表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強ヒロイン ~理不尽に召喚された少女は歴代召喚者達から受け継いだ能力(チート)で無双する~  作者: 橘可憐


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/16


隷属解除の魔導具

Bー15ダンジョンからの発掘品

隷属魔法の解除ができる。

ただし施術者との魔力量の差が大きいと無理な場合もある。


「これがそうね」


ローブの男に宝物庫へと案内させ、隷属魔法を解除できるという魔導具を手に鑑定していた。


この世界はかなり魔導具が発達しているが、ダンジョンから見つかる魔導具は特別仕様らしく今のところ作る事ができないそうで、この隷属解除の魔導具もその一つ。


注意書きを見る限りこの魔導具を使っても隷属魔法の解除は無理だろうが、万が一にも解除されてしまったら面白くないのでこの魔導具は回収させて貰う。

もっとも解除されたら何度だって隷属魔法をかけ直してやるつもりだけどね。


それと鑑定も使える神眼術は誰から貰った能力かは分からないが、実はこれが一番のチート能力だと思っている。


何しろ絶対鑑定だけでなく暗視に透視に鷹の目も使え、マップ機能や探知機能もあり危険察知までしてくれて、意識をすれば相手の心まで読むことができる全方位万全機能だ。


能力の説明では未来予知も可能とされていたが、そのためにはかなりの時間の瞑想を必要とし、気力も体力もごっそり削られるらしいので今のところ試すつもりはない。


未来が分かったとしてもその未来が自分の見たい未来とは限らないし、未来が分かっている人生はきっとつまらないだろう。

でももし日本でこの能力を持っていたらきっと不自由な思いなどしなかったと思うと少々残念だ。


「さて、それじゃついでにいくつか便利そうな物をいただいていきましょう」


手にしていた隷属解除の魔導具を亜空間に放り込むと、宝物庫の中の物色を始める。歴代召喚者達の分も合せて慰謝料代わりにいくつかいただいても罰はあたらないだろう。


「ここに有るのは二度と手に入らないだろう貴重な品々でして…」


「だから何。私はこんな訳の分からない世界に召喚されてあげたの、言わば招待されて嫌々来てあげた招待客ってことよ。招待客には当然お礼や手土産は必要でしょう。ならば私にはこれを貰う権利があるわよね?」


「私には、あのぅ、そのぉ…」


「何よはっきり言いなさいよ」


「ですから私の判断では…」


「だから私が判断してあげるのよ。喜びなさい」


ニコリと微笑んでみせるとローブの男は目をパチクリさせながら黙り込んだ。


なので遠慮無くズラッと並んだ武器や防具に装飾品に魔導具を鑑定しながら選んでいくと、一つの腕輪を見つけそれを手に取る。


見た目は銀に似た素材で三本の糸が絡まるように作られていて、装着すると言うより腕に巻き付けるといった感じのデザインもシンプルでちょっとお洒落だ。


亜空間腕輪

C-3ダンジョンからの発掘品

腕輪の持つ亜空間に三百ヘグの物品を収納できる。


「これは良いわね」


時空間魔法で作り出す亜空間はインベントリと同じ仕様のものも作れ便利は便利だが、いかんせんこの世界で時空間魔法を使える人は少なく、当然亜空間を持つ人も少ない。となったら目立つのは必須でこの先この世界を旅して歩くのには少々不便だ。


その点この腕輪を持っていれば、所謂マジックバック的な発掘品は珍しくないようなので、ダンジョンからの発掘品として目くらましになる。


ただこれがわざわざ宝物庫に保管されていたのはその容量の大きさからだろう。ヘグというのが重さの単位なのか広さの単位なのかは分からないが半端な品でないのは確かだ。


この腕輪に武器を仕込んでおいて、戦闘開始とともに取り出すなんてことしたらちょっとカッコいいよね?

防具も一瞬で装着できる仕様だったら変身アイテムになるのに、そこまでの機能が付いていないのが本当に残念だ。


「そうとなったら使えそうな武器もいただきましょう」


顔を真っ青にするローブの男を無視して、時間を掛けて宝物庫を漁るのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ