8.入学式、荒らしてみた
「どうするべきか…」
“おいあと3分で入学式だぞ!とりあえず…“
“よし!バックれるか!“
“許さんぞ!主席が逃げる入学式など前代未聞だ!“
“え〜“
“は・や・く・向・か・え!!“
“わかったわかった、でも走ったら間に合わないよな?“
“そうだな。おまっまさか…“
『初級炎自爆魔法《足》大爆発』
こうして俺は体育館の天井に刺さったことにより入学式に間に合った(?)。
“馬鹿が!主席が天井に刺さって受ける入学式の方が前代未聞だ!“
「「なっ、どうなってるんだ…」」ザワザワ
「「えっ嘘…」」ザワザワ
“ほら、先生も引いてるぞ!“
「とりあえず抜け出したいんだよな…よし、」
『初級水自爆魔法《全身》超小爆発』
次の瞬間他の生徒達が目にしたものは、天井にいた人(?)が水に変わってドチャッと落ちている恐怖の光景だった。
「「…そうだ。何事もなかったんだ。俺たちは何も見なかったんだ。そうだよな?」」
「「あぁそ、そうだな!」」
「「よし先生入学式を始めましょう!」」
『蘇生魔法』
「勝手に殺さないでくださいよ!」
「「え、えー?!何がどうなって…」」ザワザワ
「「俺たちは夢を見てるのか…」」ザワザワ
“よし、混乱に乗じてさっさとスピーチを済ませてしまうか!“
「えーと皆さん入学おめでとうございます。」
「「おいなんかしゃべりはじめたぞ…」」ザワザワ
「「まさか…」」ザワザワ
「主席のアクト・オルモストです。これからよろしくおねが…」
「「えー?!!嘘だろ…」」ザワザワ
「「あれが主席なのかよ…」」ザワザワ
「「そもそもなんでもう魔法が使えるんだよ…」」ザワザワ
「うるさい!」
「「ひっ、すいませんでした。」」
“完全に恐れられてるな…俺の知ってる入学式と違う…こんなはずでは…“
“うるせぇ悪魔、俺もこんなつもりではなかったわ!“
“なんか、この世界来てからちょっと性格変わってるよなお前…“
“そんなバナナ(フィリピン産)…“
“そこにこだわりはもたなくていいと思うぞ。“
「とりあえず、入学してからは今までとは違う日々を過ごすことになるでしょうから頑張って!! 短いですがこれを挨拶とする。」
“よし、完璧だな。“
“どこがだ!敬語を使え敬語を!“
「皆さんご機嫌麗しゅうございます。今日はいい日和で…」
“そこで敬語を使ってどうする!みんなポカーンとしておるわ…もう挨拶が終わったのだから早く座れ!“
“はいよ。“
「えっ、えーとハプニングもありましたがこれも入学式の醍醐味ということで…皆さんもどんなハプニングがあっても焦らずに対応できるようにしましょう…はい終わりだ終わり!後でアクト君は校長室に来なさい!」
“なぜだ、解せぬ…“
“いや当たり前だろ!“




