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五月の雨と、その他の不要な問題たち

作者: Hioriiv
掲載日:2026/10/09

時々、あの夢を見る。大人たちに取り囲まれて、みんなで楽しそうにしている夢だ。なぜか彼らに対してものすごい強いつながりを感じるけれど、その顔を見ることはできない。だけど、なぜか彼らは少しずつ消えていってしまう。こんな風になくなってしまうような絆なんて、作って何の意味があるんだろう?

もしかして、本当に気にかけていたのは……僕一人だけだったのか……?

まあ、こんなことを考えるには僕はまだ子供すぎるか。たまにあれこれと考えすぎる自分が嫌になる。いっそ消えてしまえば、何も考えずにすむのに。

「おい、起きろよ。先生に怒られるぞ」

あっ、寝てしまっていたらしい。僕を起こしたのは、後ろの席に座る奴だった。高校に入学してまだ間もない頃。そいつはかなりエネルギッシュな奴で、いわゆる「知り合い」と呼べるかどうか微妙な距離感の相手だった。そいつはただにやりと笑って、自分の作業に戻った。

僕はというと、授業に集中しようとしたものの、ペンを回しながら思考の海へと脱線していた。その時、頭の中をぐるぐると回っていたのは、例えば……星座占いを信じる人たちのことだ。生まれた日付によってシンボルが割り当てられて、文字通り性格まで決めつけられる。それってかなり怖くないか? 自分の性格が生まれた時にすでに割り振られているなんて。それを信じている人たちは、そのことに疑問を持たないんだろうか? 人間関係を築くかどうかをそのシンボルで決めたり、特定の時期になると何かが変わるなんて。正直驚きしかなかった。でも、そういうものをごく自然に受け入れたり、夢中になったり、面白がったりできる人たちのことが、どこか羨ましかったのかもしれない。だって、深く考えれば考えるほど不気味なのに、それを大したことだと思わずにただの娯楽や気晴らしとして楽しめる人たちに対しては、きっと羨望のような感情があったんだと思う。

まあ、僕自身も別の何かにおいて似たようなことをやっているのかもしれないけどさ。それは僕がいつも考えてはすぐに忘れてしまう、時間を潰すための言い訳のようなものの一つに過ぎない。そう思う。

クリング・クラン ――終わりのチャイムが鳴り響いた。

もう家に帰る時間だ。帰りの道のりはとてつもなく退屈だった。長々とした教室を抜け出し、外に出るのにも時間がかかる。今日はやけに晴れ渡っていて、一緒に帰る友達なんて一人もいない。だからいつも通り、ひとりで歩いて家に帰る。街を歩いても面白いものなんて何一つなく、ただ大きなビルと広告が並んでいるだけ。少し時間はかかったけれど、ようやく家にたどり着いた。

「お邪魔します……」

靴を脱いで、面倒なことからはできるだけ目を逸らしたかった。

「お帰り、息子。学校はどうだった? 食べるものを用意してあるよ」

「まあ、普通かな。お腹空いてないから、部屋に行くよ」

「本当に? じゃあ後でお腹が空いたときのために取っておくね」

母親の最後の言葉は適当に聞き流して自分の部屋へと向かった。パソコンのスイッチを入れて、時間を潰し始める。それが僕の日常の完璧な要約と言えるだろう。ただゲームをして、余計なことは考えない。頭の中を紛らわせるためならどんなゲームでもやった。お腹が空くか、面倒くさくなって「また明日」と現実逃放するまで。

しばらくして妹に夕食に呼ばれ、それについては特に語ることもなく、ただ無言で食べて部屋に戻り、またぼんやりと考えてから、そのまま眠りについた。

翌朝、たっぷり寝たはずなのにけだるい体を引きずって目を覚ました。なんてだるいんだ。学校への道のりは昨日と変わらず、ただ一人で歩くだけ。もうすっかり慣れっこだ。仮に誰かと一緒だったとして、いったい何を話せばいいんだ? 通学路を歩きながらそんなことを考えていると、不意にそいつに出くた。授業で僕を起こしたあの野郎だ。なぜか猛ダッシュで走ってきたけれど、僕を見つけると少しスピードを落とした。

「はぁ……疲れた! おい、お前遅刻ギリギリじゃないのかよ? 走った方がいいって! 時間がやばいと思って家からダッシュしてきたんだからさ、時計を見たときはマジで喉がつまるかと思ったぞ」

「あ…? 実際はまだ余裕があるはずだけど。ていうか、君、情報量が多すぎだよ」

「え、マジか? うちの時計が狂ってたのかもな。ちょっとスマホ見せてくれ、急いで家を出たから確認してなかったんだよ」

そいつがスマホを取り出して時間を確認し、頭を抱えて絶望しているのが見えた。

「本当だ……嘘だろ、全部食べきれなかったぞ。よりによって今日の大好物だったのに……」

「そう。じゃあ僕は自分のペースで行くから」

「おい! 同じ場所に行くんだしさ、一緒に行こうぜ!」

相変わらずエネルギッシュな奴だ。こいつにも一緒に歩く友達がいないのか?

……まあ、いいか。

「……別にいいけど」

「そんな冷たい態度取るなよ。もしかして彼女に振られたとか何かあったのか? そういうときはな、もっと人生に勢いをつけるんだよ! それに、ことわざにもあるだろ? 海は広いんだ。学校の可愛い女の子たちを見たことないのか?」

どうして話が学校の女の子たちのことに飛ぶんだよ。

「まず彼女なんていないし、正直に言って女の子なんて見てないよ」

「え?マジで!? クラスにめちゃくちゃ可愛い子がいるだろ、もしかしたら運命の相手が見つかるかも知れないぜ」

「……今度は果物の話?」

「果物? ははは、お前面白いな。例えだよ、聞いたことないのか? いわゆるソウルメイト、運命の伴侶、そういうやつさ。ネットで読んだんだ! 人間はみんな半分こで、二人で一つになるってやつ」

「なんとなく分かったよ。ネットの使いすぎだな、それ」

「誰だってそうだろ、ネットから学べることって結構多いんだぜ?」

「まあ、その点に関しては否定しないけどさ」

気づけば学校に到着していた。誰かと一緒に登校したのはこれが初めてだ。自分の席に座り、授業が始まった。大したことは起きず、いつも通りチャイムが鳴ると同時に帰路についた。僕はどの部活にも入っていないから、いつも通りそそくさと引き揚げる。出口に差し掛かったとき、あの野郎がいるかどうか周囲を確認してみた。どうやらあいつはどこかの部活に所属しているらしい。

「ふう……」

正直、ほっとした。あんな調子でまた果物の例え話を続けられたらたまったもんじゃない。そう思いながらいつもの退屈なビル群を通り過ぎて家路を歩き始めた。

「おい! 待てよ、俺もそっちの方向だからさ!」

は? あいつは部活に参加してるんじゃなかったのか? なんでついてくるんだよ。

「本当はさ、一緒に帰ろうって言いたかったんだけど、片付けで手間取って、お前が教室から出た後になっちゃったんだよ」

「へえ、そうなんだ」

「おい、今ちょっと笑ったか?」

思わず自分の顔に触れた。そんな表情をした覚えはない。きっと見間違いだ。

「そんなことないと思うけど」

「まあ、いいさ! それで、結局女の子は見かけなかったのかよ?」

「マジで見てないって」

「もっと授業中まわりを見たほうがいいって。色々見逃しちゃうぞ」

「そうだな、頭に入れておくよ」

そうやって一緒に帰る道すがら、挨拶を交わして彼は別の方向へ曲がっていった。そういえば彼は自己紹介してくれた。名前は「田中海斗(たなか かいと)」と言ったっけ。僕も名乗らざるを得なかった。そんなとりとめのない、意味のない会話をしながら家にたどり着いた。

「お帰り、息子。何かあったの?」

靴を脱いで、ちゃんと下駄箱にしまう。今日という日は、いつもの日々と少しだけ違っていた気がする。

「……誰かと一緒に帰った」

「本当? 友達ができたの?」

「知り合い、ってところかな」

「そう。誰かと知り合えてよかったわ」

「部屋に行くよ……」

自分の部屋に戻り、パソコンの電源を入れて時間を潰す。授業の内容なんてほとんど頭に入っていなかった。とにかく、あのエネルギッシュな奴はゲームとかするんだろうか? 今度一緒に一戦交えてみるのも悪くないかもしれない。まあ、そんな必要はないかもしれないけどさ。

そしてまた次の日が過ぎていき、ゲームを終え、夕食に呼ばれ、スマホで適当な記事を読んでそのまま眠りに落ちた。

朝になり、いつも通り準備をして家を出る。いつものルートを進もうとあたりを見回すと、またあの声が聞こえてきた――。

「おい! 待てって、なんでそんな急いでるんだよ?」

これ、もう完全に恒例行事になりつつあるな。

「学校に行くところだけど」

「そんなの分かってるよ! そうじゃなくて、俺を待てってこと! 一緒に行こうぜ?」

その日の空気は心なしか少し違って感じられた。天気のせいなのか、何か特別なことがあったわけでもないのに。でも不思議と、その小さな変化を、僕はそこまで嫌だとは思わなかった。

「行こうか」

それから数日が経ち、学校の行き帰りに田中と顔を合わせるのがすっかり日課になっていた。他愛のない、僕にとってはあまり意味のない会話を続けながら。

だが、ある日のことだった。あいつが突然、「体育の授業の時に女の子たちを観察しようぜ」と言い出した。特に興味はなかったけれど、ほかにやることもなかったので、なんとなくついていってしまった。

「ほら、言っただろ? 俺たちのクラスの女子って結構可愛い子揃いだぜ」

「これって本当にいいアイデアなのか? ていうか、これじゃ僕たちストーカーみたいに見えないか?」

「え? なんだよそれ! 別にストーキングしてるわけじゃないだろ?」

あいつが必死に自分の行動を正当化しようと言い訳していると、クラスの女子の一人がこちらに気づいた。ポニーテールで黒髪のその子は、まるで万引き現場から逃げる2人組の犯罪者でも見つけたかのような鋭い目でこちらに近づいてきた。

「ちょっと、あなたたち二人、一体何してるの? 女子を覗き見でもしてるわけ?」

「いや、その、まあ、なんというか……」

田中がしどろもどろになりながら冷や汗をかいている傍らで、僕は極めて正直に、自分がそこにいる理由を口にした。

「僕はただ、こいつについてきていただけだけど」

「えっ? 志紀(しき)! そんな正直に答えることないだろ!」

「はあ? じゃあ私の勘が当たったわけ? ただのスケベな覗き見野郎どもってこと? いいもの見せてあげるからこっち来なさいよ」

次の瞬間、その女子生徒は体操服の裾をキュッと掴み、めくり上げるような仕草を見せた。僕は面倒ごとに巻き込まれたくなくてすぐに顔を背けたが、田中の方は両手で目を覆い、青ざめてもの凄く後悔している様子だった。こいつの言い方からして、もっと大事になると思っていたらしい。

「すいませんでした! そんなことしないでください、問題になりますから! ここまで大事にするつもりじゃ……」

「別に本当にめくるつもりなんかなかったわよ。ただの出来心で覗いてる変態かどうか試してみただけよ……。しょうがない奴らね、無暗に女子を見るんじゃないわよ、このバカども」

こうして、僕は予期せぬトラブルに足を踏み入れてしまった。幸いにも大事には至らなかったけれど、田中の方の落ち込みようは予想外だった。あんなにビビるとは思わなかった。

「…………」

「どうしたの?」

「志紀……もし僕が学校中で変態扱いされたとしても、僕たちの友達関係は変わらないよな……?」

そもそも僕たちが本当に友達呼べる仲なのかどうか怪しかったけれど、あいつはものすごく大げさに事態を受け止めていた。

「……だと思うけど? ていうか、もしそうなったら僕も共犯ってことにされるんじゃないの?」

「ありがとう、志紀……お前って最高の親友だよ。巻き込んじゃってごめん……」

「まあ、あいつが言いふらすとも思えないし、きっと忘れてくれるさ」

結局その後何事もなく授業は進み、特に誰から糾弾されることも、あの女子生徒が言いふらすこともなかった。いつものように放課後になり、田中は相変わらずネットの変な知識をペラペラと喋りながら一緒に帰った。家に帰るといつものように自分の部屋にこもり、ゲームをして、夕飯を食べて一日が終わった。

ちなみに、この一件で田中の連絡先を交換することになった。普段の会話と大して変わらないチャットが続き、ある時僕の方からオンラインゲームに誘ってみた。あいつはそこまで上手くなかったけれど、変なところでやけに楽しそうに笑う奴だった。ただ、僕が欲しかったイベント限定の「マント」の入手をあいつのせいで逃してしまった時はさすがに謝られたけれど。そのお詫びというわけじゃないが、明日、放課後にゲームセンターへ行こうと誘われた。特に断る理由もなかったので、「いいよ」と返事をした。

そして翌日。いつも通り準備をして学校へ向かい、相変わらず意味のない雑談を交わしながら教室へ。途中で田中がアイドルグループのライブに興味があるという話を聞いた。ライブなんて一度も行ったことがないけれど、あんなの絶対うるさいだけだろ。音楽はいいのかもしれないけどさ。

授業中も特に特別変わったことはなく、ただ先生たちの声をBGMに過ごしていると、ふとあの日の女子生徒の姿が目に入った。彼女は一瞬こちらと目が合ったものの、すぐに視線を逸らした。やっぱり、あの日のことはちゃんと覚えているらしい。

その日の僕の関心はもっぱらゲームセンターにあった。行ったことはなかったけれど、きっといろんな種類のアーケードゲームが揃っているはずだ。幸い、お小遣いは十分持ってきていた。

プリング・プラング ――授業終了のチャイムが校舎に響き渡る。

正直、ちょっとワクワクしながら教室を飛び出した。部活動に精を出す生徒たちの横を通り抜け、僕は帰りの出口へと向かう。もちろん、僕はどの部活にも所属していない。

待ち合わせの場所にはすでに田中が立っていた。一緒にゲームセンターへと足を運ぶ。道すがら、あいつが熱っぽく店内のラインナップについて説明してくれた。格闘ゲームからリズムゲームまで色々あるらしい。僕の好みは断然、格闘ゲームだ。

到着したゲーセンは想像以上に広く、多くの人で賑わっていた。奥のゲームエリアへと進んでいくと、見覚えのある後ろ姿が目に入った。

「あれ、もしかしてあの時の変態コンビ?」

「えっ? 別にそんなんじゃないって!」

それは、あの体育の授業の時に出会った女子生徒だった。まさか彼女もここに通っているとは。予想外だった。別に嫌いなわけじゃないけれど、田中にとってはトラウマの主だったらしく、あいつは完全に怯えていた。

彼女は振り返って僕たちをじろりと観察すると、冷ややかな声で言った。

「もしかして、今日も女子を覗き見しに来たわけ?」

すかさず僕が割って入り、目的をはっきりさせた。

「ただゲームをしに来ただけだ。僕は格闘ゲームに興味がある」

「へえ、格闘ゲームが好きなんだ? 私、結構腕に自信あるけど……勝負してみる?」

「構わないけど。まずは田中が相手になってやるよ」

「はっ? なんで俺が最初なんだよ!? お前の方が圧倒的に上手いだろ、俺をボコボコにしたいだけかよ!」

「ほら、お前が最初だ。言い訳してないで早く座れよ」

結果は、まあ予想通りの惨敗だった。誇張抜きで、彼女は本当に強かった。田中は手も足も出ず、一度もラウンドを取れないまま完敗の連続。「目をつぶってプレイしても勝てるよ」と言われたのは、あいつにとって精神的に相当な致命傷だったに違いない。

「次は僕だ」

「おっ、無口な方の君が参戦するわけ?」

僕は席に座り、彼女と向き合った。全部で10戦ほどやったけれど、お互い一歩も譲らない名勝負になった。そして迎えた最終戦。絶対に負けたくなかった。無様に負けてあの不憫な田中の名誉を回復してやりたかった……というのは建前で、単純に僕自身がプライドとして負けたくなかったのだ。

「へえ、やるじゃん無口くん。さっきの友達とは違って、ちゃんと歯ごたえあるね」

「自分では、そんなに上手いとは思わないけど」

「ふーん、じゃあ私の腕も大したことないってわけ?」

ゲームの画面に集中しながら、不思議と胸が高鳴っていた。プレイしている彼女の横顔を見ると、楽しそうに笑っているのが分かった。横で田中が必死になって僕の名前を叫びながら応援している。その気の抜けた声のせいで一瞬集中が途切れてしまい、最後の一撃は彼女に奪われてしまった。

「まあ、二人とも……あの最初の変態行為の代わりにゲームの腕前がそれなりだったら無敗だったのにね。特にさっきの奴は論外だけどさ……」

彼女は少し表情を緩め、声のトーンを和らげた。

「でも、結構楽しかったよ。学校の奴らとこういうところで遊ぶなんて滅多にないし。よかったら、これからも一緒に遊ばない?」

こうして、僕たちのグループはいつの間にか3人になった。彼女の名前は「橘(たちばな) 凛(りん)」。ゲームが大好きだと言う理由は、そのプレイを見れば一目瞭然だった。彼女はただのにわかゲーマーなんかじゃなかった。

彼女が加わったことで、僕の脳裏にはある実用的なアイデアが浮かんだ。彼女がこれほどの腕前なら、僕たちのオンラインギルド戦にスカウトすれば、間違いなく無数のイベントで勝利できる。大げさではなく、彼女は我がチームの最強の「キャリー」になり得る存在だった。

連絡先を交換し、僕たちのゲームグループに彼女を追加した。それからというもの、ゲームをプレイすることにこれまで以上の「目的」と面白さが生まれた。それはきっと、圧倒的なキャリーである橘さんと、いい感じの「おとり」になってくれる田中の存在のおかげで、ゲームが驚くほどスムーズに勝てるようになったからだ……まあ、実際には負けることもあったけれど、不思議と負けてもそこまで悪くない気分だった。

そして、季節は5月へと移り変わり、雨の季節がやってきた。

正直言って、この月に対して僕はこれといった愛着も好意も抱いていない。むしろこの時期特有の湿っぽさは、僕の中にほんの少しの拒絶感を生み出していた。

……できれば、この季節にはあまりスポットライトを当てたくないものだ。



皆さん、この物語を読んでいただきありがとうございます!

最初はもっと長くする予定だったのですが、この第一幕を綺麗に区切るために、あえてこの形式にまとめることにしました。

今後の展開としては、非常に日常的でリアルな世界観の中に、ささやかなファンタジーや不思議な要素(派手なバトルやキャラクターが空を飛ぶようなものではなく、日常のすぐ隣に潜む「異変」や奇妙な謎)を少しずつ溶け込ませていくつもりです。もちろん、主人公の志紀や他のメンバーたちの心理描写もさらに深く掘り下げていきます!

このプロローグ的な導入や、主人公の日常が少しずつ変化していく様子を楽しんでいただけたなら幸いです。そして、冒頭の繰り返し見る夢の意味とは何なのか? そして何より、彼がなぜこれほどまでに梅雨の季節を激しく嫌うのか――。そんな謎への好奇心を少しでも残せたなら嬉しいです。

それでは、次のエピソードでお会いしましょう!

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