雪うさぎどろっぷ
キャラ紹介
神谷翔 主人公18歳DT
神谷白 妹 小6 ちっさい
2コールくらいで、母親はでてきた。
「なんぞ」「もしもし、翔だけど」「おお、お久~」「お久~じゃねえよ」
「で、なに」「白たらゆう子のことだよ」「オーイエスイエス。あの子ね・・・・・」「ひっぱんな、はよ言え」「お~怖怖。言いますよ。おばあちゃんの養子なの」「ばあちゃんの?」「一か月前なくなったおばあちゃんが育ててたのよ」「え、ばあちゃん90だったよな」「厳密には介護してくれた人がメインだったみたいだけど」「こんな娘みたことないぞ」「そりゃ、介護のおばちゃんがジャ○コ連れっててたらしいしね」「OK、内情は把握した。で、俺にどうしろと」「あんたとこの小学校に入れようと思って。明日には荷物届くから。そんじゃさいなら~」ブチ「おい待てそーゆーことじゃねー。ちっ。きれてやがる」
しかし、この1LDKに男女ふたり住むキャパはないのだが、せめてものあがきで掃除でもするかと思いたちあがろうとすると。「あの、私ここにいていいんですか」と聞かれた。「もちろん、OKだよ」とできるだけ優しい声音でかえすと、白はここにきてはじめてはじけるような笑みを浮かべた。これだけで、今日一日がんばれちゃう気がするね。やばい、俺にシスコン?の症状がでている。
時計を見ると、時間は12時を少し過ぎていた。昼飯作るかと思い「ご飯作るけど、食べたいのとか食べれないのとかある」と聞くと、きょとんとしたかおをされて「ないですけど。どうかしましたか」と聞き返された。ここの娘は、質問に質問で返すなと学ばなかったのだろうか。「いや、クラスメイトの女子にすききらい激しいやつがいてさ。女の子はそんなもんかなと思ってよ」と理由をこたえて、料理を開始した。
ちなみに昼食のメニューはチャーハンということで、楽なんでね