19.満員電車にて
ヴィオラです(何がだ?)。
いえ、今回の主な成果だと思うのですが、ヴィオラを使ってみたんです。楽器で。そうしたら思った以上に上手くいって、それが嬉しくって思わず一行目に書いてしまいました。今後、普通に歌でも使っていきたいと思っています!
と、いきなり突っ走り過ぎました。
えっと、では、順番通り、選択したショートショートの説明から入りたいと思います。今回は、CeVioのすずきつづみ(以下、すずきさん)という声を使うと決めていたので、それに合った話を選んで「満員電車にて」にしました。
この話、非常に淡々としているのですが、実は最初にすずきさんを使った時から、この話なら合うな、とは思っていたんです。というか、むしろこの話しか思い付かなかったくらいで。
いや、だって、すずきさんって感情パラメータが『クール』と『照れ』しかないんですよ? いないでしょ、そんな生物。地球上に。生物じゃないですけども。
だから、選べる話が少ないんです。
「満員電車にて」はむしろ感情の起伏が少ないのが魅力の話なので、ピッタリだと僕は判断したのですね。で、狙い通りだったと自分では思っています。今までの朗読と違って気を付けた点は、“間”を重視したくらいで、後は自然に作りました。
因みにこの話、自分が書いた恋愛物のショートショートの中では、一番好きです。ま、恋愛物をそもそもそれほど書かないのであれですが、これを投稿した時、僕を女性だと勘違いしたっぽい(多分だけど)人がいたくらいなので、それなりによく書けたのじゃないかとは思っています。
あ、それと、一応断っておくと、エッチな話ではありませんよ、これ。
でもって、次はBGM……
ヴィオラです(またか)。
実は初めはヴァイオリンを使うつもりでいたんです。浅井健一って僕の好きなミュージシャンがよくヴァイオリンを使っているので、真似してやろうと思って。
で、使い始めたんです。正直、不安だったのですが「あれ? 思ったよりも、いけるじゃん」って感じで、それなりに上手くいっていました。ところが、ある時に気が付いたんです。
「あ、ヴィオラだ、これ」
って。
はい。てきとーに楽器を選択してやり始めたら、なんとヴァイオリンじゃなくて、ヴィオラを選択していたのです! スペルを見間違えちゃってた(オイ)。
どうしようかと思ったのですが、これはこれで良さそうだったので、そのまま行きました。それに、ウィキペディアで調べてみたら、ヴィオラってヴァイオリン族の楽器らしいですし。
多分、あんま、変わらないでしょう。
(知らんけど)
途中からこれにピアノを合せました。相性良いですね、やっぱり。当たり前か。
ピアノはリズムを取るようなイメージで、合わせてみました。ヴィオラの流れるような音の中に、メリハリの効いたピアノの音。僕はそういうのがとても好きです!
あ、最後の方は、ヴィオラよりもむしろピアノの方が目立つようになりました。作っていたら自然とそうなったんです。クライマックスの盛り上げとかね。時間が経って聞き直してみたら、そこの部分が一番良く思えました。
じゃ、ヴィオラが主な成果じゃないじゃんって感じですが、わき役として効果があるんでも充分に成果だと思うんです。
ま、わき役ってするには、存在感があり過ぎる気もしますがね。ヴィオラ。
今回、恐らく初めてだと思うのですが、パーカッション類を使いませんでした。理由は合わない気がしたのと、雑踏及び、電車の効果音がその代わりになっているような気がしたからです。
てか、パーカッション類を入れたら、それら効果音を殺しちゃう気もします。
因みに、雑踏と電車の効果音は、フリーの音源を利用させてもらいました。検索したら出て来て。いやぁ、便利な世の中だ。
後は、今回の最大の鬼門の“絵”です。駅、電車、真面目な話。はっきり言って、僕の苦手ゾーン。
こんな絵、描けないよ。
仕方なく、どんな絵柄にするか、試し描きをしたのですが、人を描いていると、どうしても顔を大きくしそうになる自分がいる(笑)。
真っ当には描ける気がしなかったので、最終的に墨絵っぽな雰囲気もありーのな、ぼかしを多用した画風にしました。ぼかす事で読者の想像力に頼ってやろうと思ったのです。早い話が、誤魔化したのですね!
ただ、上手く誤魔化せなかったシーンもありましたが。そこは、それ、華麗にスルーしてくれると助かります。
朗読、BGM、絵。総合的に観て、思ったよりも随分と良くなったつもりにはなっています。
次は歌ですね。
じっくり作るぞ。
でもって、投稿したのが、↓です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24194312




