陽哉と千歳の思い。
お昼休み僕ははるちゃんとお弁当食べようと思い声をかけた。
「はーるちゃん。」
「お、千歳…。ジュース買いに行かね?」
「いいよー、行こー!」
ジュース買いに行くと言ったもののお互い無言だった。
「はるちゃん、僕ね別れたよ。華波ちゃんと。」
「……………え。」
「華波ちゃんの方からいう雰囲気だったんだけどさ、僕から切り出した。」
「なんで、」
「今の華波ちゃんに僕は必要ない。ただそれだけ。」
「俺てっきりずっと付き合うと思ってた。だから華波にも”千歳と幸せなれよ”って。」
「はぁぁぁぁ〜本当に昔からダメだなぁ。」
「……俺はさ華波に今まで辛い思いさせてたわけ。約束の一つも守れなくてさ。そんな俺が一緒にいていいわけが無い。」
あぁもうこの男は分からずやだなぁ……。
僕は思いっきりはるちゃんの胸倉を掴んだ。
「今の華波ちゃんは陽哉が必要なんだよ。陽哉じゃなきゃダメなんだよ!!」
そう、僕じゃダメなんだ。僕じゃ……。
「悔しいけど、陽哉には叶わないよ。だからさ7年間居られなかった分、これから華波ちゃんと居てあげてよ。」
僕の願いは華波ちゃんが幸せなること。
華波ちゃんが幸せならそれでいい。
「お願いはるちゃん…もう華波ちゃんの泣いてるとこ見たくない……。」
「千歳……。」
「華波ちゃんのことが少しでも好きだったら行って……。」
「千歳、ありがとな。すげー良い友達できたよ。」
「僕の方こそ良い友達できたよ。」
「俺……いってくる!」
はるちゃんは走っていった。
はるちゃんが転校してきてからはるちゃんと色んなもので張り合っていた。
でも、はるちゃんはいつだって上にいるんだ。
「はるちゃん、華波ちゃん幸せなってね」
華波ちゃん幸せな時間をありがとう。
僕もこれで前に進めるよ。
「さーて、失恋しちゃったしどうしよーかねー」




