10.山にいたのはなんだろな。
よし、これでやっと天井を直せる。と、思いながら今俺は山に登っている。
“すっごい急な斜面だな。“
“最初だけのはずだ。頂上に近づくほど緩やかになっていくぞ“
“ふぅーんなら良いんだけど、これどこに向かってんの?“
“頂上の手前にある洞穴だ。その中に素材がいるぞ。“
“ふぅーんどのくらい取ればいいかな?“
“どうせなら天井全て張り替えようぜ!“
“その量があるのならね…“
“よし、ついたぞ!“
“遂にか、よし早速入って行こーと。“
そして中になって待ち構えていたのは… 5匹の炎龍だった。
“?!バッカ野郎これ推奨ランクいくつだ?“
“1匹で・万・クラスだな。“
“ふざけんな!こういうのは逃げる!!“
俺は急いで洞窟から出た。
ゴォオー
“ふざけんな、こういうのってさぁー洞窟の中から出られないんじゃないの?なんでついてきてるんだよ?!“
“ほらもう戦うしかないぞ!戦え戦え!“
“勝てるわけねぇだろ…鬼ヶ島にトイプードル連れてっても意味ないのと同じだよ!“
“お前の上級攻撃魔法は十分通じるぞ? たぶん… ほら敵を倒したら能力の細胞がわかるかもしれないぞ?“
“ちっ、なんでそんなに嬉しそうなんだよ… まぁこのまま人里まで行ったらまずいしやってみるか…“
『上級水魔法《滝槍狂》』
そして恐る恐る振り返ってみると…
“あ、まだ四体いたわ…“
『上級水魔法《滝槍狂》』『上級水魔法《滝槍狂》』『上級水魔法《滝槍狂》』『上級水魔法《滝槍狂》』
“なっ?危なげもなかっただろう?“
“なっ? じゃねぇよお前たぶんって言ってたじゃねぇーか!“
“龍の皮膚は鱗で包まれていてかなり硬いはずだが悠々と貫いたな。“
“まったく…貫けなかったらどうするつもりだったんだよ…“
“早速解体しようぜ。鱗と肉に分解して、肉はギルドで売ろう。欲しいのは鱗だけだからな。“
“あぁわかった。“
そして俺は奴がいる精神の核の部屋に鱗と肉を五体分詰め込んだ。
“ちょっバカヤロー狭い狭い!“
“まあまあ収納とかそういう系がないから仕方ないよね。というかこれを想定してなかったら、どういう風に持って帰らせようとしてたんだ?“
“ギクっ、、、まあ。持ち上げて…“
“いくらなんでも無茶があるだろ!“
“そんなことより早くギルドに行ってクエスト達成報告だ。“
“話をすり替えたな…まぁ早くいくか“
『初級炎自爆魔法《足》超大爆発』
こうして俺はクエストを達成し、ギルド…のある我が街の隣の隣の町にいる。
“おい!ここじゃないぞ!“
“いや風で流されまして…いや〜なんということでしょう!“
“ほんとにな…“




