日本記

神代（かみよ）の章

3-3

次に産まれ出でた尊は

男神「角杙（つのくい）」

※「つの」とは植物の意味？　例：つのさはふいわ

女神「活杙（いくくい）」

※動植物の礎が出来た。

ここまでの神を四代に数える。

次に産まれ出でた尊は

男神「意富斗能地（おほとのじ）」【大富？】

女神「大斗乃辨（おほとのべ）」

※豊作の神？

ここまでの神を五代に数える。

次に産まれ出でた尊は

男神「於母陀流（おもだる）」【陽足】

女神「阿夜訶志古泥（あやかしこね）」【夜畏】

※昼と夜が出来上がった。

ここまでの神を六代に数える。

次に産まれ出でた命は

男神「伊邪那岐（いざなぎ）」【磯凪】

女神「伊邪那美（いざなみ）」【磯波】

※海が出来上がった。

ここまでの神を七代に数える。

【註釈：これらの神々をまとめて神代七代（かみよななよ）と称する】

※神代七代で世界は出来上がった。