表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/39

夏祭り。《2》

~夜~


午後6時、あたしは浴衣に着替え家の前にいた。


「おーい、華波〜」


「あっ、陽哉。」


「可愛いな。……今年で見られるのも……」


「それ以上言わないで!!」


つい大声を上げてしまった。


「あっ……ごめん……」


「華波ちゃん、ごめんね。私が仕事を辞めて父に着いて行くって言い出してしまったから……。」


そこには陽哉のお母さんが。


「母さん……」


「何言ってるんですか。いい事じゃないですか。今までおじさんと喧嘩ばかりで、離婚寸前の時もあったのに今は着いて行くくらい仲良しになったってことですよね?なら、良かったじゃないですか!」


『華波ちゃん……』


「あと4日でしたっけ?精一杯残りの時間楽しみましょ! 陽哉いこっ!!」


「お、おう。母さん行ってくんね」


「気をつけてね」


あたしは陽哉の手を取り走っていた。

しばらくして華波の足が止まった。


「……………。」


「……華波」


「……………((ぐすっ」


「華波……。」


「ごめん、変に強がった。」


「知ってる。泣きそうな顔してたもんな。」


「俺だって行きたくねぇよ。華波と居たかった。でも親の決めたのとに子供は何も出来ねぇじゃん……。」


ついに陽哉まで泣き出してしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ