閑話 アジアの勢力関係
閑話 アジアの勢力関係
1940年大東亜戦争開戦前の大日本帝国の周辺状況は以下の通りである
俺の知る戦史では、日本はすでに中国(主に国民党)と泥沼の戦いを中国本土で行っているはずだったが・・・
満州、中国国境は万里の長城となっている、戦闘は行われていない
帝国は中国国境守備のため10万人を展開している
朝鮮半島は完全にロシア大公国が支配しているが、帝国には通行、鉱山開発利権は認められている
ロシア大公国王室は、命の恩を感じており、いまだにアレクセイ大公は俺の治療をたまに要する状態であり、姉と結婚したため縁戚となっている、母親は息子の治療を行って貰えるため大変な日本贔屓である、父親は反日本(反高野!)だが、部下のミハイル軍団長は大の日本贔屓、そのほかも同調しているので当面大丈夫のはずである
因みに、有栖川宮は、俺の結婚相手の上の姉と結婚しているので、義兄になった
この婚姻で、日本の宮家とロシア王家も縁戚となっている
そのロシア大公国は極東シベリヤからバイカル湖までを完全に支配下に置き、中央シベリヤの資源地帯を個別に実効支配している
ソビエトはオムスクを中心に、ロシア大公国とにらみ合っている状況となっている
散発的に戦闘が行われており、日本は義勇軍として、戦闘に参加して経験値を得ている
日本・ロシア・満州国は防衛同盟を締結中
それに加えモンゴルがそれに加わり、ソビエトをけん制している
モンゴルは親日政権となっている、また宗教上の友好国であるチベット(同じラマ教)も友好国なっている、この二国には日本が軍需物資を提供し、軍事訓練の支援も行っている、
この2国がしっかりと独立を維持することにより、巨大な中国を発生させないようけん制してもらうことになる
その中国は国内で、国民党と共産党が泥沼の戦いを繰り広げている
日本は、関東軍(中国国境も関東軍)がロシア・ソビエト国境で40万人を展開している
満州国では、国民による自主的な軍隊を編成すべく訓練が行われている(満州国の軍事的独立の準備)
ロシア大公国は人口の問題(人口2000万人)から、兵力は50万人しか集められていない
おそらく100万人が限界であろう
その点、満州国は人口が1億以上(実際はもっといるが戸籍がとれない)いるため、5%でも500万人を集める潜在能力を持っている
因みに5%も集めたら、一年で国は崩壊するといわれている




