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陽哉の気持ち。

あたしはずっと陽哉を悪者にしていた。

陽哉はあんなにも苦しんでいたのに……。


「陽哉、ほんとにごめんね。辛い時に傍にいてあげられなかった……。」


「大丈夫だよ。華波の辛い時も居てやれなかったし」


「でも……でも!」


陽哉はあたしを抱きしめようとして途中でやめた。


「あ、そうだ華波は千歳のなんだよな。

千歳なら華波を必ず幸せにしてくれる。」


ズキッ────


あれ何であたし今傷ついたんだ?

あたしは千歳くんと付き合って……………。


「華波、幸せになれよ。」


「え、あ、」


「俺は聖愛と別れる。このままだと聖愛がきっと辛い思いするし俺にはもう聖愛と付き合う義務がない。」


「……………で、でも、」


「そろそろ帰るか。送ってくぜ。」


陽哉は作り笑いしているようだった。

あたしん家に着いた時、陽哉はかすれそうな声で話しかけてきた。


「華波、俺さ今も華波のこと好きだ。」


「……………。」


「迷惑……だよな。 千歳と幸せにな……」


陽哉は早足で隣の家に入っていった。

よく見たら表札が”蒼井”から”柘植”に変わっていた。


「陽哉……。」


あたし最低な人間だ。最低じゃ済まない。

陽哉はあんなことがあって不安で怖くてたまらなかったと思う。

それなのにあたしは千歳くんと付き合って、浮かれて。



それなのに、あたしを好きでいてくれて。

1つ分かったことがある。それは……………
























やっぱり陽哉が好きってこと。



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