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16.絶望を語るヒマワリ

(歌詞)


曇り空の散歩道

湿った地面を蹴っている

バイアスかかった僕の目には

全てのものが憂鬱に見えて


雲の向こうの先にある

薄い青も将来の

希望を示しているようには

ほんの少しも思えなくて


咲いたばかりのヒマワリが

お日様探して空を見て

見つからなくて俯いて

風の流れに怯えている


醜い本心 (醜い本心)

綺麗な上辺 (綺麗な上辺)

優しい思い (優しい思い)

冷たい言葉 (冷たい言葉)

混ざり合ってる (混ざり合ってる)

ネットワークは (ネットワークは)

どこに転がる? (どこに転がる?)


絶望を語るあのヒマワリが、

いつの間にか微笑んでたんだ

顔を向けるお日様は何処にも、

見つからないのは分かっていたのに


絶望を語るあのヒマワリが、

いつの間にか声を上げ始め

君は涙を流して 笑う

君は涙を流して 歌う



現実逃避が板につき

逃げた先が現実に

元いた本当の世界では

静かに老いが拡がっている


道を渡る子供達

心の中で謝った

ごめんね君らの未来には

不幸が待っているらしい


項垂れたままのヒマワリが

お日様ないこと受け入れて

それでも何かを見つけると

静かにゆっくり顔を上げた


虚しい歩み (虚しい歩み)

転がる小石 (転がる小石)

諦めの吐息 (諦めの吐息)

無力の罪か (無力の罪か)

まだ胸の痛み (まだ胸の痛み)

感じるのならば (感じるのならば)


絶望を語るあのヒマワリが、

いつの間にか微笑んでたんだ

顔を向けるお日様は何処にも、

見つからないのは分かっていたのに


絶望を語るあのヒマワリが、

いつの間にか声を上げ始め

君は涙を流して 笑う

君は涙を流して 歌う

 今回は、とっても時間がかかりました。理由は幾つかあります。消費税の影響で仕事が滅茶苦茶忙しかったり、ゲームを買って嵌ってしまったり、そもそも、曲が長いという事も(曲が長いと、自ずから絵もたくさん描く事になりますし)。ですが、何よりも大きいのは、“初音ミクに歌わせるのがとにかく難しかった事”だったりします。

 ここ最近は、“鼻歌で作った曲を初音ミクに歌わせる”という方法を執らないで来たんですが、久しぶりにチャレンジしてみたのです。いえ、何回かの経験で、難しいのは分かっていたので、避け続けていたのですがね。それで“曲をまず作って、初音ミクに歌わせ易い歌を考える”って方法を執るようにしていたのですが、前回の「なにかを踏んだ」を作って、少しは自信がついたので、いけるかと思って。

 で、やっぱり難しくて、壁にぶつかってしまったと(笑)。

 

 実は今回の曲、ずっと前から鼻歌で思い付いてはいたのです。と言っても、サビ(サビでいいのかな?)の部分だけで、他は一切できていなかったのですが。ただ、それでも、その鼻歌部分は、それなりに気に入っていまして、ずっと作りたかったのですね。だから、初音ミクに上手く歌わせられない事に納得がいかなくて、ずるずるとしつこく試行錯誤を繰り返しちゃいました。

 しかも、曲の方もあまり上手くいかなくて、同時に何度も作り直していたし。

 最終的には、その部分は、50点から60点くらいにはなったと思っています。自分にしてはよくやった方かもしれません。

 それと、正直、曲の作る順番も間違えたような気がしています。

 「鼻歌部分は後で作ればいいや」と思って、まずサビ以外の部分から作り始めたのですが、その作った部分とサビとをスムーズに結び付けられなかったんですよ。しかも、それまでの部分もそれなりに気に入っちゃって、捨てる気にもなれなかったし。

 因みに、サビ以外の曲のイメージは“憂鬱な散歩道”にしました。

 いえ、鼻歌を思い付いたのが、憂鬱な散歩道だったものだから、そのまんまで。

 それで、“憂鬱な散歩道”な感じになるよう曲を作り始めました。選んだ楽器は、ピアノ……の、変な音が鳴るやつ(は?)。なんか、色々試していたら、みょんみょん(?)響く感じのピアノの音があったので、それにしたんです。今まで使った事がなかったし、面白そうだと思って。ただ、それだけだと、あまりにみょんみょん(?)し過ぎなので、音を締める為に電子ピアノも加えました。で、この二つをメインで行く事に。

 変なピアノと電子ピアノを交互に鳴らしたり、同時に鳴らしたりで、変化をつけて楽しんだのですね。

 そこにやっぱりドラムは必要だよねって事でドラムを追加、いい感じに合せられたと思ったので、そこにベースも加えました。これだけでもそれなりに良くはなったのですが、少し退屈な気もしたので、アコースティック・ギターも加える事に。これで彩りが生まれたような気がしています。

 (なんか、料理の説明をしてるみてぇ)

 ある程度できたら、なんとなく思い描いていた歌を具体的に歌詞にして、初音ミクに歌ってもらいました(因みに、Softを使いました)。

 あ、今回、ややスローなテンポな曲なんで、この部分は歌わせ易かったような気がします。とても気に入っている箇所も。

 で、そこから先に書いたサビの部分に繋げても良かったのですが、間を作りたかったのと、それだけじゃちょっとシンプル過ぎだと思った事もあって、久しぶりにSweetを使ってのハモリをやりました。曲調をちょっとだけ変えてね。

 で、その後で先に書いたサビ部分を作り始めたのですが…… これが上手くいかねぇ(笑っとけ)。

 さっきも書きましたが、歌も曲も繋ぎも全てできませんでした! しかも、仕事もとても忙しく…… ゲームなんてやっている暇ないのに、ゲームを買っちゃったし(なんでだよ?)。

 ただし、今回は一応、最後までその方針で作り上げました。つまり、鼻歌そのままでいったんです。前に似たような状況に陥った時は、諦めて、曲そのものを変えちゃったのですが。

 まぁ、それができただけでも、今回は成果があったと思いたいです。

 あ、因みに、このサビ部分の初音ミクは、Softだけじゃ弱かったので、Solidも加えました。

 

 さて。

 後は絵です。今回は白っぽく憂鬱な感じのイメージで行こうかと思っていたのですが、やっぱり黒もたくさん使っちゃった。いや、メリハリがね……

 因みに今回、複数の絵を一度に使うと透過させる事が可能と知ったので、それも少し使っています。

 楽しかった。

 

 次は朗読いきます。さとうさんで。

でもって、投稿したのが↓です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23466628

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