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華波の決意。
次の日、あたしは早く学校に行った。
千歳くんは既に学校に来ていた。
「千歳くん、ちょっといい?」
あたしと千歳くんは開いている教室に入った。
大きく深呼吸をし、頑張って話し始めた。
「千歳くん。」
「華波ちゃん。」
「え、あ、はい。」
「僕のこと呼び捨てで呼んで?」
「ち、ちと、千歳……?」
「ん、もう一回。」
「千歳……?」
千歳くんはあたしを机の上に座らせた。
「もう一回呼んで?」
「千歳。」
「ん……」
いつもと同じような違うようなそんなキスだった。
何というか噛み付かれるようなそんなキス。
千歳くんは悲しそうな顔をしていた。
「華波ちゃん、別れようか。」
そういってあたしを抱き締めた。
「ち、ちと……。」
「華波ちゃんもきっと同じことを言おうとしていたのかな?」
「あっ、えっ、あ、あた、あたし……。」
「華波ちゃん。今までありがとう。すごく幸せだった。」
「千歳くん…あたし……。」
「友達として……これからもよろしくね?」
結局最後の最後まで千歳くんは優しかった。
あたしは千歳くんの優しさに甘えてしまった。
「千歳くん今までありがとう。すごく幸せだったし楽しかった。」
「僕もだよ。ありがとう。 バイバイ」
こうして2年半に渡るあたし達の恋が終わった。




