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壁の事件、黄金の青年

今回はがんばりました!初心者だと思ってください

大きな建物。見た目は大きな教会のような造りになっている。ここがシーナの曰く街で屈指の食堂だという。その前に2人は立ち中に入ろうとしていた。

その時…レンとシーナのすぐ横の壁が内側から吹き飛んだ。

「きゃーー!」

「なっ!!なんだよ!?」

しかも内側から吹き飛んだのは壁だけではない…

おそらく一般客としていたであろう男性が飛び出し道へ転がっている。まだ息はある。レンは空いてふさがらない口を少し動かし呟く.

「おいおい…この街は…いや、この世界は日時茶飯事人が吹き飛ぶのか…?」

「い…いえ….そんなことはありませんが…」

そんなことを言っていると中から大型のいかにも山賊のような男が1人、それに続くように2人、細身の男が出てくるなり、転がっている男に声をかけた。

「おいおい、どうしたんだ?ヘヘヘッ、そんなもんかよ、雑魚はとっとと帰ってミルクでも飲みな!」

それに合わせて2人の男もケタケタと下卑た笑みを浮かべていた。明らかにコイツらの一方的ないちゃもん…いや、嫌がらせに等しい何かだろうとレンは確信した。となりのシーナは男3人を睨んでいる。レンはこの3人なら自分1人でもと思った。手を出そうとしたその時大型の男が腰からぶら下げていた斧を持ち振り上げた。

「俺様は邪魔者は目の前から消すかこの世から消すかするのがポリシーでなぁ〜」

レンはその時悪寒によって動けなかった…目の前で人が死ぬ…覚悟したその瞬間、男の手の斧が転がった男性に降ろされたその時…

「あぁ、ちょっと失礼、そこまでにしてもらえないだろうか?血生臭いのは嫌なんでね」

レンが感じた悪寒は振り下ろされる斧にではなかったことをその時認識した。その悪寒は斧ではなく声の主に対してのものだった。

「あ?なんだ?このクソ生意気な細っピは?」

そこには金髪の青年が佇んでいた。するとその青年を見てシーナが口を開いた。

「あっ!彼です」

そのシーナの声を遮るように青年が口を開く。

「すまないね、ここを通ろうとしたら道には男性が転がり、それに向かって男3人が寄ってたかって暴力を振るう。これを見過ごせと?ははっ、冗談じゃない。なんなら相手は私が努めよう。男3人、精一杯頑張らせていただこう」

「なら今すぐくたばれぇぇ!!!!!」

大型の男が斧を降り下ろした。しかし青年は避けるそぶりも見せない。死ぬ気か?レンが思ったその時…

斧は青年を避けるかのように地面に食い込んだ。

振り下ろした張本人は驚きを隠せない。すると青年は微笑みながら男に話しかけた。

「どうしたんだい?さぁ?もう一度?動かないからね?」

大型の男は青年の微笑みを見るなり顔を青くし斧を抜き腰に収めることすらせず尻尾を巻いて走り出す、後ろに続く2人の男は疑問に思うだろう。だが逃げて当然だとレンは知っていた。あの微笑みは天使ではない。どちらかといえば悪魔のよう。

そんな一件のうちに転がった男性は立ち上がり青年に礼を言いどこかへ立ち去っていた。すると青年はレンとシーナを見つけてにこやかな顔で話しかけた。

「君たちも中に入るだろう?一緒にどう?」

断る必要もないと思いレンが返事をしようとした時、

「ぜひ!」っとシーナが口を挟んだ。青年は、

「中に友人がいるんだ、さぁ、行こうか」

青年、レン、シーナの3人は食堂の中へと足を運んだ。


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