もしもこのキャラ達が出遭ったのなら
問い:もし、こんな~シリーズの裏表が激しいデレるのは子魔にだけ!人間?いやいや魔王ですよなリリ
「ちょと待ちなさいよ。間違った認識を流布するのやめてくれる?私人間。シスター、魔王なんかじゃないから!」
と
涙目は標準装備です。能力は最低ライン、やっかいな人物ホイホイで元農民で現不憫系最弱勇者、フィレア
「違います違います違います!わたし農民です!勇者様じゃないんです!なにかの間違いなんです~~~!」
が
魔王が駆け落ちしたので~~シリーズの全ての元凶はこの男。愉快痛快、面白ければそれでいい。面白くなきゃ引っ掻き回せ!妹殿下は涙が止まらない、な魔王様
「なんかヒデェ言い方だな。全くもってその通りだから否定しねぇけど。つまらないより楽しい方が誰だっていいだろ?」
と
そのお年でお腹の中は黒を通り越しもはや混沌。何が彼をここまで黒くしたのか、鬼畜腹黒は魔王に匹敵。正直いって彼が大人になったときが怖すぎる!な勇者様
「酷い言われようだね。何様のつもりなんだろう?図体だけ大きくても中身が伴ってない人にどうこう言われたら僕、傷ついてうっかりキミを破滅させてしまうかもしれないよ?」
が
もしも出会ってしまったらどうなるか予想しなさい。
魔王:「へぇー世界が変われば魔王と勇者も随分と様変わりしちまうもんなんだなぁ~~」
リリ:「ちょっと、何勘違いしてんのよ。私は魔王じゃなくてシスターよ!」
フィレア:「違うんです違うんです。わたしが勇者なんて間違いなんです!」
勇者:「………全力で否定してるね」
魔王:「なんだよ、魔王もそんなに毛嫌いするもんじゃねぇぞ?強いやつしかなれねぇし、なったら好き勝手できるし」
勇者:「勇者はまぁ、周囲の期待やら羨望やら陰謀やらがうざいけどそんなのはさくっと黙らせればいいしね。神から色々特典貰えるからまぁ、悪いもんじゃないね」
リリ&フィレア;「絶対に認めない(ません)!!」
魔王:「おかっしいなぁ………うまく魔王の良さをアピールしたつもりなんだが」
勇者:「あははは。僕の言葉を否定するだなんていい度胸だね」
魔王’sサイド
リリ:「あんたを見ていたら魔王なんて碌でもない存在だって再認識したわ!」
魔王:「えー碌でもないか~~~?好きに暴れて好き勝手にして問題が出ても他の奴らが勝手に後始末してくれるこれ以上ない地位だぞ?」
リリ:「その発言内容そのものが碌でもないって認識してない段階であんたはロクデナシ決定よ!!」
魔王:「鼻息荒く否定せんでも………せっかく同じ魔王の誼で面倒を見てやろうかと思ったけど………そんなに否定されるとイラついてくるなぁ…………」
リリ:「何よ?やる気?」
魔王:「その様子じゃ力が目覚めている訳じゃなさそうだが………命の危機に瀕したら魔王の力も目覚めるかもな?死んだら死んだで俺に害なんてないし♪」
空中にいくつもの火の玉出現。
魔王:「ほれ、小手調べ」
リリ:「あほかぁぁぁぁぁぁ!!ただのシスターになんてもんを投げつけてくんのよぉぉぉぉぉぉ!!」
ちゅどーんちゅどーん!!断続的に続く爆発音。その合間を必死に走りぬけるリリ。それに笑いこける鬼畜魔王様。
魔王:「ぎゃはははは。火ばかりじゃ熱いだろ?こんどはほれ、氷の塊だ」
リリ:「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
勇者’sサイド
フィレア:「あ、あわわわわわ!!」
勇者:「おや、魔王達はどうやら盛り上がっているようだね」
フィレア:「え、どう見てもあれって魔王さんがリリさんを攻撃しまっくているように見えるのですけど………」
勇者:「楽しそうだな」
フィレア:「(聞いてらしゃいません。しかも楽しそうなのも盛り上がっているのも魔王さんだけですが)」
勇者:「僕らもやってみようか?」
フィレア:「え”」
勇者:「大丈夫、僕は魔王と違って死んでも構わないなんて言わないよ。生かさず殺さずジワジワ甚振るのが得意なんだ。安心して」
フィレア:「(え?その発言のどこに安心要素があるのですか?っていうかそれって一思いに殺されたほうがいっそのこと楽ですよね?)」
勇者:「あ、抵抗してもいいよ。頑張ってね」
フィレア:「え、あ、えええええええ?」
空中から雷がいくつも降り注ぐ。
フィレア:「ひにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
勇者:「あははは!とっても可愛いよ。無様で。ほら、頑張って避けないと雷が増えるよ?」
もっと無様に踊ってよとフィレアが避けれるぎりぎりのタイミングで雷を落としまくる勇者。やることが陰湿である。
フィレア:「えぐえぐ………ひぃぃぃぃぃ!!」
勇者:「う~ん。魔王の妹殿下ほどじゃないけどいい反応するなぁ………訳の分からない空間につれてこられた鬱憤も少しは晴れるね」
答え:常識がある方が酷い目にあう。