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魔王の専属料理人   作者: はとさぶれ
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異世界転生したら魔王に拾われて飯を作れと脅されました

閲覧していただきありがとうございます。初めての試みですので至らない点も多々あると思いますが、少しでも楽しんでいただけると幸いです。

0品目 ~どうして俺がこんな目に...?~


「おいワタル、飯はまだか?」イライラした口調で魔王は俺に聞いてくる。

「もう少しお待ちください。すぐできますので」そういうと魔王は不憫な顔をしながらも厨房から出て行った。その瞬間、俺は腰を抜かしてしまった。

「はぁ、マジで怖かった。なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ...」そう、俺は今このわけのわからん世界で生きるか死ぬかのデスゲームを半ば強制的に行わされている。

そもそもなぜこんなことになっているのかすらもうろ覚えだ。もともと俺、新納航は東京のフランス料理店で働いている料理人だった。肉料理が得意だったこともあり、18歳で就職したこの店でロティシエールのスー・シェフに任命されたばかりだった。今年で25歳になった俺にもついに努力の報われる時が来たかと喜んでいて...そうだ、家に帰る途中で自分へのご褒美に新しい調理器具を買いに行こうとしてたんだ、それで家への帰り道とは反対方向の横断歩道を渡ってたらトラックが来て...「ウッ...」恐怖からか思わず吐きそうになる。「そうだ、、、俺トラックにひかれたんだ、、、それで目が覚めたらこんなとこにいたんだ。」こんなところとは魔王のいる城、つまり日本から異世界に転生してしまい、この世界でもさっそく死の窮地に立たされている...

なぜ死の窮地に立たされているのか、簡単に言うと俺を見つけて、拾ってきたのが魔王だったからだ。目が覚めた時は恐怖と驚きで何もしゃべれなかった。目が覚めた俺を見た魔王は目の前まで来て俺に質問してきた。「お前は何ができる。」俺はこの質問に対し、おそらく本能的にとっさに、「料理です、肉料理が得意です」と、返答した。すると魔王は一瞬驚いたような顔を見せたがすぐ元の表情になり、「そうか分かった。ちょうど我は腹が減っている、我が満足する肉料理を作れ、もし我が満足できないようなものを出したとき、お前の命はないと思え。」と言ってきた。俺はこの時、即座にわかりましたと返事をした俺に一生感謝しなければいけないなとのちに思った。

閲覧していただきありがとうございました。次回の投稿もなるべく早くできるように頑張っていきたいと思いますので気長にお待ちいただけるとありがたいです笑

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