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そして時代は移り、707年頃、元明天皇の時代、その事業は再開され、太安萬侶によって古事記として完成されることとなった。
また、この時、新たに全国各地の言い伝えなども収集され、現在にいくつかの書が風土記として伝わっている。
その後、推古天皇までであった古事記を、715年頃、元正天皇の時代に再び漢文形式で後代に続けようと考えられ、舎人親王によって持統天皇の時代までをまとめたものが日本紀【日本書紀】として作成されたと言われている。
筆者は現時点でこれらすべてを熟読したわけでもなく、その力もあまり無いことが悔しいが、それでも少しづつ少しづつ、読み進めると、その時点でも自分なりの様々な発見や気付きが現れてくる。