7/24
七作目 孤独
叩くドアの音
誰も気付くことはない
気付いて
誰か気付いて
叫ぶ声
反応はない
まるで時間が止まったように
そこには誰もいないように
静寂だけが漂う
誰か 誰か
助けて
震える膝を抱え
一人うずくまる
真っ暗なこの部屋は
希望の光さえ見えやしない
ここにあるのは
死と絶望と……孤独だけだ
誰にも 何にも
触れることができない
見ることができない
ただ静かに時間だけが過ぎてゆく
この身は着実に蝕まれている
体の中で悪魔がゲラゲラと
笑うのが聞こえた
あぁ迎えが来た
叩くドアの音
誰も気付くことはない
気付いて
誰か気付いて
叫ぶ声
反応はない
まるで時間が止まったように
そこには誰もいないように
静寂だけが漂う
誰か 誰か
助けて
震える膝を抱え
一人うずくまる
真っ暗なこの部屋は
希望の光さえ見えやしない
ここにあるのは
死と絶望と……孤独だけだ
誰にも 何にも
触れることができない
見ることができない
ただ静かに時間だけが過ぎてゆく
この身は着実に蝕まれている
体の中で悪魔がゲラゲラと
笑うのが聞こえた
あぁ迎えが来た
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。