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宇宙の法則が乱れる

生徒会室のドアを開ける。

そこにいたのは、先月まで中坊だった朽葉と緋色。今年度から生徒会に入った茜。

つまり、去年からのメンバーはくっそやる気がないようにみえる。

よくよく考えたら残ったメンバーって俺と、俺の腕にひっついてるこの生徒会長様しかいないのか驚きだわ。

突然、歳をとった実感が湧いてきた。

がらりと、ドアが開かれた。

そこには、顧問の香坂先生と一人小さな女の子が立っていた。

「おはようございます」とそれぞれが口にした。

先生は教室を見渡して挨拶を口にすると衝撃の一言。

「私もう学校来ないから。代わりにこいつが今年度の顧問な」とちっこい女の子な頭をくしゃりと撫でた。

意味が分からん。

えっ。このロリが顧問なの?ていうか、ロリが先生なの?と頭に疑問符を浮かぶ。

それを見て先生は笑いながら撫でていた手を頭から話すと笑いながら

「大丈夫だ。こいつはこう見えても成人している。それどころか煙草だって吸うし、酒だって飲む。私と同い年の立派な先生だよ」と宇宙の法則が乱れることを言った。

ファッ?マジでかつまり合法ロリということか。意味が分からんこんなことあっていいはずないだろ。てか。この見た目じゃ足が車のアクセルに届かないな、酒だって煙草だっていちいち身分証明書出さなきゃいけないだろ絶対。

等の失礼な感想が顔に出ていたのか、こちらに近寄りロリババア先生(仮)は無言の右ストレートを放った。曲がりなりにも生徒にしかも身長がないから股間に直撃であり俺の子孫が終了した恐れがあるレベルの力だ。

どこにこのちっこい体の何処にこのエネルギー溜めてんだ。

そして、ロリババア先生(仮)は踞る俺を足蹴にし見た目どおりの甲高い声で言い放った。

「楠木海松だ。今年は宜しく。取り敢えず、お前らが最高の一年間を過ごせるように頑張るからな」

なかなかに格好良く男勝りな先生のようだ。


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