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猫人  作者: KANGWA及びCurry and rice
メリアンダル(融規と春屠)編
1/38

~OPENINNG~

地球から遠く離れた惑星。

その惑星は、陸地のほとんどが森林でおおわれており、

ほかの惑星からは中がほぼ見えない。

これは、そんな惑星に住む、ある男の物語ーーーーー。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

すっかり古ぼけた、川にかかる橋。

一人の少年が橋の下の洞穴から出てきた。

人.....だろうか。

いや、我々人類とはちょっと違うらしい。

頭には動物の耳。

臀部には尾が揺れている。

これは.....我々人類が、「猫」と呼んでいる動物のそれと同じだ。

黒い耳と尾を持つ少年である。

そして、もう一人.....いや、一匹だろうか。

まあここでは、人として判断することにしよう。

ともかくもう一人、今度は幼女が出てきた。

彼女もまた、猫の耳と尾をもっていた。

今度は朱色である。

何か会話しているらしい。

しかしながら、何を会話しているかは聞き取れない。

二人とも泥だらけ。そしてやせ細っている。

そして少年が何か言った後、ズタボロの服からチューブを取り出した。

そして中から出てきたペースト状の何かをなめると、どこかに走り去った。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「こらーっ!何してやがる!」

とある町。一人の男ーこいつは耳も尾もついてないーは、ゴミ捨て場にいた少年を見つけ、追跡を開始した。

少年はひたすら逃げている。が、力尽きたようで、途中で石につまずき、そこから動かなかった。

すぐさま数人の男たちが来て、少年を拘束する。

「やっと捕まえたぞ、この泥棒猫め!」

「いつもいつも悪さしやがって、今日てえ今日は許さねえ!」

言うや否や、殴るだの蹴るだの暴行を加え始める。

「ちっ、なかなか〇なねぇなぁ」

「えぇい、今日はこんくらいにしといてやらぁ、ただし次やったら覚えとけよ!」

と言い、そそくさと退散していった。

そして少年は束縛されたままー動かなかった。


はじめまして。KANGWAと申します。

まだまだ未熟ですが、温かい目で見守ってくださるとうれしいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

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