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猫人  作者: KANGWA及びCurry and rice
中邑編
34/38

第六章-弐

「ついた~」

「長かったなあ~」

ようやく中邑に着いた。

どれだけ長いこと歩いたであろうか。

全員結構へとへとである。

「で、健さん、これからどうするんですか?」

「ああ、とりあえず、いったん休もう」



「健さん、僕らなんで中邑に向かっているんですか?」

「ああ、じゃあまず中邑についての話をしようか」


そういうと、おもむろに地図を広げ始めた。


今向かっているのは中邑というところだ。

みんな知ってると思うが、中邑というのはこの世界で一番の平野だ。

しかも、ここは猫人たちが生息する最大の場所でもある。

だから、ここの人間は獣人に対してもかなり友好的だ。

もちろん、我々を悲観的に見る人間もないとは言えないが...

でもほかの地域よりは過ごしやすいとは思う。


もちろん、それだけじゃない。

弟が中邑で、ギルドをやってるんだ。

ギルドってのは、お前らも知ってるだろうが、戦闘集団の一派だ。

俺の団長代理をやってもらってる。

せっかくだから、多少そこで世話になってみないかってことだ。


「なるほど、じゃあその健さんのギルドにお世話になるってことですか」

「え、じゃあ紺猫(みな忘れているであろう融規たちのギルド。)は?」

「それはお前らで何とかしてくれたらいい。抜けてそのまま活動するもよし、吸収合併するもよし...」

「...わかった」

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