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その頃の華波
あたしはお姉ちゃんの車に乗って家に向かっていた。
「華波、何かあった?」
「え、」
「顔真っ赤。」
「うん、あの、ね。この間話した人いるでしょ?
陽哉に間違えた人。」
「あーうん、いたね。」
「その人に告白……されたの。」
「おー、おめでと。」
「待ってあたし何も言ってないよ?!」
「大体察しれるつっーの。」
「うん、それでね、」
「あー、ファーストちゅーしたのね〜」
「うっ……」
「中1でキスとかマセガキねぇ……」
「う、うるしゃい!」
「噛んでるし笑」
「陽哉はさあたしの事なんてもうどうでもいいんだろうね、」
「微妙だよね。華波を他の男から守れって言われたけど何の音沙汰もない奴に言われたくないわって思う。」
「そうだよね……………」
「まぁ、中学生にもなったわけだし恋愛の1つ2つしてもいいんじゃない?陽哉もきっと彼女くらい居るだろうし。」
「そうだね……………。」
陽哉がよく分からない。
あの約束は嘘……………?
この先は考えるのやめよう。




