表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/31

030-盗賊退治と魔獣退治

大学を卒業して

ウォーハンマー大隊も再編成

そしてお仕事のドさ周り


22歳になり大学も卒業することになった。

あまり大学に行ってなかった気がするがね。

それでもちゃんと単位はとれて卒業である。

主席ではない。

が、卒業式で主席の人の次に式辞を読まされた。

いいんですかね?私で。

なんかきゃーきゃーと黄色い声に囲まれた。

握手をたくさん求められた。

まぁこれで参謀などの職に将来なれる可能性ができた。

なって後方で楽できたらいいなあ、でも無理だろうな。

卒業式後に中庭に呼ばれ決闘を申し込まれた。

卒業記念で、ってことで複数人に。

学生部が出てきて見物人の整理だとか審判だとかやってくれた。

そのあと告白までされた。何人か女性までいたのはわけがわからなかった。


卒業論文は大規規模作戦時における補給経路の確保の重要性とその方法について。

北のダンジョンやサキュバスのダンジョン、ベルゼブブのダンジョン、共和国との戦争のときの経験を盛り込んだ集大成だった。

これは参謀職を目指してます。って的なアピールを願いに込めた作品だったが、

いや、それなりにかなり評価されたが、

一番評価されたのは混合魔術についてあれこれまとめたレポートだった。

解せぬ。


で、

いままでワルキューレ中隊の中隊長だったが、ウォーハンマー大隊の大隊隊長になることになった。

前任の大隊長は他の旅団へ転属。

階級も上がったっぽい。

ウォーハンマー大隊も200人に増えた。

ワルキューレ中隊も70人に増えた。

ついでに待遇も上がった。

ワルキューレ中隊の中隊長はスイレン、副中隊長にカスミが就任。

あいかわらず私の傍に立つことになる。


新生ウォーハンマー大隊はさっそくこき使われることに。

王都の周りの農地、村を三か月かけて回って魔獣討伐したり盗賊退治をしたり

堤防の修理をしたりしてこい、と。

ドさ周りですかい。

仕事ならしょうがないっと。

まぁずっと出ずっぱりというわけでもない、王都の周りだから普通にすぐ帰れる。

でも数が多い。

効率的にまわろうと、地図を広げて巡回の順番と補給線の経路を練る。

雪が本格的に降るまでにはなんとかしたいな。


遠い村に魔獣と盗賊の出没の情報があるのでそちらを優先することにする。

他の騎士団、教会騎士団からも人手を借り、冒険者、肉体労働者も金を出して雇う。

そちらは王国から近い方から手をつけてもらい同時に補給線と連絡経路を構築してもらう。

私は最も遠い村へ行き、先ずは盗賊の情報を集めながら魔獣討伐を行う。


盗賊のボスの情報はある。かなりの有名人だ。

幸運王ラグナス。

ラッキーに恵まれるという特殊な能力を持っているという話だ。

どんな局地に陥っても必ず妙な幸運に恵まれて逃げ応せるんだと。

ヴェリシアみたいな能力かな。

やっかいそうだな。

まぁボスは捕まえられなくとも盗賊団自体を壊滅出来ればしばらく大丈夫になるだろうさ。

最近は街道近くで旅商人の旅団を襲うことが多いそうな。

てことで街道で旅商人っぽい装いをしてトコトコ歩いてる。


面白いことにこの幸運王ラグナス、ヴェリシアとも何度かやりあったことがあるんだと。

運命を転換する戦姫と幸運のスキルの持ち主。

面白そうな戦いだ。見てみたいな。

ラグナスが捕まってないところからするとラグナスのほうが勝ってるんだろうけど。


私とスイレンとカスミとウォーハンマー大隊の男数人で馬車を引いて商人の旗を揚げて歩いているが何も手応えがない。

まぁ初日でそうそう釣れるわけもないか。

っと、前方の方で火の手が上がってる。

私だけ先行して突っ走る。

20人ぐらいの集団が50人ぐらいの集団に襲われていた。

突っ込んで5人ほど切る。

襲ってきた方は動揺して動きが止まる。

襲ってきた方は典型的な盗賊の装いだ。

既に3人ほど女の子が捕まってる。

頭領っぽいのが馬に乗ったまま出てきた。

「なんだ商人みたいな格好してるがでっかい剣を持って、てめー騎士か冒険者だな。」

「お前がラグナスか?」

「おうそうだ、ってことは俺らの討伐がお目的か。フンちょっと遊んでやるかい」

馬から飛び跳ねて剣を抜いて飛びかかってきた。

けっこう良い身体能力してるなコイツ。

剣で数回撃ち合った。

うコイツ銅級ぐらいの剣技持ってるぞ強敵だ。

ラグナスとの間に火の壁を突然出現させて距離を取る。

火の犬を生成して襲わせる。

ラグナスはすごく驚いた顔をしたが難なく避けた。

なんだあの避け方は、意識して避けた感じじゃなかったぞ?

びっくりしてよろめいたら偶然避けれたみたいなかんじだったぞ?

鉄の針を飛ばす。

ラグナスは偶然ラグナスの足元に落ちていた盾を拾って防いだ。

あああなるほどな。これがヤツのラッキーか。


ラグナスは盾を拾ったことで偶然攻撃を防げた。

その後も何度か攻撃を当てようとしたが、ことごととく偶然の幸運に助けられて攻撃を避けられた。

なんだこりゃ。ラグナスは幸運に助けられているが、こちらも攻撃を当てようと必死に攻撃を繰り出している。


「てめー魔法剣士か!かなり高度な魔術使いやがる。

しかもめちゃくちゃ力強いな数回撃ち合っただけなのにもう手がしびれてきた。

身体強化魔術か?こら面倒そうだ。おいテメーら!」


一斉に盗賊たちは逃げ出した!

ラグナスも馬に飛び乗り逃げ出した。

ついでに煙幕弾を投げて魔術を使えるものがいたのかあっという間に霧が出て辺りが真っ白になった。

逃げられたか。

逃げの判断が早すぎるわ。

「早すぎんだよ判断が!こっちはまだ序章のつもりだったんだが!?」


女の子3人は連れ去られたようだ。

残った人が私の方に走り寄ってくる。

「隊長!」

そう実はこの一団も私の手のもので連れ去られた女の子もワルキューレ中隊の女の子だ。

しかもさっき女の子達には闇の精霊をつけておいた。


闇の精霊は女の子の影の中に忍ばせてある。

闇の精霊の視界を通じて盗賊の向かったところを探る。

どうやら川の堤防の一部に構築された、既に廃棄されていた施設が拠点のようだ。

女の子の影から他の男の影にと次々と影を移り内部を調べる。

他に捕まっている人は特にいないようだ。

なら派手に行きましょうか。

女の子達にはちょっと怖い思いさせるかもだけど!

っと追いついてきたカスミ、スイレンたちとともに盗賊のアジト近くまで接近する。

サァさぁちょっと派手にいきますよー


水蒸気爆発でまるまる吹き飛ばそうかとも思ったがそれはやりすぎだとスイレン、カスミに止められる。

まぁ、そうだな、奪われた金銭などもいっしょに吹き飛ばしたらダメだよな。

カスミとスイレンにそうじゃない!と怒られた。

ユリナちゃん、わかんなーい。

風の精霊で中の盗賊たちを外に吐き出して一か所にまとめて雷で麻痺させて土の精霊で固めてしまうことにした。


エアリアルを呼び出す。

風の龍を生成、アジトに向かって放つ。

風の龍はアジト内を暴れまわり盗賊たちはアジトの外、こちら側に排出されていく。

これで全部?風の龍でほうきで掃くようにして一か所にまとめる。

雷を落として気絶させる。

土の壁を作る。

壁は自ら歩いて盗賊たちを囲むようにして檻を作った。

盗賊たちはなにが起こったかわからないだろう。

ワルキューレの女の子は影の精霊の力で影の中に引き込んでいたので無事だ。

で、、、、ラグナスが居ない!

ラグナスだけアジトから出ていたのか?!


騎士団を呼び出して盗賊の護送をしてもらう。

奪われていた金銭なども回収。

盗賊にきくとラグナスは遅れてかえってくると言って数人の仲間とともにまだ帰ってきていなかったらしい。

なんてヤツだ。

まぁ盗賊団はほぼ壊滅だ。

当分は再起不能だろうさ。


で、盗賊のほうはこれでいいかと。 魔獣退治のほうへ移行する。


王都から遠い、南の地との境界あたりまで来た。

この辺りは冒険者なんかが活動してるので魔獣湧きポイント自体は少ない。

だが冒険者では対応出来ない強力で厄介な魔獣や数が多すぎて対応出来ない場所なんかは残ってる。

ようはめんどくさいところが残ってる。

オークの巣があるということで対応する。

オークはオスしかおらず人間等と交わり数を増やす。つまり女には危険なヤツだ。

私と男の騎士で対応することにした。

私も女の子扱いしてほしいんだが。。。

オークの集団がいるという森に入る。

手の成る森と呼ばれている。

蔦や枝の多い木が多い森だ。

オークは繁殖期になると村を襲う。

今は繁殖期の前だ。

オークの集落を発見。

武器や鎧を着ている。

道具を持ったり火を使って料理をしたりしている。

談笑してるものもいる。

一応文化とかあるんだな。

闇の精霊を使って数等を調べる。

よし一気に片付けよう。

火の猛牛を生成。8体だ。

オークの集落に突入させる。

オークが次々と丸焼けになっていく。

圧倒的だった。

森はウンディーネとエアリアルを使って火が回らないようにする。

オークは骨も残さず焼き尽くした。

うんしばらくは豚料理はやめておこう。


スイレンとカスミも暴れたいってことで、

次はリザードマンの巣を襲撃。

今度は鬼包丁を振り回し

スイレンとカスミはハルバートを振り回して大暴れした。

ふうスッキリした。

やっぱり物理がやりごたえあるわー


別働隊から、教導騎士団からの救援要請が来たと連絡があった。

教導騎士団は教会騎士団の中から実力者だけを選抜したエリート騎士団だ。

私達とは全く別任務で動いていたハズ。

場所を聞きウォーハンマー大隊数騎で駆けつける。

巨大なサイクロプスだった。

サイクロプスはせいぜい10mぐらいだがアレは20mはある。特殊個体か。

しかも胸があってスカート履いて三つ編みまでしてるな。メスか!いや女王というべきか?

てかサイクロプスのイメージが!

あと普通のサイクロプスが3体いる。

教導騎士団は頑張ってはいるがずだボロだ。

色のついた煙の合図を打ち上げる。

紫3本赤2本だ。

紫3本はウォーハンマー大隊を示し赤2本は。。。私!戦姫ユリナだ!

合図を見た教導騎士団は歓喜の声を上げる。

ラッパを鳴らしてこっちに答える。

さーてサイクロプスにはどう対処しようか。


しかしでかい。だが共和国との戦争で出た巨大ロボットは50mはあった。

アレよりはまだ小さい。

なにより超大型魔獣は私の専門分野だ!

魔術部隊と弓部隊に3体の通常サイクロプスに攻撃して特殊個体との引き離しを指示。

治療部隊に教導騎士団の治療を指示。

持ち直した教導騎士団も援護に回る。

特殊個体の足元に泥沼を展開。ひざ下まで沼にはまる。

あれだけでかいと火の玉や水弾をすこしぐらい当てても効果は期待できない。

土槍!巨大なとがった土の槍を出現させて巨大サイクロプスを囲む。

土ミサイル!土ででかいとがったドリルを生成、硬く硬くする。高速回転させて射出。

腕をクロスに組んでブロックされたが腕にささり血しぶきを上げさせた。

サイクロプスの弱点と言えばやっぱり目かな。

宙に飛んで顔に迫る。

ハエをおいはらうように手をぶんぶんさせて防御されるが

火の鳥を生成してぶつけて意識をそらす。

巨大なこん棒がブン!と迫る。

避ける。

そのときできたすきに頭に着地。

雷撃!

サイクロプスがピクっと震えて動きが停まる。

前かがみに倒れかけるが踏みとどまる。

重力制御でサイクロプスの体を地面とするように調節。

顔の上を垂直に走りながら目に迫る。

光の精霊で強烈なフラッシュをたく。

目をぱちぱちする。

瞬きの隙を狙って目に鬼包丁を突き立てる。

手が目を抑えにきたので逃げる。

そのまま頬を殴る。

そして首元に走り抜け頸動脈にあたる部分を土折れで切り裂く。

はでに血しぶきが上がる。

再び宙に飛び腹にボディブロー。

巨大サイクロプスは前かがみに血反吐を吐きながら倒れる。

再び首元に着地して鬼包丁を首に突き立てそのまま首の周りを一周する。

傷口に炎をまとわせる。

イフリートの炎にさらに熱を上乗せ。

やがて首が落ちた。

巨大サイクロプスは討伐!


後は通常サイクロプス3体だ。

一番前に出ている個体に接近する。

女王?がやられたせいかだいぶ混乱しているようだ。

棍棒で殴りかかってきたがそれを受け止める。

派手にノックバックしたが全然平気だ。

びっくりしてるな。

棍棒にパンチを入れて粉々に砕いた。

騎士団のほうからも驚きの声が上がる。

宙に飛んで頬を殴る。

サイクロプスの歯が折れてぶっ倒れる。

うつ伏せに倒れ込んだところを首の後ろを鬼包丁で突き刺す。

ウガーーと悲鳴を上げる。

騎士団の連中が近寄ってきて槍やらでブスブス突き刺してトドメを刺した。

もう2匹!

2体目に近寄り過ぎた騎士が踏まれかけている。

足の下に潜り込み降りてきた足を受け止めて騎士を助ける。

早く逃げろと指示を出し力いっぱい足を押し上げる。

サイクロプスはひっくり返えった。

回り込んでアキレス腱のあたりを鬼包丁で切りつける。

宙に浮かんでそのままみぞおちにパンチ。

サイクロプスは口から血しぶきを上げた。

心臓のあたりに鬼包丁を突き刺して火の槍を生成して体内に打ち込む。

2体目は絶命した。

後一体!


2体目が持っていた棍棒を持ち上げ3体目にぶん投げる。

もうほとんど私、怪獣だな。

エアリアルの風でカマイタチを起こして切り刻む。

最後に特大の雷を落として真っ黒焦げにした。

よしこれでサイクロプスは全滅。

騎士団の雄叫びが響く。

騎士団が次々と礼を述べて握手を求めに来る。

負傷者の治療を指示。

キャンプの設置を指示して休憩に入る。

ああけっこう暴れた。

スッキリした。

やっぱり物理で殴るのは定期的にやらんとな。

魔法と比べて充実感が違う。

サイクロプスの解体が始まっていた。

人型の解体は気分が悪くなるので見ないようにする。

女王型からでっかい魔石が出たらしい。

ちなみにもちろんサイクロプスの肉は流石に食べない。

その代わり角やら肝臓やらが取り出され魔術儀式に使われる。

教導騎士団の連中が代わる代わる飯やら茶を持ってお礼に来ている。

そろそろ休ませておくれって。


サイクロプス。

世界創造の神話では大地の創造に貢献したとされる古い歴史を持つ種族だが現在はただの魔獣扱いだ。

原始的だが服を作って武器を持っているのだから多少の文化は持っているのだろう。人族と交流が出来れば今とは扱いが違ったのかもしれない。

ちなみに巨人族というのもいてこっちは普通に亜人として扱われ人族と交流がある。見たことはないけどね。


普通、救援とは言え

他の騎士団の討伐していたものを後から来たものが倒すと横取りだの縄張りだのプライドだのめんどくさい話が出てくるんだが、

女王サイクロプスからでた巨大魔石は教導騎士団に譲ることと、討伐祝の宴席でミニスカートで歌って踊ったらうやむやになった。

フッ、チョロいな。


中継点の村で休んでると

第二中隊の隊長が飛び込んできた。

「ユリナ大隊長!教導騎士団全員の前で脱いだった本当ですか!!」

ぶーーーーー!

タンポポコーヒーを吹いた。

誰がそんな噂を広めた!

脱いでないわい!

ミニスカートで歌って踊っただけじゃーーー!

隊長はほっと胸をなで下ろした。

「そうですよねーそんな話が聞こえてきたんですびっくりしましたよーアハハハ!」

こっちがびっくりしたわ!

で、教導騎士団だけずるい。

自分達も大隊長のミニスカート、じゃない

歌と踊りが見たいです。

っとしつこく言われて

そのうち、近うちになっと約束させられた。

うーんう~~ん



引き続き魔獣退治と農地の開拓のお仕事


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ