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そのとき伊邪那伎は穢れたものをまず脱ぎ棄てた。
その棄てた杖から産まれた曲神、衝立船戸
※津波?
その棄てた帯から産まれた曲神、道之長乳歯
※地震の神、これは、「ぢのながちば」と読み、本来の読みは「道之長乳歯ゆ」漢字で書くと、「地の揺れ潰れる」となるのかもしれない。乳歯は千葉の語源?、これはその地盤に由来している?
その棄てた袋から産まれた曲神、時量師
※老い??
その棄てた衣から産まれた曲神、和豆良比能宇斯
※患いの憂の神
その棄てた褌から産まれた曲神、道俣
※干ばつの神、これは道保しの誤字から来ているかもしれない。正しい字で書くと地干の神となる。
その棄てた冠から産まれた曲神、飽咋之宇斯
※飽食の憂の神(飢饉)