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日本記  作者: clarify
黄泉(よみ)の章2 恐霊(おろち)退治
40/68

8-5

伊邪那美いざなみはそれを恨み、


愛我那勢命えあなせのみこと、縁を切ると言うのならば私は汝の国の人草ひとくさを一日に千頭絞め殺していくことでしょう」


と宣言した。


伊邪那岐いざなぎはそれに答え


愛我那邇妹命えあなにいものみこと、それならば私は一日に千五百を産むまでだ」


と宣言した。


このやり取り故に命を失う数よりも産まれる数のほうが多くなったのだと言われている。


伊邪那岐いざなぎと縁の切れた伊邪那美いざなみは、その後、黄泉津大神よもつおおかみと言われるようになった。


また、その道を追い斯伎斯しきしことから、道敷大神ちしきおおかみとも呼ばれる。

※追い斯伎斯しきし:追いし来し?


黄泉の坂【境】を塞いだいわは、塞坐黄泉戸大神さやりますよみとのおおかみと言われ、またの名を道反大神ちかえしおおかみと呼ばている。


【注釈:黄泉比良坂よもつひらさかとは出雲国いずものくに伊賦夜坂いふやさかのことだと言われている。】

※伊賦夜:意宇野いうや【出雲の意宇おう揖夜いや揖屋いや言屋いうやとも書く。 その平野な地形から、大野おおや(意富野)の訛り?】

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