異聞・妖刀百物語（６）　- 憑キ者奇談 -

※『異聞・妖刀百物語』は連作伝奇短編集です。
物語はそれぞれ独立しており、ナンバリング通りに読み進めなくとも問題はありません。
ナンバリングは作者オススメの進行順序です。

あらすじ：立花宗太は十九才になる大学生である。
彼はこの春高校を卒業し、憧れの一人暮らしを満喫していた。
しかしある日、興味本位から父親に「お守り」として持たされていた家伝の刀を引き抜いたのを切っ掛けに、美しい女の幻覚を見るようになってしまう。
女の幻覚は部屋に居座り生活費を使い込む有様であったが、頑なに精神病であるとして怪異を認めない宗太。
だがある事を切っ掛けとして、宗太は怪異を現実として受け入れざるを得なくなり、別の怪異と対峙することになってゆく。
そんな、憑キ者達の物語。
※旧題：ドグマティック→トリックスター
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