表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/39

その後。

結局陽哉から手紙が来ることはなかった。

毎日毎日ポストを開けてみても手紙は入っていなかった。

気付けばあたしは小4になっていた。


「陽哉から手紙は?」


中学2年になった叶絵に聞かれた。

あたしは無言で、首をふった。


「今日も来てないんだ。」


「あっ!」


あたしはふと夏祭りの日におばさんから携帯番号を教えてもらったのを思い出した。


「華波?!」


急いで部屋に戻って番号が書いあるメモを探した。


「お姉ちゃん!おばさんの携帯番号!!」


「え、まじ?かけてみる?」


「うん!!」


固定電話の前に立ったものの手が震えてて番号が押せなかった。


「私がやってあげる。」


と言ってお姉ちゃんが家電からかけてくれた。


「……………。」


「お姉ちゃん?」


「……………。」


「お姉ちゃん?どうしたの?」


無言で受話器を渡され耳に当てた。

その瞬間聞こえてきたのは……………


『この電話番号は現在使われておりません。』


……………え?なんで?そんなことあり有り得ない……


おかしいと思いもう一度耳に当て直した。


『この電話番号は現在使われておりません。』


聞こえてくるのはこれしかなかった。

……………どうして。

いつでもかけていいよって言ってたのに。



「華波、ちと待ってて。」


お姉ちゃんは急いで部屋に向かった。


息を切らして戻ってきたと思ったら、メモをもっていた。


「それは?」


「おじさんの携帯番号。結構前に教えてもらった。」


「かけてみる?」


「うん。おじさんならきっと出てくれる、はず。」


お姉ちゃんはおじさんの携帯に電話をかけた。


((プルルルル……プルルルル……))


「あっ、呼び出した!!」


「ほんと?!」


おじさん……陽哉はどうしてるの?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ