、アンヤ」
紙の上に書く文字は“闇夜”だろうか。
「これが……アンヤの名前」
「そうそう。こっちの“闇”はアンヤの属性でもある闇を表します。それで“夜”は夜のことだね。アンヤを最初に見た時にね、この子は私たちに安心を与えてくれる静かな夜の空みたいだなぁって感じたの。今でもそれは間違ってなかったんだなって思ってるよ」
「……夜の空」
アンヤが鞘に収められている霊器“月影”をそっと手でなぞっている。
――夜の空には月が映える。
この子が持つ優しさは寄り添うような優しさ。安らぎを与えてくれる優しい夜――“安夜”とも言うのかもしれない。
「ちなみに私の大切な友達でアンヤのお母さんでもある瑠奈の名前は――」
◇
「皆様のお名前に込められたユウヒさんの想い……とても素敵なお話ばかりでした」
「ティアナにもそう思ってもらえたのなら嬉しいな」
「ですのでユウヒさん、どうか私の名前も漢字で表してください!」
「……うん、なんとなくそう来るだろうなぁって思ってた」
ティアナの性格的に羨んでくるのは容易に想像できた。
正直言って無茶ぶりに片足を突っ込んでいるが、既に考えてはあるのでサラっとペンを走らせる。
紙の上に記されているのは――“帝愛那”。
これではティアナではなくテイアナだが、まあいいだろう。
「こ、これが私の……私だけの……!」
「うん、そうだよー」
「早速、公文書の修正依頼を出さないといけません!」
「ちょっ、どうしてそうなるのかな!?」
「女神様から賜ったお名前、ユウヒさんが考えてくださった漢字を使わずして何が聖女ですか!」
「そんな暴走しなくていいから!」
――聖女っていう生き物、すごく面倒くさい。
「文書へのサインはこっちの字を使っていいですか?」
「ダメ」
「制服に刺繍を施すとか……」
「それは本当にダメ。この漢字はプライベート専用です」
「そんなぁ……」
暴走族とかが使う当て字か何かを想起して絶対に笑ってしまうし、何よりも考えた私が恥ずかしいから本当はプライベートでも使ってほしくない。
この子の場合、制限しないと絶対に見せびらかして自慢しようとするし。
――取り敢えず落ち着いてくれたようで一安心だ。
「あれ……シズク、何を書いているんです?」
「ち、ちょっとコウカねぇ、勝手に見ないで!」
その時、不意に聞こえてきたコウカとシズクのやり取りに誘われた私はペンを持ったシズクの手元を覗き込む。
これは――。
「“有明雫”?」
「ゆ、ユウヒひゃっ!? こ、これは漢字の練習!」
顔を真っ赤に染めながら、体で字を覆い隠してしまったシズク。
多分、まだ慣れていなくて上手に書けないから見られるのは恥ずかしかったのだろう。
――そんなに恥ずかしがらなくても、初めて書いたにしてはかなり綺麗な字を書けていたのに。
でも漢字にここまで興味を持って練習を始めてくれたのはなんだか嬉しい。
「練習か……なら自作の漢字ドリルを作ってあげる。簡単な漢字から覚えていけば難しい漢字も書けるようになっていくよ」
「う、うん嬉しいなぁ。……うぅ、それは本当に嬉しいのにぃ……!」
感情が昂っているのか、俯いたまま震えているシズク。
コウカに頭を撫でられてもされるがままだ。
――さて、と。
「今度はちゃんと決められそう」
今日、私が決めようとしていたのは私の女神としての名前と精霊としてのみんなを表す名前。
何も捻った考えをしなくてもよかったのだ。
「ねえティアナ」
「はい、なんでしょう?」
「この国の辞書を持ってきてくれる? あとはミネティーナ様のことでちょっと教えてほしいことがあるの」
みんなの名前に込めた想い。それはそのままに言葉を変えるだけでいい。
そして人々に愛の大切さを説いたミネティーナ様の事を知り、私は私の女神としての名前を考えた。
調和を司る救世の女神ハルモニティア。
光の精霊姫シェーネンリヒト。
火の精霊姫フュンケ。
水の精霊姫トロプフェン。
風の精霊姫フリードリヒ。
地の精霊姫シュラムクーゲル。
闇の精霊姫デュンケルナハト。
この名前が私たちのもう1つの名前として後の世にも伝わっていくことになる。
これをみんなに最初に伝えた時はすごい拒否反応を示されたんだけど。
いや、ダンゴはかっこいいってちょっとだけ喜んでいたっけな。




