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第4羽 蝶と契約してみた

マリンの紹介で透明の翅の蝶がイアドが近付いてくる。透き通った翅は光を反射し羽ばたく度に虹色に輝く。



『彼女はイアド。契約の魔法を扱う精霊です。精霊だけでなくモンスターとの契約も行える強力な魔法です。契約時に使う魔力の消費は変わりませんが、彼女と契約が出来れば資質に関係なく私ども皆と契約を結ぶことが出来ます。』



え?何それ?枠問題解決しちゃったじゃん。こうなれば元々契約出来ない体質なのを祈るだけだが何だかそれはそれで勿体ない気がするな。



『ご安心下さい。魔力は空になっても時間とともに自然に回復しますし、魔力切れで死ぬことはありませんから。』



何か良いように魔力供給タンクにされてしまった気がする。結局こちらの世界でも馬車馬のように働かされるのでは?


『それで契約の方法ですが…とても簡単です。貴方が契約の意思を表明し、魔力を提供。それを受け取った精霊側が承認するだけです。今の貴方の魔力では全員と契約を交わすのは不可能かと思います。まずはイアド、そして余裕があればルリィの2人と契約をお願いします。』


「イアドは分かるが、先にルリィで良いのか?今の話だと契約した者にメリットがあるようだが、ここまで話をしてくれたのはマリンなのに大丈夫なのか?」



『私の魔法は戦闘向けではありません。モンスターとの戦闘でレベルが上がればそれだけ魔力量も上がります。貴方が早く成長してくれた方が私どもとしても嬉しいのです。』



結局戦闘するのは避けられないのか…


まぁオレも言ってしまった手前、今さら契約しませんとは言いづらいし、助けて貰ったのは事実だ。



「分かった。イアド、オレと契約をしよう。」


イアドに意識を集中し、契約を交わしてもらえるように念じる。



透明の翅を持つ蝶:イアドが頷くように上下に揺らし、オレの周りを舞い始める。するとイアドとオレを包むように淡い光が湧き上がる。


炎の魔法を使った時よりも大きな脱力感を感じたが、同時に胸に温かさを感じ、それが身体中に広がる。心なしか視界も広がったように感じる。





「おぉ、これが契約か確かに魔力はかなり消費するようだが、それとは別に身体に力が宿るような感じがするな。」


『うふふ、それだけではありませんよ。』


ふと気づくと、右肩が熱を帯び疼きを覚える。不審に思い服を捲ってみるとそこには翅を広げ、飛び立つ蝶の紋章が描かれていた。




へ?何これ聞いてないんだけど…


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