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イーツとマドレーヌ 1

連載中の「桜色の約束」の番外編になります、本編と若干キャラの性格が違います。時系列はバラバラで本編終了後の後日談のお話になります。



ここはイヴァノビッチ王国、あれからなんだかんだあったが琴菜が皇太子妃になり、

早数ヶ月がたった。


やっとこちらでの生活が慣れてきたかなという、今日この頃



今日は部屋に取り付けられているミニキッチンに琴菜はいた

お菓子を作るのが好きな琴菜はお休みの今日、自分でお菓子を焼こうと思い立ったのだ。



「何、作ろうかな?」


と、琴菜はお菓子の本を捲りながら見ていた


「マドレーヌがいいな」


「何でイーツがここにいるの?」


顔をあげるとイーツの顔が…そうここミニキッチンには、午後の公務をしている筈の

イーツが目の前のカウンターのイスに座っていた


「何でってもちろん自分の妻とスキンシップしに」


「スキンシップって…」


仮にも皇太子だと言うのに自覚があるのかと問いたい…って言うか午後の公務はどうした!?



「まぁ、僕のことは気にしないで空気だと思ってくれてればいいよ」


ニッコリと満面の笑みで答えたイーツにあきれるやら琴菜はとりあえずイーツを空気と

思いお菓子を作り始めるのだった


時間もないことから琴菜はイーツのリクエスト通りに得意な

マドレーヌを作る為、手際よく材料の準備を始める


「どれくらい作ろうかな?」


「今日はたっくさん作って、みんなのおやつにしようよ」


空気な筈なのになぁと思いながらイーツが言う通りに

マドレーヌを作り始めるべく材料を量っていく


そんな琴菜を、カウンターのイスに座ったまま、書類のチェックをしながら見守るイーツ


そして影から見守る護衛達の姿



今日もなんだかんだいいながら仲睦まじく過ごす皇太子夫妻だった







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