17.頭突き女の告白
実を言うと、最初は「へびのアー」の朗読を作ろうかと思っていたんです。あ、「へびのアー」ってのはファンタジーで、犬や猫みたいな感じにへびが懐いてきたら可愛いかもしれないと思って書いたもんです。それなりに好きなショートショートだし、“さとうささら”(以下、さとうさん)のイメージにも合っている気がしたので。
ところが、文字数を確認してみて、少し驚いてしまいました。思ったよりも、随分と多かったのですね。
前回が少し辛かったので、「今回は気楽に作りたいなぁ」などと思っていたので、それで予定を変更しました。
いつかは朗読させるつもりでいた内の一つ、コメディで、ショートショートらしいショートショートの「頭突き女の告白」。これはとても短いので、朗読も楽です。考えてみれば、コメディの朗読はまだやってませんでしたしねぇ。因みに、僕の記憶が確かならば、これ、僕が“小説家になろう”に初めて投稿したショートショートだったはずです。
ってな訳で、朗読をさせ始めました。いつも通り、オープニングコールだけ“歌”にしましたが、なんでかあまり上手くいかない。多分、僕が下手なだけだと思うのですが、なんか鼻声っぽくなっちゃうのですよ。それで、仕方なく、エコーを入れて誤魔化しました。
続いて、タイトルコール。何故か、これも上手くいかない。いえ、CeVio上ではちゃんと発音しているのですが、何故か『Music Maker MX Producer Edition』に上げると、音が少しわれちゃうのですよね。なんで、だろう?
ただ、これは“味”と思い込む事にしました。なんか、まぁ、いいやって(投げやり感)。視聴してくれる人が、どう思うのかは分かりませんが!
二回連続で、あまり上手くいかない。「これは、幸先悪いなぁ」って思ったのですが、それから先は、それなりに順調にいきました。飽くまで印象なのですが、やっぱりCeVioって、さとうさんのクオリティが最も高い気がしますよ。大して努力もしていないのに、感情がこもっているように思える。
ただ、“頭突き”のイントネーションが、どうにもちょっと違和感ある感じになってしまいましたが。“頭突き”が重要な話なのに、これはゆゆしき事態……
と、思ったのですが、大して気にせず、ずんずん作っていきました。
今回は全部、さとうさんに朗読してもらおうかと思っていたのですが、流石に声の種類が似通ってしまうので、友人の台詞には“すずきつづみ”を使いました。これは正解だったように思います。淡々とした口調なら、問題がない。
朗読が終わったら曲ですが、今回は、以前に偶然にできたコミカルな曲をベースに使いました。ゼロから作ろうかな?とも思ったのですが、ずっとそうだと、とっておいてある曲がまったく使えないと思ったので。幸い、雰囲気にも合っていたし。
もっとも、ちゃんと今回、作った部分もあるにはあるのですがね。普通に歌を作るのと、朗読用のBGMを作るのとでは、やっぱりかなり違っていて面白いです。プロの音楽家さん達もそうなんでしょうかねぇ。いえ、映画音楽とかね(なんだか、以前にも、似たような事を書いた気がする)。
曲。基本的には、アコースティック・ギターとベースとドラムを使いましたが、一部、雰囲気を変えたい箇所は、電子ピアノにしました。明るい曲は、苦手なつもりでしたが、自分にしては上手くいったと思います。やれば、なんとかなるようになってきました! 色々と。
後は絵です。
正直、人を描くのが苦手なので、その画力と労力の釣り合いの取れた絵柄を目指しました。
高望みはしないで、できれば、「本当は巧いのに、味を出す為にわざと雑にした」風になれば良いな、と思ったのですが、世の中、そんなに甘くなかったです。
具体的には、頭突きシーンを描く難しさに心が折れた感が、一番、濃厚です。いえ、他もあるけど。
次は歌にします。
でもって、投稿したもんです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23623821




