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ある日、突然に

しらすです。この作品は4作品目です。2作目は長い事夢が見れないので消しました。誤字、脱字報告お願いします。それではお楽しみください。

僕の名前は来栖 葵(くるす あおい)何だが女性っぽい名前だが、一応男だ。ただ、20歳にもなって、いつか伸びると信じていた、身長は160cmだ。友人からは、『お前、ワンピースでも着たら、初見の人が見たら女性に見えるんじゃね?』と言われ、一時期女装をしたことがあるが、友人に襲われそうになったので女装は辞めた。僕は数年前、魔法少女に助けられてから、魔法少女に憧れている。そして今、目の前にデフォルメされたクマのぬいぐるみが目の前に浮いている。どうして物理法則を無視してるねん。はぁ、どうしてこうなったのだろうか…………



1時間前


「はぁ、最近悠真(ゆうま)と全然遊べてないなぁ。今度有給を使って、悠真と温存にでも行こうかな~」


ゴト……



「ん?なにか音がしたような……」


なんだろう?少し見に行ってみるか。ここは5階だから、泥棒はこれないとは思うけれど、一応護衛手段として、包丁でも持っていくか。


葵は包丁を持ってベランダに出た。そこには、デフォルメされたクマの人形が落ちていた。


「なんだ人形か……でもなんでこんな所に?だって5階だよ?普通こんなところにぬいぐるみなんて入ってくるはずないのに……」


「ぬいぐるみとは失礼な!私はれっきとした精霊ですよ!もう、失礼なんだからプンプン」


なんだろう、この生物は。精霊?精霊って確か魔法少女になれる力を与える存在だったっけ?とりあえず何をしていたのか聞いてみよう。


「こんなところで何をしているんですか……とりあえず部屋の中に来てください」


「すまねぇ。さすがにずっと探し回っていたから疲れてたんだわ。詳しいことは中で話そう」


「探し回っていた?まぁとりあえずさっさと入ってください」


僕は精霊を家に上がらせる。さっき、探し回っていたと言っていたことは、魔法少女になれる人物を探していたのかな?精霊に会うのは初めてだし、色々と聞いてみたいな。



「で、さっき探し回っていたと言っていたけれど。何を探していたの?」


「あんたさ、色々と言いたいこともあるだろうが、魔法少女になってくれねぇか?」


「え、僕?それに魔法少女になる……」


少し考えてみよう。多分魔法少女になるについての注意点を自分の中であげてみよう。


1つ、危険 これは絶対そうだね。

2つ、お金が足りなくなる 当たり前だね、仕事できないもん。

3つ、多分魔法少女の文字通り少女にる可能性がある。


うーん。1つ目はまぁ、この世界にいたら当たり前のこと。2つ目が特に困る。今の仕事も楽しいし……3つ目はまぁ、ぶっちゃけどうでもいい。あれ?これ、お金があったらもしかしてやってもいいのでは?仕事は楽しいけれど、ちょいブラック気味だし……それに、魔法少女になれば大抵の傷は大丈夫らしいからむしろこの危険な世界で過ごすには自衛手段が増えるのはいいことなのでは?よし、お金を聞いてみよう。何かあるのかもしれない。


「ねぇ、もし魔法少女をやることになって、僕になにかメリットある?」


「そうだな…まずは力が手に入る。そしてかなりの額の金が手に入る」


「ん?お金が手に入るってどういう事?確かに魔法少女でアイドルみたいな真似事してるのは知っているけれど、それでもかなりの額にはならないと思うのだけれど……」


「あぁ、それな。アイドルの真似事だけなら300万くらいしか稼げねぇな。これではかなりの額とはいえねぇ。そして正解は、魔石だ。魔石を俺たち精霊に渡せ。そしたら魔石の等級にもよるが金を与えることが出来る。」


「ちなみに等級別料金表みたいなものはある?」


「あぁ、これだ」


「準備がいいんだね。どれどれ」



10級20000ドル

9級30000ドル

8級50000ドル

7級90000ドル

6級180000ドル

5級250000ドル

4級3200000ドル

3級4000000ドル

2級60000000ドル

1級200000000ドル



「こんな感じだ。なぜドル表記かと言うと円安の為だ」


「え、じゃあ実際はもっと貰えるってこと?」


「そうだな。今は1.4倍位は貰えるはずだ」


1.4倍つまり、1級を倒せれば2800万位は貰えるということかな?命懸けにしては少なく感じるけれど……今の仕事が手取り16万……10級が1つ28000円だとすると……6体倒せば給料は超えることになると……1日で日本に出現する魔物は、10級が256体くらい……そして日常的に出るのはせいぜいが7級。うーん……ま、自衛手段とお金が手に入るし、今の少しブラック気味な企業から脱出できるのはいい事なのかな?引き継ぎとかあるし本格的に活動できるのは1ヶ月後くらいかな。よし!


「分かった。魔法少女をやるよ。どうしたらいい?」


「おお!やってくれるのか!じゃあ早速、契約をしよう」


そういい精霊は魔法陣を出現させた。そしてなにかブツブツと言っている。どうやら呪文を唱えているらしい。それにしてもどのような契約なのだろうか……たしか少しだけ魔法少女が使っている魔法陣を解析してみたことがあったから少しだけなら読めるはず。えーとなになに……マホウショウジョトナリワレワレセイレイノタメイッショウマセキヲアツメルコトヲチカウ……っておいおいくそ契約では無いか……これは契約内容の変更をしてもらわなければ!


「ちょっと待った精霊さん。その契約内容変えてくれない?」


「んあ?契約内容?ん?てかなぜお前魔法陣を解析できているんだ?普通出来ねぇだろ……とまぁ、契約内容だったな。えーとなになに……魔法少女となり、我々精霊のため魔石を集めることを誓う……なんじゃこの契約内容。たしかに少しそっち側が不利だな」


ふぅ。どうやら契約内容は替えてくれるようだ……あ、そういえばまだ自己紹介をしていなかったな。契約してから自己紹介をするか。


「よし!契約内容の改変出来たぞ。早速結ぼうじゃないか」


どうやら書き換え終えたらしい。一応見てみよう。えーと…………魔法少女となり、我々精霊の良き隣人として時には助け合い、過ごしていくことを誓う。って結構いい感じになったね。契約内容はこれでいいだろう。


「最後に血を垂らしたら契約終了だ」


「了解」


血を垂らしたら魔法陣が光出した。多分これで契約が完了したのだろう。



「これで契約は終わりかい?」


「あぁ、これで契約は結ばれた。よろしくな、相棒」


「これからよろしく。そしてまだ自己紹介がまだだったね。では、改めて僕の名前は来栖葵だ。よろしくね?相棒さん♪」


「俺はフィールだ。よし。これから早速変身して…「くぁ~」………もらおうとしたけれど、こんな時間だから眠くなってしまったか……」


「うん。今日はちょっと眠い。さすがに話し込みすぎたね」


チラリと時計を見てみると午前2だ。いつもこの時間は寝ているはずなのですごく眠たい。もう、頭が回らないから早く寝よう。


「それじゃ、フィールおやすみ」


「あぁ、おやすみ葵」


フィールにおやすみと言い僕はベッドに横になった。




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