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61.Vの歌枠は伸びる

V0最後のPvEです。

 ニムと別れて精霊界の外へ。開かれている祠ならどこにでも飛べるから、王都西平原の途中に位置する扉から出てきた。王都ではなかったのは、少し試運転をしておきたかったからだ。


「ステータスも変わりましたし、新しい戦い方には慣れておかないと」


〈お披露目だ!〉

〈周り誰もいなくて草〉

〈まあだだっ広いフィールドだし〉




「……うん?」


〈どした〉

〈何かあった?〉

〈特に何も変わってないけど〉


「あれ、配信画面では見えてないんですか? 私の視界、いま変な事になっているんですけど……」


 なんというか、世界がいやに色鮮やかなのだ。そこかしこに明確な色が漂っている。……ように思えるんだけど、でも本物の色ではない。視覚ではそこに何もないとわかるのだ。

 というか、視覚だけではない。「そこにそれがある」という感覚が、五感のどれとも違うところにあるような、変な感じだ。


〈精霊界みたいに見えてるのが違う?〉

〈俺らには普通にしか見えんぞ〉

〈ここぞとばかりに厄介な設定がいっぱいじゃん〉

〈いまいちどんな感じなのかわからんけど〉

〈視覚以外で色が見える……?〉

〈共感覚みたいな?〉

〈*運営:精霊は魔力が見えます〉


「運営さんから助け舟が来ましたね。……これ、魔力ですか」


 魔力が見えるときた。確かに精霊には“魔力覚”とでもいうべき魔力専用の知覚があると聞いたけど、こういうことか。まだその感覚を使いこなせていないから、他の感覚に混ざっているということらしい。


〈なにそれ……〉

〈えぇ……〉

〈凄いな、どうやったんだ〉

〈待って九津堂なんなん?〉

〈第六感作ったってこと?〉

〈共感覚再現してるとか嘘だろ〉


 ……とんでもない謎技術だ。






 とはいえ今の私にはよくわからないから、それ以上のことは言えない。感覚が馴染んでからまた話すことにして、気を取り直して《魔力感知》。

 一番近くの敵を探り当てて、ついでに属性も割り出す。接敵する前に準備ができるから、《虹魔術》とかなり相性がいい。


「狼が三匹。属性は……火、水、風ですか」


〈範囲広くなってない?〉

〈色分けされるのか〉

〈これは配信でも見えるんだな〉

〈スキルだからか〉

〈わかりやすくていいな〉


 索敵範囲が広がっているのは当たり前だ。レベルそのままで上位スキルに変わっているわけだから、単純に性能が上がったのだろう。

 さらには索敵で見える影も色分けされるようになっていた。これだけ主張されれば属性の間違えようがない。

 スキル名からしても魔力を感じ取っているのだろうけど……これはリスナーにも見えるようだ。スキルとして区分されると配信カメラが反応するとか、そんなところかな。


「まずは一体潰しますか。《ウィンドアロー》、連射」


〈おお!?〉

〈待て待て待て待て〉

〈何それ何それ〉

〈まーた大道芸始めてる〉


 まだ距離があるから、射程のある魔術から。水属性の狼へ使い慣れた《ウィンドアロー》。

 ただ、これも新しい戦法の練習だ。《連唱》の数を増やして、さながらフルオート銃のように立て続けに撃ち出す。


「おお……なかなかいいですね。もしかしてアロー系、強い?」


〈そらそんだけ撃てば強いだろうよ〉

〈アローだけで瞬殺してるの草〉

〈いや意味わからん〉

〈なにそれ……〉


「さっきの進化ボーナスで私、INTが一気に75も上がったんですよ。それでこの『アローガトリング』ができるのでは、と」


 魔術系のプレイヤーまでコメント欄に見えてきたから、詳しく意図を説明しておくことにした。

 精霊進化によるステータス変化で、魔術の威力と詠唱速度に影響するINTが一気に上がった。このうち詠唱速度のほうに着目して、《連唱》の速度も上がるのではと思ったのだ。

 連唱が可能な上に詠唱も短く、射程が長くて消費も非常に少ないアローの有効活用だ。元々連射前提のスペックなのだから、さらに連射量を増やせばいいのでは、というわけ。


〈うわぁ……〉

〈*イシュカ:盲点だったわ〉

〈私もやってみよ!〉

〈妖精組がアハ体験してるの怖い〉

〈ああ、妖精軍団がますます凶悪に……〉


 この方法なら《連唱》数の上限も気にならない。狼が避けても先読み気味に追い続けて、水属性の狼はあっさり倒せてしまった。

 一応フォローしておくと、これが広まっても弓使いに影響はない。さすがにこのレンジでは弓の方が強いからね。例えばジルさんだったら、この狼くらいは脳天で一撃だろう。




 水の狼を仕留めている間に残りの二体が突進してきた。これはもちろん想定内だ。落ち着いて狙いをつけ直して、今度は風属性の狼を倒す。


「《フレイムスロア》!」


〈お嬢が火魔術を……〉

〈これから毎日狼を焼こうぜ〉

〈なんで火のロアだけ複数形なんだろ〉


「火のロア、お洒落なんですよね。これだけ『フレイム・スロア』と掛けてるんですよ」


〈あっ〉

〈そうだったのか!〉

〈はえーあったまいー……〉

〈うわー気付かなかった〉


 そうなんだよね。これは私自身が使えるとは思っていなかったし触れていなかったんだけど、《フレイムスロア》のネーミングはかなり洒落ている。

 他の属性に合わせると“火炎の(flames)咆哮(roar)”なんだけど、たぶん火炎(flame)放射器(thrower)とのダブルミーニングになっている。……もしかしたら、この言葉遊びを思いついたスタッフがロア系魔術そのものを命名したのかもしれない。


 そんな火炎放射、と呼ぶには光線じみた《火魔術》はまっすぐ突進してきていた狼を掠めた。それでも突っ切って飛びかかってきたから、魔術を載せた《虹魔剣アイリウス》で迎え撃つ。


「《フレアプロード》!」

「ギャゥッ!?」


〈おお!?〉

〈かっけぇ……〉

〈やっぱエンチャントするなら火だよな〉


 もともと《火魔術》は《アイリウス》と《風魔術》の相性の悪さを目の当たりにしてから、真っ先に欲しくなった属性だ。この通り、剣に纏わせるのにちょうどいいから。

 でもエルフは習得できなかったから、諦めて《氷魔術》で代用した経緯がある。精霊となってデメリットが消えた今、私も《火魔術》を好きなだけ使えるのだ。


 剣に宿していた《フレアプロード》はカウンターの斬撃が首へ入った瞬間に発動。接地点を中心に起動した爆風が至近距離から狼を灼き、こんがりウェルダンにできあがった。

 なんともワイルドな、狼の丸焼き・戦場スペシャルだった。当然ながら品質はG-。




「……ん?」


〈お?〉

〈どしたお嬢〉

〈どっか痛めた?〉


「いえ……微妙に感覚がズレたんですよね。横っ腹を狙ったんですけど」


 神鞍神社で《黒き神霊》と戦った時とは逆だけど、近い感覚だ。あの時は体が感覚よりもかなり遅く動いたんだけど、今回は逆。

 自分で覚えているより、体の動きが速すぎるのだ。同じタイミングかつ同じ力加減で動かしたはずなのに、腕が振られる速度がかなり上がっていた。


〈そらそうだろ〉

〈お嬢のぽんこつ珍しいな〉

〈そらさっきAGIも上がってたし〉


「……あ、そうでしたね。AGIが25増えたんでした」


 それ以上に増えた魔法系ステータスは威力とMPの増加だけで、感覚にはほぼ影響を与えなかったから気づかなかった。でも確かにそうだ、敏捷性そのものがこれだけ一気に上がれば違和感があって当然だろう。

 これは後でちゃんと慣らして、新しい感覚を頭に叩き込んでおかないと。私の場合はいちいち考えるより、感覚で覚えた方が早いのだ。






さて、残る狼は一匹。


「常連勢の皆さん、覚えてますか。初日のあのギャグシーン」


〈相手は火属性……あっ(察し)〉

〈かなしいじけんだったね……〉

〈新参だけど切り抜きで見たわ〉

〈切り抜きくっそ伸びてて笑った〉

〈松明でダメ喰らうお嬢定期〉

〈でもお嬢は進化したから!〉


 サービス初日、敵は本作のキング・オブ・ザコことうさぎさん。どこからどう触れてもダメージなんてなさそうなあのまんまるな体で、真っ赤なうさぎが体当たり。受けた私は一撃でHP半減。そんな茶番があった。

 あれから三週間、私は進化した。ついに火属性の苦手を克服したのだ。とくと見よ、火属性等倍の精霊の防御力を!


「あいてっ」


〈……〉

〈……普通だな〉

〈当たり前なんだよなぁ〉

〈普通すぎてコメントに困る〉


「……《スコールプロード》」


 減ったHPゲージは、およそ5%。

 確かに成長は感じられた。感じられたんだけど、正直コメントに困る結果だった。相手は大概ザコなのに、微妙にダメージを受けてしまったせいで締まらない。

 当たり前だ。HPや防御力は主にVITのステータスが強く出る。レベル25時の妖精を除くVITの平均(つまりほぼ均等に自由値を振った人間の場合)は、およそ112。一方で私の現在のVITは、驚きの47。安定の紙耐久である。


 居た堪れなくなった私は、実験台となった狼くんを《水魔術》で吹き飛ばした。なんか、ごめんね。








「気を取り直して、次に行きましょう」


〈おっ〉

〈きたきた〉

〈お嬢の歌だ〉

〈おうた待機〉


「周囲に敵がいないので、《瞑想》を試してみましょう」


〈なんでだよ〉

〈歌えよ〉

〈歌えお嬢〉

〈*ミカン:歌ってよルヴィア〉

〈ミカンたそもお歌をご所望だぞ〉


 うるさいやい。

 私だって別に音痴ではないから、カラオケで歌うくらいなら嫌がったりしない。妹と一緒に母からボイストレーニングも受けているから、そのへんの一般人よりはずっと歌えるはずだ。


 でもね。今、まだ昼間なのに同時接続が5万人いるんだ。どうして素人が東京ドームでライブしなきゃならないんだ。

 じゃあなんで《精霊の唄》を取ったのかって? 私、配信を理由にゲームプレイを妥協したくないんだ。敵に負けてから「《精霊の唄》を育てておけばよかった」ってなりたくないんだ。


「《瞑想》の使い方は確か、発動を意識して足を止めるだけでしたね」


〈おうたは? ねえおうたは?〉

〈*ユナ:ルヴィアの歌、私も聞いてみたいなぁ〉

〈ユナちゃんもお歌をご所望だぞ〉

〈【定期】お歌待ち中〉

〈ちょっと拡散してくる〉

〈まあ待て、どうせもうすぐお歌だ〉


 雑念を捨てて……ユナからフレンド通話が掛かってきたけどこれも無視して、体内で魔力を巡らせる意識。魔力の循環が感じられるようになってきたら、これを意識的に後押しするイメージで。

 ……うん、MPが回復し始めた。進化ボーナスでMNDも上がったおかげで余裕ができたMPだけど、《瞑想》があればもっと運用がしやすくなりそうだ。


 魔攻(MATK)に弱めのバフが乗ったあたりで、大きな熊が一匹のそのそとやってきた。《瞑想》状態では攻撃も防御もできないから、残念ながらこれ以上は続けられない。

 《瞑想》を解除して、剣を握り直す。私の瞑想を邪魔した熊はこの剣の錆に……。


〈【定期】お歌待ち中〉

〈同接65000きた!〉

〈クエストないのに7万人近く来てて草〉

〈*フリューリンク:ルヴィア、歌って……?〉

〈暴走天使もお歌をご所望だぞ〉


 ……はい。






「……というわけで、気は乗りませんが《精霊の唄》を試してみましょう。気は乗りませんが」


〈きたああああああああ〉

〈おうた! おうたきちゃ!〉

〈待ちに待った歌枠だ!〉

〈同接7万人!!!〉

〈*九鬼シオンofficial:なになに、お姉ちゃん歌うの?〉

〈シオンちゃんもお歌をご所望だ〉


「紫音は帰りなさい。知り合いもみんな帰ってください。お願いだから……」


〈*九鬼シオンofficial:やだ!!!!〉

〈*フリューリンク:ルヴィアの歌が聞ける!〉

〈*ルプスト:帰るわけないじゃない? じゃないの?〉

〈*クレハ:あら、ルヴィアが歌うんですか〉

〈*ジュリア:いずれやるのではと思っておりましたわ〉

〈誰も帰らなくて草〉

〈幼馴染組勢揃いで草生える〉

〈シオンちゃんの拒否に勢いありすぎて笑うわ〉


 あれだ。コラボ回のゲーム勝負に負けたVtuberが罰ゲームで歌枠をさせられた時の気持ちがよくわかった。いちリスナーとしては笑って見ていたけど、こんなに恥ずかしいんだね。

 まあロリ化はしないから大丈夫……元々合法ロリだったね。大丈夫も何もなかった。


「なんでこんなに人が多いんですかね……」


〈73000人いった〉

〈日スタ埋まるやん〉

〈みんなお嬢のお歌聞きたいんだなって〉

〈母親超えたな〉


 現在の同時接続、約74000人。今なお国内最大の箱である日産スタジアムの収容人数を超えました。ちょっと渋っていたらいつの間にかお母さんよりも大勢の前で歌うことになってしまった。

 このままじゃ私、日本一観客を集めたアーティストになっちゃう。デビューすらしていないのに。誰か助けて……。





 覚悟を決めました。目の前に熊がいるから、さっさと決めざるを得ないんだ。


 《歌唱魔術》と同じく、《精霊の唄》は曲目に指定はない。逆に言えば現状、所定の曲も存在しない。好きな歌を歌って、それが歌だと認識されれば曲調に準じた効果が得られる。アイドル曲を始めとしたポップチューンなら自分にバフ、ゆったりしたバラードなら敵へデバフといった具合だ。

 思うに、これが《歌唱魔術》が広まらない最大の理由だと思う。本当に歌に自信がある人ならともかく、普通の人が初対面だらけのレイドでカラオケみたく歌えるかというと……。


 運営には専用のオリジナル曲、それもファンタジーっぽいものを改善点として強く要望しておこう。そうしよう。


「確かサビだけで大丈夫でしたよね。ではバフから……」


〈きたああああああ〉

〈お歌だ!!!〉

〈うめぇ〉

〈これシオンちゃんのドラマの主題歌じゃん〉

〈めちゃくちゃ上手いじゃん〉

〈あっっっつ〉

〈バフついてる〉

〈うっま〉

〈プロ級じゃん〉

〈めっちゃ強くね?〉

〈やっぱ才能は血筋なんだなって〉


 全く関係ない曲を歌うのもどうかと思って紫音に関係するものを選んだけど、どうやら好評だったらしい。これまでやってきた戦闘ならともかく、素人の歌を8万人にべた褒めされるというのも気恥ずかしいものだ。……あれ、まだ増えてない?

 肝心の効果はというと、かなり強い攻撃バフがついていた。単体限定な上に隙がかなり大きいとはいえ、レベル1であることを考えれば本職の《巫術師》が焦るほどの性能だ。


 ただひとつ言わせてもらうなら、誰だ自動でエコーかかる仕様にしたの。


「あと二曲のサビが限界ですね。次、デバフ系」


〈うっっっっっめえ〉

〈やば〉

〈涙出てきた〉

〈お母さんの曲じゃん〉

〈全盛期の久遠美音だ……〉

〈ほんとに娘なんだなぁ〉

〈本物じゃん……〉

〈*ミカン:ほんと上手いよねルヴィア〉

〈*九鬼シオンofficial:お姉ちゃんはほぼなんでも歌えるけど、バラードが一番上手い〉


 この際コメント欄は無視する。肝心の効果だけど、やはり相当強かった。ボス戦では本職アタッカーの私がデバフに回るのも真面目に検討する必要があるかもしれない。

 ただ、私は攻撃力もかなり上がっている。何よりボス戦でテンションの下がるバラードは相性が悪いのだ。攻略では機会は回ってこない……と思いたい。


「最後、《精霊の唄》限定の単体攻撃なんですけど……強めのロックナンバーあたりで出ますかね」


〈うわぁ上手い〉

〈何やらせても上手いな〉

〈お母さんも何歌っても上手いからな〉

〈サラブレッドだ……〉

〈これもしかして父親の会社のCMソング?〉

〈マジだこれあのCMだ〉

〈どこまでも家族想いな子だな……〉

〈今ちょっとマジで感動してる〉

〈*九鬼シオンofficial:お姉ちゃんのこういうとこ大好き〉

〈あ、ダメージ入ってる〉

〈うわぁ強い〉

〈けどさっきのガトリングほどじゃないか〉


 うーん、確かに強いといえば強い。一週間前の私に与えたらソロでは多用していたかもしれない。

 でも今は他の魔術も強くなっているわけで。遠距離ではさっき試したアローガトリングが使えそうだし。ただ、こっちの方が魔力効率はいいんだよね。出番自体はあるかもしれない。


 《精霊の唄》はあんまり配信では使いたくないんだけど、なまじっか優秀だから封印するわけにもいかなそうだ。それだけ確認した私は、後はバフとデバフを思いっきり活用して正攻法で熊を瞬殺した。

 コメント欄の惨状と桁が繰り上がったリスナー数は、見なかったことにした。

紫音「お姉ちゃん、お母さんを超えたね!」

美音「お母さんもオンラインライブしたら10万人集まるかしら……」

朱音「もうやめて」


歌の内容については割愛。なんせ架空ですからね。作詞作曲なんてしたことありません。


次回はこれまで通り明後日の金曜日ですが、そこからの週末は3日連続更新で章を締めようと思っております。お待ちください。




前回のお願い後、ありがたいことに評価をつけてくださった方が多かったみたいで。久々にランキングのトップページに載ったりして感無量だったりします。

もしもこれが続けばあるいは年内10000ポイントも……という希望は見えました。ブックマークがまだの方、この下の☆☆☆☆☆がまだ白いままの方、よろしければぜひ応援よろしくお願いします!

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『Dual Chronicle Online Another Side 〜異世界剣客の物語帳〜』

身内による本作サイドストーリーです。よろしければご一緒に。

『【切り抜き】10分でわかる月雪フロル【電脳ファンタジア】』

こちら作者による別作となっております。合わせてお読みいただけると嬉しいです。


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― 新着の感想 ―
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[一言] うたは著作権があるので、ゲーム会社がゲーム内で使われる曲を一括で契約していると考えればいいのでしょうか? いっそ、主人公にゲームのオープニングテーマ、エンディングテーマ、挿入歌などを歌っても…
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