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糞から産まれたのは、
(埴山の神?)
波邇夜須毘古と波邇夜須毘売
※波邇とは粘土のこと。夜須は山の誤字?
尿から産まれたのは、
彌都波能売と和久産巣日
※彌都波能売は水の神と言われているが不明。
※和久産巣日の和久は若の意味で穀物を若々しく育てる神と言われているが不明。
※金山、埴山の繋がりから考えると次も山から産まれる素材に関係する物かもしれない。後にこの二神から穀物の神が産まれるので、雨と種の神?日本書紀では和久産巣日から蚕と桑、五穀が産まれたともある。
※日本書紀ではこの部分に天吉葛と言う神名があるが、吉葛とは絹糸のことかもしれない。
【彌都波は満葉?】
彌都波能売と和久産巣日からはさらに豊宇気毘売が産まれた。
※宇気とは産気の意味。気は神霊のこと。
※日本書紀では倉稲魂と言い、伊邪那岐、伊邪那美の二神が餓えた時に産まれたとされる。穀物という意味もあるかもしれない。