008-海とたこ焼き
王女殿下毒殺未遂事件から学校の行事臨海学校で海へ
入学時の実力試験で二位だった貴族令嬢。
そして王女殿下のおつきとして同時に入学した上級貴族の女性二人。
と王女殿下と私。この五人でよくつるんでる。
仲良くお茶したり一緒に授業受けたり勉強したり買い物したり。
かけがえのない友人と言える。
そこにそれぞれのメイドがついくるので割と賑やかである。
大事な大事な仲間だ。
前世ぼっちのおっさんだったころから考えると今の状況はとても信じられない。
うん、この人たちを大事にしよう。
王女殿下毒殺未遂事件があった。
王女殿下付きとして新しく配属されてきたメイドが犯人だ。
あまりにも挙動不審で怪しすぎたので泳がしていたのだ。
出された紅茶を私が横取りして飲み干した。
うん、これ毒です。
とどっかの薬屋の独り言みたいに言うと(やってみたかった)
犯人のメイドは腰を抜かして失禁してそのまま御用となった。
使われた毒はたった一滴で超大型魔獣を10秒で倒すという毒でそれが20滴ほど入っていたらしい。
いや君ねちょっとは加減というものをだね。
私はぜんぜん平気だった。
なんだろうなこの身体。
なんで毒だと分かったかというと飲んだことがある毒だからだ。
小さい頃にすでに毒に強いということが判明したとき母上に色んな毒を飲まされたのだ!
ハハハ!アレ私虐待されてた?
実は母上は毒の研究の第一人者なのだそうだ。
怖いよ母上?
まさか今回の毒って母上のところから流出したもんじゃないよね?違う?絶対?よかった。
学校の行事臨海学校で海へ!
この世界にきて初めての海である!
前世と同じで広い海!白い砂浜!しょっぱい海!ギラギラの太陽!青い空!
ところでこの世界の水着はとてもダさかった。
大正時代のようなぜんぜん魅力のないやつだった。
まぁブラジャーが無かったぐらいだからしょうがない。
ということで私がビキニ水着を開発した。
あ、しまった。これ、自分も着ないといけないのか?恥ずかしい。
でも王女殿下たちはのりのりで着ている。
自分も覚悟を決める。
男子、こっち見るな。
ついでに男子用水着も私デザインである。
男子用の水着ってのがふんどしだったからである。
それはさすがにどうかとおもったので普通にトランクスタイプを開発した。
ブーメランタイプ?いやそれは誰も幸せにならないからやめた。
ここで重要なことが判明した。
私は泳げない!というか何故か浮かばない。
何故だ呪いか?
この特殊な体が原因か?
こんな浮きそうな胸をしてるのに!
潜水はなんとかなった。
身体能力のおかげで長時間潜ってはいられる。
でも浮かばない。
すぐに沈んでいく。なんてこった。
いじけて砂に埋まる。
動物の皮で作った浮袋につかまってぷかぷか浮いていたら食事の時間になった。
砂浜でバーベキューだ。
ビーチフラッグみたいなスポーツをしたりして楽しんだ。
花火大会もあった。
火薬がないのに花火?と思ったが金属鉱物を含んだ石を火魔法で加熱して色のついた光をだして楽しんでいた。
なるほどねぇ。
色の変化には銅(青緑)・ナトリウム(黄)・ストロンチウム(赤)あたりの鉱石かな!
次の日は海の生物についての勉強だった。
一応勉強にきているんだしね。
次の日は遠泳だった。
自分は泳げないということで見学。
その代わりパンチで海をわったりしてたら怒られた。
次の日は海での水系魔術の訓練。
水弾を打ちあったりいろいろした。
充実した臨界学校だった。
来るかな?と思ってたらやっぱり来た。
海の魔獣退治依頼。
本来なら騎士団へ依頼がいくのだが地元の漁師と話していた先生方が引き受けてしまったらしい。
しょうがないね、貸しですよ?と言って引き受ける。
え?自分およげませんよ?無理じゃない?
あ、はい、自分がいかないと誰がいくと、そうですよねー
自分を先頭に数人の実力者の生徒で対応する。
船に乗った。
問題発生。船酔いだった。
私はどうやら泳げない上に船にも弱いようだ。
げーげーやってると他の人が回復魔術をかけてくれた。
ありがとうありがとう!
魔獣が船をおそってきた。
グレートテンタクルス。巨大なタコだった。
船酔いでふらふらになりながらも鬼包丁でタコの足を切断して退治した。
タコかぁ、そういえばタコ焼きって食べてみたいな。
聞いてみたら食えるらしい。
でも切断面が紫色しているかにもドクドクしい。
ほんとに食えるのこれ?
斬った足をもらって魔術で冷凍してもって帰った。
学校に戻った。
たこ焼きだ!
巨大タコの足を解凍して茹でる。
小麦粉用意!
たこ焼き器は錬金と金属板を握力で加工でなんとか作った。
こ焼きを焼くときのピックは似た武器を流用。
消毒すれば大丈夫。
タレは醤油と出汁と砂糖を煮込んで作成。
かつお節は無かった。
魚を乾燥させたものを薄く削って作った。
風味はぜんぜん違うがまぁ美味しい。
青のりは無かった残念。
マヨネーズは随分前に作った!今の主力製品の一つになってる。
タコの切断面が紫色なのがきつい。
できるだけ見ないようにする。
美味かった!ぜんぜん違うが確かにたこ焼きだ!何言ってるか分からない。
マヨネーズとソースとかつお節もどきとタコのコリコリ感が素晴らしい。
ちょっと涙が出てきた。
タコがそうそう手に入らないので肉やチーズを代わりに入れるレシピを作ってこれも商品にした。
次は王都の古き伝説について




