表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

1 始めの恐怖

最近続く不可解なこと。それは今から起こる、起こってはならないものの本の予兆であった・・・。


春。それは花粉症である僕にとって1番嫌な時期。だとゆうのに最近は季節が変わらない。5ヶ月ぐらいずっと春なのだ、そうずーーと。だから僕は毎日が嫌だった。


科学者が研究して改善しようとしているところ。今日僕は退院するのだ。記憶喪失である僕がなぜ退院になるのかはじめは理解出来なかった。しかしそれと同時に僕は激しく喜んだ。縛られる生活が終わる事より嬉しいこと・・・そう、この病院にいなくていい事だ。この病院の周りにはたくさんの木があって花粉症である僕にとって地獄のようだった。


記憶喪失。と言っても、常識範囲内のことは頭にある。わからないのは人だ。どれだけお見舞いに来た人を見ても知らない人のように全くわからないのだ。一人を除いては・・・。


護守(まもる) (ただし)様お客様がお待ちでございます。」


看護師が案内する先には立ち読みをしている美女が一人立っていた。


「るもまくん。さあ帰りましょう。」


どうやら僕に気づいたらしく本を降ろしてこっちに向く。


「るもまって誰だよ。そじゃあ、帰ろうか美桜(みさ)


「守るを反対にしたらこうなるのよ。」



そう言いつつ家に帰って行った時だった。


「助けて。痛いよ苦しいよ。ナンデアナタガイキテルノ?オカシイダロ。シネヨ!」


後ろから少女の声がしてビクッとなった。そのまま後ろに向くと・・・。

人が、それも腐って目が潰れている死体らしきものが。何かを歌っている。


「・・・かーごのなーかのとーりいがー。いついつでーあある。よーあーけーのばーんーにー。つーるとかーめがつぅっぺえた。うしろのしょーめんだーあれ。」


その瞬間ナイフをこっちに向けて走って来た。


僕に向かって。


ナイフが、


僕に

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ