5/39
約束
「ストラップ、大切にしてね?」
「これ見るたびに華波のこと思い出すよーにする」
「……陽哉……((ぐすっ」
「だから泣くなって!!」
「ごめん……」
「かな……」
「なに?」
「花火綺麗だぞ!」
「えっ、ほんとだぁ〜……」
「あっちの土手のとこ行こーぜ」
「うん!」
2人は花火が見やすい土手に移動した。
「すごい綺麗……」
「……もっと見たかったな。」
「陽哉。その……」
「華波。」
「はいっ?!」
「俺さずっと言おうと思ってた。
……まだ小学生だし意味とか理解出来ないと思うけどさ」
「???」
「俺、高校生になったら絶対戻ってくる。
だからさ戻ってきたら俺と付き合ってください。」
「……………(照)」
「……………(照)」
「陽哉……」
「俺ずっと華波のことが好きだった。」
「あたしも陽哉のこと好きだよ。あたしでよければお願いします。」
「ありがと、華波。」
小3のあたし達に出来る精一杯の約束だった。




