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121 ソラさん、ちょっとは自重してくださいね

 聖地カルーザスを朝一番に出発した一行は、進路を北へと取る。

 セリムが道端の草をむしってはポーチに突っ込みながら、四人は日が暮れるまで歩き続けた。

 そして、山合いに夕日が沈んだ瞬間、セリムはがっくりと肩を落とす。


「あ、ありませんでした……。宿場、ありませんでした……」

「セリム、元気出して。いい感じの場所を見つけて野宿の準備だよ!」

「なんでですか、聖地と魔都を結ぶホットラインじゃないんですか……。魔族の巡礼者も大勢いるでしょう……?」


 早速心が折れそうなセリムを必死に励ましながら、ソラはリースのことも気にかける。


「お姫様は大丈夫? 初日でいきなり野宿になっちゃったけど」

「ええ、平気よ。野宿——野営の経験なら、ちゃんとあるしね」

「あれ、そうだったんだ。リース、どっかに行ったことあったっけ」


 クロエの疑問に対し、リースは心外だと言わんばかりにジト目を向けた。


「あなた、この私と交わした言葉を忘れたのかしら。騎士団の遠征に同行してレベルを上げてたって話、確かにしたわよね」

「あー……」


 確かにそんな話を聞いたような。

 うっかり忘れてしまっていた。


「あまりいい思い出ではないけどね。腫れものを触るような扱いをされていたし、楽しくもなんともなかったわ」

「そうなんだ……。でもさ、ボクらと一緒ならきっと楽しいよ!」

「そうね……。あなたと一緒なら、きっと楽しいでしょうね」


 ニコリと微笑むリース。

 彼女の滅多に見せてくれない自然な笑顔に、クロエの心臓がドキリと跳ねる。


「あなたと、ってクロエだけ? あたしは?」

「冗談は存在だけにしなさい、アホっ子」

「辛辣! セリムぅ、慰めて〜」

「私が慰めて欲しいんですけど……」


 数百メートルほど進んだ地点で、彼女たちは野営に適した広場を発見。

 早速火を起こし、テントや寝具を取り出して夕食の準備に取り掛かる。


「えっと、リースさん。お料理は出来ますか?」

「ええ、勿論。台所には立ったことないけれど、この私に出来ないはずがないわ」

「はい、何もしないでくださいね。クロエさん、お料理の方は……」

「残念ながら……。あ、でも製鉄は出来るよ! それなりの設備があれば!」

「分かりました、では私一人でやります。……アウスさん、こんな時だけは居て欲しいですね」


 全員の料理の腕を確認した結果、散々な結果に終わる。

 セリムはたった一人で四人分の食事を作る羽目になった。


「ねえ、セリム。あたしには聞かないの?」

「知ってますから。ソラさんのことは何でも知ってます。生肉を焼くしか能が無いってことも知ってます。どれだけ一緒に旅したと思ってるんですか」

「にしし。いやいや、なんだか照れるね」


 ポーチから野菜を取り出しては手際良く切り刻み、鍋に放り込んでいくセリム。

 その包丁さばきは神速の域に達している。

 極端な話、包丁だけで彼女は生きた黒竜を三枚に下ろせるのだ。

 野菜を切る程度、造作もない。

 それが料理の腕と直結しているかは別問題だが。


「あら、随分手際がいいわね」

「でしょ。あたしの自慢のお嫁さんだから」

「な、なにアホなこと言ってるんですか、もう!」


 生肉を軽く焚き火で炙りながら、セリムの頬は焚き火の照り返しでも誤魔化せないほど真っ赤に染まっている。


「そもそもですよ、私が料理をしなくて済むのが一番なんですよ。なんで宿場が無いんですか」

「……そこは根深い問題かもしれないわね」

「はい?」


 何気なく口にした愚痴に、リースは神妙な顔つきとなる。


「どういうことです?」

「今まで旅してきて、王都や聖地の街中で魔族を見たかしら」

「……見た覚えはないですけど、耳を隠してただけではないのですか? 耳以外の外見的特徴に変わりはないんですし」

「そう、その通りなのよ。やっぱり魔族の側も面倒事を避けるためか、耳を髪や帽子で隠している」


 それは、クロエにも刺さる言葉。

 周りと違う自分、それがもたらす不安の大きさを、彼女はよく知っている。

 思わずクロエは自分の帽子に手を伸ばし、その下に隠れた耳に軽く触れた。


「王都~聖地間と違って宿場が少ない理由も、魔族を相手に商売したいって人が少ないから。そういうことじゃないのかしら」

「つまり、魔族との溝は未だに深いまま、ってことなのでしょうか」

「そうね、残念ながら。でも、だからこそ先の歩み寄りは歴史的だったし、私がアイワムズに足を運ぶ意味もある。それに……魔王様とあなた達の間には、溝なんて全然感じないしね」


 マリエールと親しげに言葉を交わし、時には子供扱いまでしてしまうセリムとソラ。

 彼女たちの様子を見ていれば、きっと未来は明るいものなんじゃないだろうか、そうリースには思えた。


「ふふっ、そうかもしれませんね」

「マリちゃんとあたしはマブダチだかんね!」

「あなた……、マリちゃんはさすがに止めにしない? 正直ヒヤヒヤするのだけれど。あの人、魔族の国の王様なのよ?」

「知ってっし! でもマリちゃんが良いって言ったんだもん、あたしは呼び続けるよ。堂々と!」

「……そう」


 魔王城でそのような無礼な振舞いをすれば、最悪牢にぶち込まれるのではないか。

 そんな心配を込めて忠告したリースだったが、ソラの態度で心底どうでも良くなった。


「でもさ、セリム。そんなに野宿が嫌なら走って行けばいいんじゃないかな」

「走って……ですか?」


 鍋を火にかけたセリムは、料理の手を止めてクロエの提案に耳を傾ける。


「そう。ラスカの町まで十日って言っても、のんびり歩いた場合の日数だろ。セリムの場合、走れば二日、もしかしたら一日で着けるんじゃないの?」

「……確かにクロエさんの言う通りではあります。私一人なら、走れば一日でしょう。ですが、クロエさんたちの足では五日ほどかかってしまいます」

「あー、ボクたちはそうだね……」

「走行時のバランスを考慮すると、私が抱えていけるのは精々一人まで。その場合速度は一気に落ちて三日ほどかかるでしょう」

「一人って、抱えるのはソラだろ?」


 茶々を入れられてしまい、顔を沸騰させるセリム。

 鍋の中身も沸騰してきたのか、蓋がコトコトと音を立てている。


「そ、そんなことはどうだっていいんです! とにかく、皆さんを置いて私一人だけ先に到着しても意味はありません。皆さんのペースに合わせれば、五日かかります。もしも宿場がゼロだった場合、汗だくで五日間野宿する羽目になるんです。歩いて十日かかった方がマシですよ」

「あたしは汗だくのセリムをぺろぺろしたい」

「やめてください!」


 セリムはまたも顔を赤らめた。

 四六時中発情期のソラに、クロエは無言で冷たい視線を送る。

 そのまま談笑を続け、数十分後。

 セリムは鍋の蓋を開けて中の様子を確認する。

 肉と野菜の旨みが溶け込んだ匂いが鼻腔をくすぐり、彼女たちの空腹を煽る。

 スプーンでだし汁を味見すると、セリムは満足気に頷き、ポーチから食器を取り出す。


「出来ました。王宮のお料理に比べれば全然お粗末ですけど、リースさんのお口に合うでしょうか……」

「あら、良い匂いだと思うわよ。お腹も空いてるし、遠慮なく頂くわ」


 リースはセリムが取り分けた皿を受け取ると、大きめにぶつ切りされた丘陵人参を頬張った。

 柔らかくなるまで煮込まれたニンジンが口の中でほぐれ、よく染みただし汁の味が食欲をそそる。


「うん、美味しい。あなた、料理の才能あるんじゃないかしら」

「そ、そうですか? アウスさんに教えてもらったからでしょうか」

「本当に、ソラには勿体ないくらい出来たお嫁さんだね」

「にしし、でしょでしょ」

「も、もう、クロエさん! ソラさんも乗らないでください!」


 こうして、和気藹々とした食事の時間は瞬く間に過ぎ、四人分よりも少し多めに作った鍋の中身は綺麗さっぱり空っぽに。

 すっかり満腹になった彼女たちは、とうとう暇を持て余し始める。


「んー、暗いし暇だし、やることないね。セリム、ちょっと二人で茂みの奥の方に行ってみようよ」

「足下危なくないですか? それに、茂みの中に行って何するんです。水浴びのために泉でも探すつもりですか?」

「うんにゃ。人目に付かないくらい奥まったところでエッ」

「アホですね!!!」


 セリムは思わず大声を張り上げる。

 ウトウトしていたクロエが、ビクッと肩を震わせて跳ね起きた。


「な、何々!? はぐれモンスターでも出たの?」

「クロエさん、ごめんなさい。驚かせてしまいましたね」

「大丈夫よ、クロエ。アホっ子の脳みそが覚えたての猿になってるだけだから」


 無表情で言い捨てたリースの言葉に、クロエは全てを察して呆れ果てる。


「……あー。ソラ、本当に自重しなよ? その内セリムにも呆れられるよ?」

「セリムは呆れたりしないし! あたしたちラブラブだし! セリムもさ、恥ずかしがってるだけで本音ではしたいんでしょ!」

「……もう寝ますね」

「セリム!?」


 短く言い残すと、セリムは足早にテントの中へと入っていってしまった。

 ソラは多大なショックを受け、ただ呆然と彼女を見送ることしかできない。

 親友の悲惨な有様にため息をつきながら、クロエは彼女の隣に腰を下ろして肩をポンと叩く。


「あのさ、ソラ。セリムは元々下ネタとか嫌いな女の子だろ? アウスさんにも度々ドン引きしてただろ?」

「う、うん……」

「だからさ、今までは愛でカバー出来てたかもしれないけど、あんまりがっついてると本当に愛想尽かされちゃうよ」

「せ、セリムに……、愛想を……」


 恐ろしい現実を前に、ソラはこの世の終わりが訪れたかのような、今にも泣き出しそうな青ざめた顔でぷるぷると震える。


「今からでも、ちょっと態度を改めてみようよ。そういうことをするのは三日に一回、二人っきりの時だけにする、とか。誰かがいる場所ではスキンシップは抱きついたり手を繋ぐ程度に収めるとか」

「そ、そう、だね……。あたし、受け入れられたからって舞い上がって、セリムの気持ちも考えずに……」

「これから改めればいいんだよ。わかったらほら、セリムを追いかけて、気持ちを伝えてあげな」

「分かった、ありがと、クロエ。やっぱり持つべきものは親友だね!」


 クロエのアドバイスを胸に、ソラはセリムの寝ているテントへと入っていく。

 その姿を見守るクロエの表情は、してやったりと言わんばかりに会心のドヤ顔だった。


「クロエ、あなたも中々黒いところあるのね」

「何のことだい?」

「目の前でイチャつかれたり、毎晩のように変な声が漏れ聞こえてくるのが嫌なのは分かるけど……」

「いやいや、ボクはただ純粋にだね。……本当、純粋に二人を心配してる部分もあるんだよ? せっかく幸せそうなんだもん、末永く幸せになって欲しいじゃん」

「……優しいのね。さ、私たちも寝ましょう」


 リースは穏やかに微笑むと、クロエと一緒にもう一つのテントへと入っていった。


 セリムの待つテントの中に入ったソラは、寝袋に包まった恋人に恐るおそる話しかける。


「あ、あの……、セリム、怒っちゃった?」

「……別に」

「あのね、ゴメンね、がっつき過ぎたよね。これからはそういうことも控えるし、セリムの嫌がることも絶対にしないから、だから……」

「……もう、何泣きそうな声出してるんですか」


 セリムは寝袋から這い出して、涙目の恋人に優しく微笑みかける。


「怒ってませんから、そんな顔しないでください」

「……ホント? 怒ってない?」

「怒りませんよ。私が好きだから、ああいうことしたくなっちゃうんですよね。それが嫌な訳ないじゃないですか」

「セリムぅ……」


 彼女の目尻に溜まっていく涙をセリムはハンカチでぬぐい、抱き寄せて頭をなでなで。


「よしよし、私はソラさんを絶対に嫌いになったりしませんから。だから安心していいんですよ?」

「うにゃあぁぁぁ……」


 セリムの胸のふくらみに顔を埋め、頭を撫でられて、ソラの乱れた心は安らぎに包まれる。


「……でもね、やっぱりこれからは控えめにしようと思うの。セリムも大変だろうし」

「はい、それは勿論。そもそも次の町に着くまで十日間、宿場がない限りそういうことは出来ません」

「……え?」


 またも寝耳に水。

 ソラはすぐさま顔を上げ、セリムに確認を取る。


「なんで?」

「お風呂に入れませんから、ベトベトも臭いも取れませんし。汗をかいた汚い体をソラさんに晒したくありませんし」

「そ、そんな……。あたしはセリムの汗なら全然平気だし……」

「ほら、さっさと寝ますよ。明日も早いんですから」

「……セリム、あたしも野宿嫌いになった」




 ○○○




 国境の町、ラスカ。

 聖地カルーザスの遥か北に位置するこの町は、二つの区画に分かれている。

 東側がアーカリア領、西側がアイワムズ領、二つの小さな町は五百メートルほど離れており、その中心には国境線が敷かれている。

 通行手形さえあれば魔族、人間問わず通行は自由だが、この五百メートルの距離が、まるで両種族間の距離を暗示しているかのよう。

 十日間の旅の末、ようやくこの町に辿り着いたリース王女殿下御一行。

 結局道中にあった宿場は一つだけ、ベッドで眠れたのは六日目の夜のみであった。


「あぁ、町です……。やっと到着しました……。宿屋は、宿屋はどこですか……!」


 赤茶けた荒野に佇む小さな町でも、セリムにとっては天国のような場所。

 木造建築の街並みを歩きながら、彼女は血眼になって宿屋を探す。


「あのさ、セリム。ボクはもっと他にやるべきことがあると思うんだ。今後の旅の予定を立てたりとか、食糧品や物資の買い出しとかさ」

「……いいえ、セリムの言う通りよ。狭くてもいい、お湯がぬるくてもいい、私も今すぐお風呂に入りたい……!」

「リースもかぁ……。ソラは?」

「あたしは早く、セリムとイチャイチャしたい! ずっと我慢してたし!」

「そっか、我慢したんだね、頑張ったね! でもさ、宿場に泊まった日、すっごいギシギシうるさかったからね! 次の日ボク、寝不足だったからね!」


 お風呂に今すぐ入りたい二人の少女は宿屋を探しまわり、とうとうベッドマークの看板を発見。

 二人は脱兎の如く駆け出し、中に飛び込むとすぐに宿泊手続きを終え、それぞれの与えられた部屋に走り込んだ。

 ソラとクロエも急いで二人の後を追う。


「ちょっ、セリム速い!」

「リースも、ちょっと待って! もう、お互い大変だね、ソラ……」

「うん……。でもあたし、クロエほど苦労はしてないと思う。いつも迷惑かけてごめんね」

「そっか、自覚あるんだね。だったら自重してよ、ほんとに」


 しみじみとした口調で、心の底から気持ちを込めて呟くクロエ。

 彼女たちはそれぞれの部屋に二人が飛び込んだ瞬間を目撃し、ようやく足を止めることが出来た。


「ふぅ……、なんとか見失わずに済んだね。じゃ、ボクはこれで。ここの壁、ちゃんと分厚いよね……。いっそ耳栓買おうかな……、でもボクの耳に合う耳栓なんてあるかな……」


 早速今夜のことを心配しながら、クロエはリースが入っていった客室の中へ。

 ソラも自分たちの部屋の中に入るが、室内にいるはずのセリムの姿が見えない。


「あれ? どこ行ったんだろ」


 木製の床と天井、ベッドが二つ並んだ部屋をキョロキョロと見回して探していると、浴室から水音が聞こえ始めた。

 どうやらセリムは湯船に水を張っている真っ最中のようだ。

 脱衣場まで出向くと、浴室の扉越しに声をかける。


「セリム、もうお風呂入るの?」

「当たり前です。……言っておきますが、一緒には入りませんよ! しっかり体を綺麗にするまで、そういうことはしませんので!」

「そ、そっか……」

「脱衣籠に入ってる私の下着の匂いを嗅いだりするのも、絶対に禁止です。いいですね!」

「あうっ、わ、わかりました……」


 脱衣籠に脱ぎ捨てられたお宝を前に、どうすることも出来ない虚しさ。

 大人しく室内に引き返すソラ。

 私服に着替えると手持ち無沙汰となってしまい、とりあえずセリムが出てくるまで眠ることにした。

 そして二時間後。


「ふぅ、生き返りました……。あれ、ソラさん。寝てるんですか」

「んにゃ……、あぁ、セリム……、やっと出てきたの」

「はい、とってもさっぱりしました。ソラさんも入ってきたらどうですか?」

「そだね、あたしもさっぱりしよっかな」


 眠い眼を擦って、ベッドから身を起こしたソラ。

 お気に入りのケープ姿に着替えたセリムの可愛さに見惚れ、じっと彼女を見つめていると、肩からかけた時空のポーチがもぞもぞと動いたような気がした。


「……あれ? あたし、まだ寝ぼけてる?」

「どうしたんですか?」

「いやね、ポーチが動いたように見えたんだけど」

「ポーチが? まさか、そんなはず——」


 苦笑しながら視線を下げると、本当にポーチがブルブルと蠢いている。

 突然の怪奇現象に、セリムは悲鳴を上げた。


「ひゃああああっ! な、な、なんですか、これぇ!!?」

「やっぱり動いてるじゃん! ど、どうしよう、一体何が起きようとしているの!? 爆発でもするの!?」

「分かりませんよ! あわわわ、振動がどんどん激しく……!」


 ポーチの動きは更に激しさを増し、スポーンと小気味よい音を立て、白地にピンクのまだら模様の卵がポーチから飛び出した。

 卵はゴトリと床に転がると、みるみるひび割れが大きくなり、とうとう白い何かが殻を突き破って飛び出した。

 誕生したのは、セリムもソラも見たことのない生き物。

 小さな翼の生えた白い子犬、としか形容出来ない謎の生物であった。



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