第二話【出会い】
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「……ここは、どこだ…?」
礼二は気が付くと、広大な草原に横たわっていた。
どうやら、ここがエリンという世界らしい。
礼二は辺りを見回したが、これといったものは見つからない。
木が二、三本あるだけで、何も無い。
「うわー…さすが異世界、こんな場所日本には無いぜ。」
礼二は、そう呟きながらふと神様を呼べる事を思い出した。
「っと…どうやって神様を呼ぶんだろうか…、名前も知らないしな…」
と、心の中で来い…来い…と念じていたらそれは現れた。
「呼ばれて出て来てドゥドォドォドゥーン!!」
「…………。」
さ、行くか。
礼二は、歩き出す。
「ちょ、ちょっと!人を…じゃなかった…。神様を呼んでおいて何よその態度は!」
すると神様はむんず、と言わんばかりの勢いで腕を掴んできた。
「あ、そうだ。お前名前は何ていうんだ?」
「そ、そこでシカトする?!」
「あー、わりーわりー。で、名前は?」
「加奈!加えるの加に、奈良の奈よ!」
なるほど加奈か…見た目より可愛い名前をしているな…。と、思ったが口にはださない。
「ほう、加奈か。よし分かった加奈、俺は今どこにいるんだ?。」
まずは、これを知っておきたかった。
「ここは、村の外れにある草原ね。」
「なるほど、その村っていうのは?。」
「ここから北の方に行けば着くわ。小さな村で、コルンっていうとこよ。」
コルン…ね、おkコピー完了。
「うし、分かった。それじゃ、そのコルンってとこに行ってみるよ。」
「わかったわ。じゃ、私は上に戻るけど何かあったら呼んでね。」
「わかった、助かるよ。」
と、加奈は消えた。
「よし、じゃあコルンにいってみるか!」
礼二は北に向かって歩き出した。
ーーこの後迷いに迷って村に行くまで結局加奈の案内が必要だったことはまた別のお話ーー
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「ありがとな、加奈。」
加奈は手を降って消えて行った。
「意外と良いやつなんだな、加奈って。」
最初見た時は、自称神様電波野郎だったんだけどな。
まあ、今ではとっくに加奈が神様であることを信じているんだが。
と、村の中に入って行くと何やら奥の方で騒ぎ声が聞こえた。
興味が湧いてその辺の人に聞いてみると、
「村の中に盗賊が入ってきたんだよ!早くお前さんも逃げな!。」
と、何やら慌てた様子で家の中に入って行った。
しかし、礼二にとって力を試すチャンスとしか思わなかった。
そして礼二は、その騒ぎがある方へと進んで行った。
はい!第二話終わりですね!
今回では神様の名前を決めるのにずっと迷いましたねw
結局加奈しか思い浮かばずそのまま決定ってことで…w
やばいどうしよう。これからドンドン女の子増やそうと思ってたのに。←
あれ、てか、出会いって書いてるけど、出会って、なくね?、、、、
まぁ、そのうち授業中にでも考えようww
さて、次回は盗賊とのバトルシーンを描きますが、このジャンルでの醍醐味!主人公最強のバトルシーンにしたいと思います。ww
あwにやけが止まらないwww
デュクシwwデュクシww
では次回もお楽しみに!ノシ
あ、感想とか、書いてくれたら風林火山で頑張ります!