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あらすじ
引きこもりの時期を経て、結婚し子供を授かった男は、自らの忘れ得ない本意を成就しようと転職の決意をする。
しかし、それまでに歩んできた仕事の道のりは、平坦な物ではなかった。
大学卒業後、自分探しの道中で、内定を貰っていた商社に就職せずに、オートバイレースに没入していた晃司。
飛び込み営業での出会い、経験、巡り合った女との恋愛、失恋。
導かれる様に出会った特別養護老人ホームでの介護、入居者や職員との心の交流、認知症、人間性の豊かさ、様々な知恵に触れる。次第に、大切な物に目覚めていく。
しかし、心の傷を負った晃司は、ある日を境に引きこもってしまう、、、
人は、何処かに生きる場所がある。
そう、信じている。