転生したら滝でした。
突如ある村の長老に大神ヴァイオレと言われる。全く見に覚えがない主人公。次回作にご期待!!
大体状況がわかってきた。笑えてくる、自分が異世界転生?!今超有名なジャンルじゃねーか。でも、でもだよ。滝に転生ってひどくない?俺プンプン丸だよ?神様〜。
女A『ハ〜すっきりするわ』
な?なんだと?!女の子が水浴びしてるのか。そうか、俺は透き通っていて綺麗だからな〜。俺の周りには村があるんだろうな。なるほど最高じゃん。女の子たちが毎日水浴びをしにくるのか〜。
滝『あの〜ちょっといい?』
あれ?反応がない?
滝『あの〜聞こえてます?』
あ、そっか。俺、今喋れんのだった。そういえば視覚もないやん。嗅覚も味覚もないやん。見れへんやん女の子。ぐやじいぃぃぃ。あ、でも触覚はある。波とか滝つまり俺の中にある物だったら自由に動かせるのか。女の子もいなくなったみたいだしでっかい波を作ってみるか。
滝『いけ、大波!!』
波『ザァァッバーーン』
すごい、これ軽く100人殺せるぞ。
声『スキル 大波を取得しました。』
滝『何これ?今直接脳に響いたみたいだ』
声『スキル 触覚、聴覚を取得しました。』
触覚と聴覚を取得ってなんだよ。と思った瞬間女の子の奇声が聞こえた。
ヤッベ見られたか。確かに急に大波が現れた驚くわな。
女B『長老動いてはなりません。お体が....』
長老『大神 ヴァイオレ様がお目覚めになられたのだ。全員頭下げんかぁぁ。』
は?どういうこと?俺がヴァイオレ?ていうかヴァイオレって?あーもう意味わかんね