第拾漆話 12月20日 其の終
すいません短いです。
「じゃあそろそろ寝るね。あとはよろしく。」
謎は解けていないがそろそろねる時間だ。寝不足で集中力が切れて殺されるなんてシャレにならない。
「うん、任せて。」
「何かあったらすぐに起こしてね。」
「わかってるわかってる。」
「じゃ、おやすみ。」
「おやすみ。」
やっと今日も終わった。銃声で一日が始まったのは初めての経験だった。いや、普通そんな経験人生に一度あるかないかだ。
『普通』の日本ならば。
残念ながらここは普通じゃない。中二の頃は非日常に憧れもしていたけれど、本当に非日常の世界に身をおいたからこそ思う。
普通が一番だと、普通で何が悪い、と。
でも、そんな普通じゃない状況だからこそ学んだこともあるし、出会った人もいる。羅優と出会うことは、GOMでなければ無かっただろうし、命の尊さも知らなかった。人を撃つゲームももう一生しないと思う。本当に人を撃たなければこんなこと思わなかった。
生きる大変さも知ったし、死ぬ怖さも知った。だから生きたいと思ったし、人を殺したくないと思った。でも生きるためには殺さないといけない。
それが現実だと知った。
でも、そんな中でも殺したくない。縛りプレイ上等だ。
これ以上殺さずに絶対に生き残ってやる。
ちと忙しくなかなか書く時間がないです。
更新が遅れると思いますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
誉められると伸びる子ですので、感想いただいたら伸びます。
なのでちょっとしたことでも感想をいただけると嬉しいです。