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なぜか混ざる水と油のゆりっぷる  作者: 壊れ始めたラジオ
ありがとう。私を見ていてくれて。〜Thank you for looking at me!〜
23/30

空「人見知り×衝撃=ベストマッチ!」

「あんた達全員…………人に夢を与えているんだから、自分で与えた夢くらい、自分で壊さないようにしなさいよっ!」

「……!」

「……じゃ、そういうことだから」


 少女の言葉を聞いて、私は膝から崩れ落ちた。

 私の中に、電撃が走ったような感覚に襲われた。


「……待って」


 私は、昔から人と話すことが苦手で。

 誰かに話しかけたくても、声が喉で詰まってしまって。

 誰かに話しかけられても、うまく言葉が返せなくて。

 ずっと悩んでいた。


 そんなとき、親のパソコンで遊んでいると、学校のクラスで話題になっていた動画投稿サイトが目についた。

 最初は、「流行を知ったら、クラスメイトに話しかけられるかもしれない」という、そんな軽い感じで覗いただけだった。


 その後、自分自身が「視聴者」から「投稿主」になるとは露知らず。


「……好きです。私と……付き合ってください………………!」

「は……?」


 ……彼女は、顔を歪めてこちらを窺っていた。

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