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猫人  作者: KANGWA及びCurry and rice
ヨーロピアン(+優介と辰也)編
14/38

第四章ー弐

「人質...かぁ」

「もう手が回ってましたか...」

「いやむしろ今更感なのだが」

まあ、優介の言うこともあながち間違ってはない。

ただし、あまりに敵が暇しているもんだから、ついつい油断してしまった。

う~ん、やっぱり俺は集中力が足りんのか?

「一刻も早く連れ戻す必要がありますね」

「どうしようか...」

「...一番簡単なのは人質トレードだな」

「...でも誰にするか...」

「ああ、そのことなんですが」

「なんだ?辰也」

「実はこういう人がいまして...」

辰也の話によると、アンネ貴族の朱城、スパリーテ貴族の蒼城がおり、その娘が最重要人物らしい。

「そりゃまた、なんで?」

「彼女たちにはある電子機器が接続されていて、それをパソコンで読み込むと重要な機密情報が出てくるとか...」

「ふ~ん、でそれを誘拐すればいいわけだ」

「しかし、どうやって?」

「良い手があります。まあ、私に任せてください。」

いったい、この自信はどこからくるのだろうか。

俺は、それが不思議でならなかった。

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