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試合当日。
ついに試合当日になった。
ここは元私立だったらしく校舎は大きく、尚且綺麗で……うちの学校とは比べ物にならない。
「華波ちゃん?」
「……。」
「華波ちゃん?どうしたの?」
「いや……」
「誰か探してるの?」
「……うん、まぁそんな感じかな?」
「え、誰々?!」
「秘密」
陽哉が居るかも、なんて有り得ないのに。
ここの学校かすら分かんないもん。
でも、会えたら奇跡だよなぁ。
「んもぅ、はるちゃん!!」
と体育館に向かってる時にどこからか声がした。
はるちゃん……?もしかして陽哉……?
慌てて声の方を向く。
けれど誰も居なかった。
「華波ちゃん?」
「あ、いや何でもない。体育館いそご!」
「え、あ、うん!」
聖愛にめっちゃ迷惑かけちゃったな……。
”はるちゃん”と呼ばれた子は陽哉なのかな。
気になる。
お昼の時にでも探してみようかな。
あたしはバスケの試合よりも陽哉のことで頭いっぱいだった。




