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0.三十路男は夜道をいく

新作です、よろしくおねがいします。


(冒頭追記3/2)

0話だけ重ためですが、そこからはポップな話になっていきます。



 


 婚活からの帰り道、俺は鬱々としながら人通りのない夜道を歩いていた。


「最悪だっ」


 腹立ち紛れに地面に転がっていた空き缶を蹴り飛ばす。

 グシャン。

 予想外に鈍い音がして、足に重たい反動と痛みが走った。


「えっ?」


 プシューという音とともに、ひしゃげた缶から中身がシャワーのように吹き出して、俺の体に甘ったるい内容物を振り掛けていく。

 空じゃないのかよ!

 一瞬の間に俺はびしょ濡れになってしまった。そして、顔がベタベタで気持ち悪い。多分この感じだと、一張羅のコートもひどいことになっているだろう。

 未開封の炭酸飲料がなんでこんなところに転がっているんだよ。本当に今日は最悪だ……。


「厄日なんだろうか……」


 今日は結婚相談所経由で新しくマッチングした女性との会食だった。

 会うまではめちゃくちゃ期待していたんだ。相談所から渡されたプロフィールに書いてある趣味が俺と驚くほど被っていたから。

 趣味が同じだと価値観も近いだろうし、話も色々弾むんじゃないかと初会食を楽しみにしてたんだ。

 でも、会ってすぐ期待は裏切られた。

 趣味の話を振っても無反応だったし、途中から向こうが自分の通っているネイルサロンの事ばかりずっと話してきて、俺は曖昧に頷き続けることしかできなかった。

 ネイルパーツを乗せるのヘタでムカつくとか、イメージと完成した時の色が毎回違うからムカつくとか、もう店変えろよ……。


 そんな感じで会食が終わって、次はないだろうなあ時間を無駄にした、と思いながらトボトボ帰るところだった。

 通りがかった公園から、さっき別れたばかりの会食相手の声が聞こえてきたんだ。


「あ、ミサ?うん、例の婚活くんとの帰り!ミサの言った通りの趣味書いてたらマジでマッチングしたよ!……そう、タダ高級フレンチ。美味しかった!今月金欠だったし、マジありがただよ~。ミサは駅チカの和食だったっけ?……次回?もう無いんじゃないかな?話合わなそうだったから、ずっとネイルの愚痴してたもん。うん、まあ一食ゴチだから十分っしょ。二人合わせて十万だもんね、マジ感謝~」


 そのあまりの内容に、怒りを通り越して感情が全て消えてしまった。殴り込みに行こうとか、金返せと詰め寄るとか、そんな気は全く起きなかった。

 なんかもう消えてしまいたいという気持ちに包まれて、俺はその場から離れた。

 人混みの中にいると耐えきれなさそうだったから、電車には乗らなかった、乗れなかった。

 そういうわけで、今俺はフレンチのあった繁華街から自宅までの道をトボトボと歩いているところである。


「俺、財布だったんだな」


 口にしてみると、物凄く気分が滅入ってきた。

 心臓のあたりが圧搾されているように窮屈でそして重い。吐きそうだ。

 婚活の会食では男の方が多めに出すのが基本らしい。なので、俺は気前の良さアピールと、そして何より相手に払ってもらう金額を考える面倒さもあって、初回の会食は全部俺が奢っていた。

 だって、いくら貰うかを一々考えるくらいなら、全部払っちゃった方が楽だろ。


 でもその安易な考えのせいで、俺は奢り目的の女の子を引き寄せてしまったわけだ。

 奢り目的と気付いたら、今日の会食での相手の露骨さが色々見えてくる。

 高級ワインをガブガブ飲んでたし、コース料理に加えてスペシャリテをいくつも追加注文してたもんな。

 そもそも、今回のフレンチは向こうが「気になってるところがあるんです」って言ったから予約したけど、婚活の初会食にしてはかなりの高級店だった事に今更ながら気付く。奢られる気で高いとこ選んだんだろうなあ。


 電話で話してたミサちゃんって子は、先月に会食をした女の子だったはず。

 確か、創作和食系の店で食事をしたんじゃなかったっけ。

 あまりにメニュー見て悩むから「奢るから何でも食べていいよ」って伝えたら、遠慮なく珍味や高級食材をバンバン頼んだ子だ。結局、三人前くらい食べてたかな。

 ミサちゃんは食べるのに集中してばっかで、あんまり話が盛り上がらなかったけど、俺の話を一応は聞いてたんだな。

 俺がプロフィールに書いてない趣味まで、今日会った子の趣味欄に書いてあったから。いや、友達に財布として紹介するために一生懸命覚えたのか。


「はあ……」


 自然とため息が口からこぼれ出る。重いものが体の外に出た気がして、幾らか気持ちが楽になる。

 さて。俺こと寄木悟(よせきさとる)は、今年で三十歳になった。

 地方の政令指定都市で育った俺は、中学受験で地元の中高一貫の進学校に入り、そこから東京の有名大学の理学部に進学して、そのまま院で修士まで学んだ。

 そして、現在は大手理化学メーカーに研究者として勤めている。

 大学院を出て就職してからもう六年。周囲の結婚ラッシュに影響されてなんとなく婚活を始めてから、三年くらいになる。


 自分で言うのもなんだけど、俺は婚活において優良物件の方だと思っている。

 大手企業の研究職なので、安定しているし収入も悪くない。

 酒もあまり飲まないし、タバコは吸わない。性格も、すぐにキレるとかはないし特に問題はないと思う。

 マイナス要素としては、都内から一時間半かかる地方都市住みというのが気に入らない人がいるくらいか。勤め先の研究所が空気と水が綺麗じゃないとダメなんだ。

 あとは年齢イコール彼女なしの童貞使いなのもマイナスかもしれないな。


 ただなあ……。その優良物件なのが、婚活において微妙にマイナスに働いている気がするんだよな。

 全体的に会う人会う人から、お金目当てみたいな印象を感じてしまうわけですよ。

 今回の財布扱いもそう。まあ、あれは別格か。


 まあ特殊な例は置いとこう。

 これまでの経験上マッチングした人の大体は、初回の会食では普通に話すんだけど、二回目くらいからガンガンお金や家庭環境について聞いてくるんだ。

 例えば、貯金額とか職場での立ち位置に会社の経営状態とか。あとは親との同居の可能性とか、それに親族の詳細な構成とか。

 三ヶ月くらい前のマッチング相手は、二回目の会食で俺の親の年齢や体力、持病の有無に生命保険の金額を聞いてきたんだけど、流石にほぼ初対面で聞くことじゃないでしょって思っちゃった。いやはや、俺がおかしいのかな。でも、流石に保険金は聞いちゃダメじゃないだろうか。

 その時はあまりに聞き方がしつこかったんで両親はもう死んでるって嘘をついてみたけど、それを聞いたらめちゃくちゃ喜んでてドン引きした。隠してるつもりだったろうけど、笑顔隠しきれてなかったからな。人の親が死んでるって話でそんな反応するのは流石にやばいだろ。

 あまりにムカついたから、その日は相手がトイレに行ってる間に金を置いて即座に帰ってしまった。これは俺、悪くないよなあ……。


 いや、確かに結婚を前提にしての出会いだから、そういう所が気になるのは当たり前なのはわかるんだ。経済状況とか親の介護とか親戚づきあいとかね。

 ただ、俺としては結婚に大事なのはお金のことや環境のことだけじゃなくて、お互いの趣味とか尊敬できるかどうかとか、愛とか恋心とかも大事なんじゃないかなって思うんだよ。

 もちろん経済状態もそりゃ大事だけど、同じくらいに一緒に居てドキドキするとか、そういうのが大事だと思うんだよ……。

 ただ、三十歳を超えて婚活で探す結婚相手に恋心を求めるのは、どうやらロマンチシズムを持ちすぎてるらしい。

 互いに利益があるから結婚するというのがこの年齢の結婚だと、結婚相談所のコンサルタントにオブラートに包まれた言葉で何度も言われ続けた。

 三十路からの結婚は、保険と一緒でリスクを軽減して生きやすくするためのものなんですよ、みたいな感じに。


 婚活を始めて最初の頃に出会った女医さんなんかは、まさにその利益のための結婚をしたいという人だった。

「孤独が辛いから結婚したいの。夜、家に人がいる安心感が欲しくて。経済的な釣り合いもいいし、話していて価値観も離れてないと思います。男女の愛はまだないけど、とりあえず結婚しませんか?」と言われた時は、あまりに明け透けすぎて驚きのあまりすぐには何も返事ができなかった。

 初対面の人に結婚しようと言われるとは思わなかったし。

 結局その女医さんには、家に帰って落ち着いてから丁寧にお断りをしたけれど、今考えると俺の収入だけを見ている女性たちよりはずーっと誠実だったと思う。


 とまあそんな感じで、俺はもう三年も婚活し続けている。

 しかし、あまりに進展がなさすぎるせいか、つい最近にも婚活コンサルタントに「結婚してから愛を育めばいいんですよ」と言われてしまった。

 もし、それを信じて結婚してみて、愛が育めなかったら責任を取ってくれるのかな。

 取ってくれないよなあ。


 しかし、今日の一件でこれから先、婚活をできる自信がなくなってしまったな。

 どんなにいい感じの子でも、俺の稼ぎが目当てなんじゃないかと疑ってしまいそうだ。稼ぎのいい男と結婚するために、無理して話を合わせてきてるのかな。とか考えちゃいそうで。

 いっそ、親戚とか上司にお見合いをセッテングしてもらおうか。それなら、信用のおけるキチンとした相手が来てくれるはず。

 お見合いで相手を見つける自分を想像してみる。

 どこかの料亭で双方の関係者と一緒に挨拶して一緒にちょっと庭を散歩するんだろうな。そこから何度か二人で会って、良さそうならそのまま流れで結婚って感じなんだろうね。

 うーん、なんとなく嫌だな。愛がないもんな。


「ああ、なるほど」


 今気付いたけど、多分、俺は結婚をしたいんじゃないんだろう。恋愛がしたいんだ。そして、恋愛結婚をしたいんだ。

 だって、お金目当ての女の子が嫌だって時点でそうだよな。

 お金とか関係なしに俺の事を好き、って子と結婚して幸せになりたいんだ。

 ふと、以前婚活コンサルタントにかけられた「恋愛結婚はもっと若いうちに相手を見つけるものですよ」という言葉がよみがえる。

 当時はコンサルがまた何か言ってると思ったけど、あの人は俺が恋愛結婚したいのがわかってたんだな。

 でも、若いうちに見つけるものですよ、と言われても今更どうしょうもないじゃん。


「小学校に戻りてえなあ……」


 不意に口から漏れた愚痴に我ながら苦笑する。

 今が無理なら過去に戻れば良いじゃんというのはいい案ではあるだろう、残念ながら実現不可能だけど。

 小学校の頃の俺はクラスの中心だったし、仲の良い女子もけっこう居たんだよ。今で言うリア充だったと言っても過言でないかもしれない。そう考えると、戻れさえすれば今よりずっと希望は持てそうだ。

 当時はちょっと成績がいいだけの普通の小学生だったから、お金目当ての女の子が寄ってくるなんてこともないしな。


 しかし、俺はどこでリア充ルートから転落したんだろう。小学校の時に受験勉強にのめり込み始めてから、人生のレールが切り替わった気がする。

 受験勉強が楽しく塾にこもってばかりで小学校の友達と遊ばなくなって、段々と疎遠になってしまったんだった。女子だけでなく、男子ともね。

 結局中学に上がってからは、小学校の友達とは道ですれ違えば挨拶はするけど話したりはしない、みたいな仲になっちゃった。

 中高は男子校だったのもまあ、恋愛的な意味ではリア充から遠ざかった原因だろうな。男子だけの空間でバカみたいに騒いでるだけで楽しかったから、恋愛を抜きで考えるとリア充だったと思うけど。

 大学に入ってからも、はじめは上京して一人暮らしという新生活に慣れるのに精一杯で、研究室に配属後は研究に忙殺されて、恋愛とか言ってる場合じゃなかった。

 そもそもうちの大学は理系大学で、女子生徒の割合が3割切ってるから、出会い自体があんまりなかったな……。俺の研究室も、女子生徒は一人もいなかったし……。


 就職してから数年は、恋愛や結婚について焦りを感じなかった。

 なんとなく普通に生活をしていれば、良い感じの女の子が見つかって、恋をして、そして結婚できるだろう。そう思っていた。

 知り合いの結婚式に行った時に「結婚っていいな」と感じて、焦りというよりは期待感で婚活を始めたけど、すんなりとはいかなかった。

 そして、最近ようやく気付いたんだ。普通に生活して普通に相手が見つかるのは、それまでの人生で普通に女子と関わってきた人だけだって。

 いつの間にかリア充ルートから遠い場所に居た俺には、普通に関わりのある女子とか居ないわけで。我ながら浅はかだった。


 はあ、しかし大学の同期も同じようなもんだからどうせ結婚できないだろうと高をくくっていたのに、最近になって何度ご祝儀を包んだか。

 どこで相手を見つけたんだろ、あいつら。

 そういえば先月出席した結婚式で、教授から久しぶりに大学に顔を出せと言われたな。久しぶりに会っての第一声が「あいつも結婚か、君は結婚しないのか?」だったせいで、あんまり行きたくないけど。絶対また弄られるもんなあ。

 便利使いされて面倒なこともあったけどお世話になったのは確かだし、行くけどさ。就職も斡旋してもらったしね。でも気は重いな……。


 ともあれ、俺はこの歳になるまで恋愛を知らずに過ごしてきた。それを拗らせてしまった結果、恋愛結婚にこだわるようになってしまったんだろうな。

 恋愛を知らないからこそ、自分を愛してくれる打算のない相手を求めて結婚したいんだろう。

 でも、そんな相手を見つけられそうにないんだよな。

 前々から、もしかしたら一生独身かなとは思ってたけど、だんだん現実味を帯びてくる。

 最後は孤独死も十分有り得る。


「ああ、小学生に戻れたらなあ」


 二回も言うなんてマジで切羽詰まってる感じがあるな、自分の追い込まれ方が我ながら怖い。

 でも本当に小学生時代は良かったな。野原で駆け回るだけで楽しかったし。ゲームでバカみたいに盛り上がれて。将来の不安も感じたことがなかった。

 そして、書類を出す時に事務のお姉さんに声をかけるのにもちょっと気後れしちゃう今からは考えられないけど、当時の俺は女の子とも普通に遊んでいたんだよな。

 低学年の時には、仲の良かった幼馴染とおままごとを毎日していた。三、四年時の遊び仲間には女子が何人もいていつも一緒に遊んでた。

 給食も美味しかったし、休憩時間のドッジも楽しかったな。ジャングルジムで体を動かすのも気持ちよかった。いいな、小学生。


 ひたひたと記憶に浸かっていると、気が付けば最寄りの駅前だった。繁華街からは一時間くらいの距離なのに、気付けば歩き切っていたらしい。

 そこからはすぐに住んでいるマンションにたどり着く。

 過去を振り返って浸っていた自分に気付いて微妙な気持ちとなり、俺は陰気な足取りでマンションのドアをくぐる。

 広々さがなぜだか寂しく感じる自室に入って、着の身着のままベッドに倒れこむ。今日は疲れた。


「ああ、本当に小学生に戻れたらな」


 俺はそう呟きながら、深い眠りに落ちた。




 *****




 窓からの日差しが眩しくて、俺は慌てて飛び上がった。

 これだけ日が昇ってるということは……。


「まずい、仕事に遅れる」


 今日は月に一度の、部署をまたいだミーティングがある。絶対に遅れちゃだめなのに。

 ギリギリ間に合うだろうか。朝ごはんは……抜くか。

 混乱しつつ慌ててふとんを跳ね除けると、妙に懐かしい匂いがした。幾度もなく嗅いだ、少し篭った木の匂い。マンションの無機質な匂いと違ったそれに、少し頭が困惑してくる。

 瞼を開くと見慣れた天井が目に入った。

 真っ白な壁紙に何箇所か貼っているシールは、間違いなく汚したのがばれないように俺が貼ったやつだ。


「実家か……?」


 ここは紛れもなく俺が育った実家の、俺の部屋に間違いなかった。

 ここ数年は帰ってないものの、見間違えるはずがない。

 しかし、いつの間に俺は実家に?

 昨日、あのあとタクシーを乗り継いだのか?新幹線でも二時間はかかるのに?

 少し混乱をしながらも、会社に行かなければならない、という社畜精神が俺をせっついてくるので、布団から這い出る。

 そこで、俺は自分の身体に違和感を覚えた。よくよく自身を見回してみる。


「は?」


 小さかった。

 手のひらも腕も、というか体全体が。

 着ている寝間着も、なんだか可愛らしいパステルブルーの子供っぽいデザインである。


「え? ……え?」


 そういえば、さっきから俺の喉から出てきた声も、自分のものとは思えないくらい高かった。

 これって、もしかして……。


「悟、そろそろ起きなさい。学校遅れるよ」


 母の声がしてそちらを向く。

 もういい年をしたおばさんであるはずの母が、若奥様といった風態で立っていた。

 どう見ても三十前後にしか見えない。俺と同い年くらいではないか。そういえば、さっきの声までも若さがあった。

 俺はもう一度自分の手を見てみる。めちゃくちゃ小さいし、肌も艷やかですべすべだ。

 自分が小さくなっていて、母も若々しい……。

 慌てて俺は部屋の片隅に置いてある姿見を覗き込む。鏡の中では、ベッドに小学生くらいの男の子がアホ面で座っていた。

 驚愕に染まっている顔は、見慣れたものだった。てか、俺だった。


 なるほど、俺はどうやら過去に戻ってしまったらしいな?



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