第零話 12月18日 其の序
R15をつけたのですがそこまでグロくないかと。語彙が少ないので戦闘シーンの描写が残念な感じになるかもしれませんがご了承ください。
それは12月のことだった。そう、俺の住む町で50年ぶりに雪が降った12月18日のことだった。大雪で町に出歩いている人もいず、店もほとんど閉まっていた。でも塾は開いているだろうと大学受験の勉強のため自習室に行ったのだが開いてなく、仕方なく家に帰る途中、商店街の中を歩いているときのこと。ふと目の前に一枚のチラシが降ってきた。
『ゲーム大会を開催します 参加料は無料 所要時間は1日 12月19日朝九時受付開始 賞金有 持ち物は特に無し 昼食、飲み物はお出しいたします 気になる方は是非『池速見町 3ー26ー24 池速見ビルディング』の一階受付カウンターにお越しくださいませ』
内容は簡素でチラシは白黒印刷。やる気のなさが伝わってくる。明日、12月19日は土曜日で塾は休みだ。家でいても集中して勉強ができないから気分転換に行ってみよう。昼食代も浮く。しかしどこからこのチラシは降ってきたのだろう?まあいい。帰って飯を食おう。明日ゲーム大会に参加することを決めて俺は家に帰った。
この判断が間違っていることなど知らずに………
受験勉強があるので続きを出せるかどうかわかりませんが、ボチボチ出していく予定なので読んでくれたら幸いです。